給食の思い出…  紅顔の美少年だった頃!? | The Sam's Room

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何とかの日… って色々あるんだね。

で、何とか週間ってヤツも色々…

交通安全週間、
読書週間、
防災週間、

色々あるよね。

で、今は…
『全国学校給食週間』なんだって。

へぇ~!
1月24日から1月30日までだとか。


給食かぁ…

色々思い出があるな。


かの昔、ワタシが紅顔の美少年だった頃…(えっ? 信じられんって…!? よろしいがなっ! 言葉のアヤや…)

そうなんです、小学生の頃の給食の思いでは『苦しい』しかないなぁ。


今だったら山から獲物を求めて下りてくる腹ペコ熊のごとく、なぁんてもかぁんでも手当たり次第にアホほど食べるような、ハイエナ+ブタ に成り下がったワタシですが、昔は違ったのです。
めっちゃ痩せていて、食がめっちゃ細かったんです。

あんびりぃ~ばぼぉ~ でしょ!


でも、
しかし、
but…

細かったんです。
だから、給食なんて完食できなかった。

いえねぇ… 好き嫌いがあったんじゃないんです。

量が食べられヘン…

無理なんです、あれだけの分量の給食を平らげることは!
か細く線の細い少年にとってあの普通に出てくる給食の量すら多すぎたのです。


でも、
しかし、
but…

当時の先生は鬼のような顔をして…
食べられるはずやっ! 子供は腹減るはずやっ! 食べ盛りやから絶対に食べられるっ!

アホか…
ちゃうわぁ…
食べられヘンのやっちゅうねん…
おまえと一緒にすんなよぉ~…
みんな違うねんでぇ…

そぉなんです、先生は『 子供はこれくらいの量は食べられるはず 』という思い込みでものを言う。
食べない=好き嫌い というアメーバー的単純発想でモノを言う。

何を言う、はやみゆう ダルビッシュゆう…

食われヘンモンは食われヘン!!!


カレーの時間なんか、おかわりしに行くヤツを見て『けっ、アホちゃう… 胃袋の底、抜けてるやろっ!!!』と、冷たい視線を送ったモノです。

故に…

食べられヘンから教室に居残り…
ゲホゲホ言いながら毎日毎日悪戦苦闘…

故に…
給食の時間が大嫌い… でした。


ホンマ… 今やったら、あんびり~ばぼぉ~の世界ですが、当時はそうだった。


唯一、持って帰ってもよかったのは『パン』でした。

だから…
センセ~の目を盗んでは、パンをほじくって中身だけを圧縮して、コッペパンを空洞化するのです。
そして、その空洞になったところに『おかず』を無理矢理押し込む…
そして何食わぬ顔で…
『センセ~、食べましたぁ~。出て行っていいっすかぁ!?』と…


でも、一つだけヤバイことが…

おかずが汁物だったときは悲惨でした。
パンの中から汁がタラタラ…

ははは…
速攻で隠さないと汁がタラタラ…
机、床に汁がタラタラ…
ランドセルの中も汁がタラタラ…

悲惨でした。



そんなこんなの学校給食…


思い出せば、あの脱脂粉乳もいまいち、いまに、いまさん…だったね。

アルミのでっかいバケツに入ってきて、給食当番がひしゃくですくってアルミのカンに入れるんだったよね。

まずいんだ…
飲みにくいんだ…

飲みやすくするためにココア粉みたいなモノをちょっと入れてるので、真っ白じゃなくてちょっとうっすら茶色っぽい。時間をおくと、下に茶色いモノが沈殿するんだ…

若い人は知らないだろうけど、これはアメリカから無理矢理押しつけられた脱脂粉乳でした。
とにかくまずかった。


メニューは鯨の竜田揚げとかは鮮明に覚えているな。堅かったけど結構美味しかった。



学校給食…
文部科学省によると…
■全国学校給食週間

文部省(現在の文部科学省)が1950年に制定。

学校給食の始りは、1889年、山形県鶴岡町(現在の鶴岡市)の私立忠愛小学校で、貧困児童を対象に無料で昼食を出したものだった。メニューはおにぎりと漬物に焼き魚だけだった。

1946年12月11日に文部・厚生・農林の3省の次官通達「学校給食実施の奨励について」で戦後の学校給食の方針が決定され、12月24日に東京・神奈川・千葉の学校で試験給食を実施、翌1947年1月20日から全国の約300万人の児童に対して学校給食が開始された。12月24日では冬休みに入ってしまうため、1箇月遅らせた1月24日からを全国学校給食週間とした。
    


昔は『欠食児童』のために始まった制度だったんだね。
戦後もそうだった。
給食で命をつないできた子供も多かったんですよね。


今は、給食は実にバリエーションが豊富になったし、地産地消で地場モノが出たり、ブッフェ形式などもある。

ホントに時代は変わったね。

今、給食を食べるとすごく美味しいのに驚きます。
昔の悪い思い出しかないから余計そう感じるのかもしれませんけど…


早寝早起き朝ご飯…
文部科学省が言うてるな。

食育…
これも言うてはる。


食というのはとにかく大切なモノです。
命をつなぐだけではなくて、生活を豊かに、そして華やかにするのも『食』ですよね。

健康でいるため、そして楽しく過ごすためにも『食』は大切。

これからもずっと健康で食を楽しみたいモノです…ね!


みんなぁ~、美味しいものを一緒に食べに行こうよぉ~~~!!!

お誘いくださいませ!
行きまっせ、地の果てまでも…

ははは…