京都、着だおれ…
大阪、食いだおれ…
大阪、食いだおれ…
そう言われておりますな。
京都の人は破産するほど着物にお金をかけるンだそうです。
おされぇ~!
おされぇ~!
大阪、くいだおれは飲食にゼ~タクをして財産をつぶしてしまう大阪人というわけですな。
ホンマかいな…
ほな、関西で他のトコはなんやろ?
奈良は、寝倒れ、とか、建て倒れ…とも言われてるらしい。
寝倒れとは、県民性がノンビリしているというタトエのようで、『建て倒れ』とは、建物などにお金を掛ける県民性を言うらしい。
神戸は『はきだおれ』と言うらしいけど、江戸の『はきだおれ』もよく言うよね。
ほほぉ~、ほな、他の関西は?
滋賀、びわこだおれ… 琵琶湖が倒れたら洪水になるがな。
和歌山、ミカンだおれ… ミカンだけに、このギャグは… ミかんセイ!?
うそですよ、ウソ…
この2県には、そういう○○だおれ…という言われ方はないみたいですな。
ちゅうことは、滋賀と和歌山は『倒れる』ほど強烈なものは無いの…
仲間はずれみたいでカワイソウ!?
仲間はずれみたいでカワイソウ!?
そんなこんなの関西。
で、今回はこの中から『大阪、くいだおれ』にちなむ話しをさせて頂きましょう。
食った、呑んだというたわいもない話しでございますねぇ。
食った、呑んだというたわいもない話しでございますねぇ。
… … … ■ ■ ■ … … … □ □ □ … … …
今日も今日とて、酒を求めて幾千里…
酒飲みSAMは行く行く、今日も行く。
酒飲みSAMは行く行く、今日も行く。
かの吉田類になりたいと念ずるSAMは今宵も酒を求めて彷徨う子羊なのでございますな、ってそんなに可愛いかいぃぃ!? ナンチテ
ということで、『くいだおれ』と言うより『呑みだおれ』でやって来ましたのは、大阪B級グルメの聖地『天満』です。
大阪下町、ビニシーのお店などが並ぶ酒飲み天国…
B級グルメが集まるスポット、
小市民の憩いの場…
B級グルメが集まるスポット、
小市民の憩いの場…
今日はドコを攻めようか…なぁんて考えながら『天満』をウロチョロ。
そうだ、ココのお店には入ったことがなかったな、入ってみるか…

名前の通り、寿司もある大衆居酒屋さんです。

ほら、大衆的な証拠は…
お値段、この通り!
安い、安いがな!
こんな値段で楽しめるのンが、ここ『天満界隈』の良いとこですなぁ。
ホンマに『アナバ』やね。
では、ごにゅうてぇ~ん!

壁には店のメニューなんかが張り散らかしているのはご愛敬。
イッパイメニューありまっせ。
安いでっせ…とアピールしてます。
安いでっせ…とアピールしてます。
実は、ここに来る前にビールなんぞを既に呑んでおりますので、ムッチャ食べられるわけでもなく、軽い肴で一杯やりましょかと…


もろキューに生だこ…
こういうのを肴に呑むというのはまさしく『オヤジ族』ですな。
なんか、中年オヤジの哀愁が漂う『酒の肴』ですなぁ。
おされぇ~なフレンチなんぞではなく、こういう如何にも…、そう、イカにもタコにも『大衆酒場』と言う雰囲気が中年オヤジに『安堵感』を与えてくれるんですな。
でも、いつもこんなんばっかりとちゃいます。
たまにはバシッと決めておフランス料理やイタリア~ンなんかをレストランで楽しむことも多おうございます。
たまにはバシッと決めておフランス料理やイタリア~ンなんかをレストランで楽しむことも多おうございます。
でも、
しかし、
but…
しかし、
but…
郷に入っては郷ひろみ…
そう、郷に入っては郷に従うのが柔軟なワタクシなのでございます…なぁんてね!?
そう、郷に入っては郷に従うのが柔軟なワタクシなのでございます…なぁんてね!?
だから、天満ではこういうのがすごく良いんですな。
あぁ、中年オヤジの夜は更ける…
チョットの肴で杯を重ねてグダグダ言うのも楽しい時間ですな。
おっと、ココは『すし居酒』と看板が上がっておりますぞ!ワタシの好きなお寿司じゃございませんか、そろそろお寿司でもつまもうかな。
お~だ~、お寿司ぃ!
少し時間が遅かったので、好みのネタがなかった…
あぁ、残念無念!
海老はワタシャ、絶対注文しないネタなのですが、同行の氏がお好みのようでオーダー。
やっぱりね…
お酒と寿司って良く合うよね。
お酒と寿司って良く合うよね。
あぁ、最高…
調子が出てきたどぉ!
もう一軒行こ!
行こ、行こ、行こ!!!
…と調子こいてやってきましたのが…

ワインバー『BANCO』
いや、ワインバーというのは違うかもしれないな…
ま、どうでもよろし…
こんな感じのチョット洒落たワインどころ
オヤジの街、天満にもいくつかはおされぇ~なワインバーなどがございます。
すし居酒『穴場』から、今度はコロッと雰囲気を変えて、こういう所はどうでっしゃろ?
ではオヤジ二人は、今度は中年ヨレヨレ酔っ払いから襟を正して颯爽と少しおされっぽくお店の中に…!?ワイングラスが上からぶら下がるちょっと洒落た空間、ここのオネ~サンがすごく感じが良いんですよ。
エエな、こういう人…
いえいえ、そういう女性が目的ではございません。あったりマエダのクラッカー…
ゆっくり呑むのが目的でございます。
ここは…やっぱりワインでしょ。
おねぇさ~ん、ワインを…
およよ…

ワイングラスの向こうにはオネ~サマが偶然にも写ってるじゃないですか。
なかなかオモロイ写真やな… なんて自分で言うなって!?
よく冷えた白、そしてチョット渋めの赤…
両方頼んでドナイやっちゅうねん!?
で、ココはこの前の『大衆酒場』とは違って、チョットおされぇ~な肴を注文しましょ。
TPOですがな、
郷に入っては郷ひろみ、イエィ~ですがな!
郷に入っては郷ひろみ、イエィ~ですがな!
で、やっぱりココは野菜不足も補おうと…

『野菜スティック』…
どやねん…
さっきの、もろきゅーとか生ダコとはエラい違いやな。
カッコよろし…
ほんで、やっぱりワインと言えば…

やっぱり『生ハム』ですな。
これを少しいただきつつワイングラスを傾けるというのも実に趣があってよろしい。
それにしても生ハムの色、キレイですな。
それにしても生ハムの色、キレイですな。
オッサン同士に似合わんって!?
ほ、ほ、ほっといておくれやすっ!
で、面白いアテを発見…
それは『GYOZA』。
ローマ字で書くとカッコよろしがな、でも漢字で書くと『餃子』…
あぁ、カッコ悪ぅ~。
あぁ、カッコ悪ぅ~。
でも、
しかし、
but…
しかし、
but…
今、おフランスのパリでは日本発の『焼き餃子』が大人気で、行列まで出来るほどだそうな。
餃子の国『中国』でも日本式焼き餃子の人気も高いのだとか。
餃子の国『中国』でも日本式焼き餃子の人気も高いのだとか。
ちなみに、中国ではほとんど水餃子か蒸し餃子なので、日本のような『焼き餃子』は元々はないと言うことです。
そんなこんなで、こんなおされぇ~なワインバーでも『GYOZA』をメニューに乗せてるんだって。
へぇ~、
そうかぁ…
そうかぁ…
乗せられやすいワタシでございます、こういうのを聞かされりゃすぐにオーダー!

ほほぉ~、これがワインバーの餃子。
たれは三種類用意してくれてます。野菜タップリ、パリッとした食感とヘルシーさが売り物の餃子。
フランスだけに… パリっとしていて美味しかった!?
ワイングラスを重ね、四方山話に興じていればもう深夜、
そう、深夜の、みっどないと…
このまま酔ったら、みっどもないと!?
そう、深夜の、みっどないと…
このまま酔ったら、みっどもないと!?
そろそろ家路へ…

最終電車で来た大阪駅には人っ子一人いないのでございます…
あぁ、酔っ払いの深夜徘徊…
これにて全一巻の終わりでございます。
ショウモナイ話にお付き合いありがとうございました…
ショウモナイ話にお付き合いありがとうございました…
ではでは…