南九州の旅…
このお話し、まだ続きます。スンマセンナァ…
もうちょっとだけお付き合いを!
で、
最終日はどこへ?
このお話し、まだ続きます。スンマセンナァ…
もうちょっとだけお付き合いを!
で、
最終日はどこへ?
どこへ行くかシラン!?
どこへ行くかチラン…
どこへ行くかチラン…
知らん、しらん、ちらん、チラン、知覧…
ヤヤコシイガナ…
オモロナイガナ…
ヤヤコシイガナ…
オモロナイガナ…
そんなこんなのショウモナイダジャレから始まる南九州の旅シリーズ。
そうです、今回は『薩摩の小京都』と称される『知覧』に行こうと思っておりますよ。
そうです、今回は『薩摩の小京都』と称される『知覧』に行こうと思っておりますよ。
では、宿泊先の指宿温泉からバスでいざイカン!

普通の、ゴクゴク普通の路線バス…
人があまり乗っていません。
オモロイのが、このバスの名前。なぁんと『 乗ったり降りたりバス 』って言うんだって。
なんでやぁ?
バスって、いや…、
乗り物って『乗ったり降りたり』するもんじゃないのぉ???
あ~ったりまえダのクラッカー…
それをワザワザ、 乗ったり降りたりバス っていう名前にすなんて…
勇気ある行動ですな!?
車内アナウンスも『乗ったり降りたりバスをご利用頂きましてありがとうございます…』
なんか…
面白い…
まっ、とにかくおもしろい名前を付けましたなぁ… ヘンニカンシンシマッセ…
で、指宿から海のソバ、山の中を通ってバスは行く行く、バスは行く…
1時間20分ほどかかってバスは『知覧』に到着しました。
1時間20分ほどかかってバスは『知覧』に到着しました。
で、
あっっっっ!!!!
…と気がつきゃ、もうお昼やんか。
あっっっっ!!!!
…と気がつきゃ、もうお昼やんか。
腹が減っては戦が出来ん…ちゅうことでね、知覧観光は後にしてヤッパリ一番先はランチに
Go、Go、Go…、Let's ら go !!!
Go、Go、Go…、Let's ら go !!!
せっかく知覧に来たのですから知覧らしいお料理を食べたいなぁ。
と言うことで、知覧・武家屋敷で頂けるお店に致しました。
と言うことで、知覧・武家屋敷で頂けるお店に致しました。
それがココですな。

二ツ家(知覧型茅葺)と呼ばれる知覧独特の建築様式なのだそうです。

二ツ家(知覧型茅葺)と呼ばれる知覧独特の建築様式なのだそうです。
この茅葺きのお屋敷でも予約すれば食事を出来るそうです。団体さんでの場合らしいですが。
ワタシ達が食事したのは、この建物の奥にある食事処です。


店主の育った屋敷をお店にしちゃったそうです。
では、中へ…

お庭を眺めながらのお食事ってイイですね。
オーダーは…
ヤッパリ郷土料理でしょう!
ヤッパリ郷土料理でしょう!
その前に…
ヤッパリ儀式ですな。
ヤッパリ儀式ですな。
儀式…
儀式とは飯には付きものの要不可欠な『儀式』でございますよ。

ははは…
これがワタシのメシを食う前の儀式ですな。
これがワタシのメシを食う前の儀式ですな。
アリガタヤ、アリガタヤ… と唱えながら頂きましょう。
アリガタヤ、アリガタヤ、もっと呑めたら、もっと… アリガタヤ、アリガタヤ…!?
呑まない同行Mの冷たい視線を無視!?
で、
儀式を行いながらメニューを見ては悩みます。
儀式を行いながらメニューを見ては悩みます。
郷土料理ばかりではありますが、色々あるなぁ。
で、同行Mは『五月膳』、これは5月いっぱいだそうです。アタリマエカァ…

これが『五月膳』
ワタシも悩んだ結果、『酒ずし定食』、
それでは…
あれっ?
しゃ、しゃしんが…
全体の写真が… ないっっ!
スンマセン、撮ったはずなのに何故か写真がない…
しゃ、しゃしんが…
全体の写真が… ないっっ!
スンマセン、撮ったはずなのに何故か写真がない…
まっ、基本的には『酒ずし』が『五目飯』に変わっているくらいなので全体イメージは同じようなモノ…
ま、とにかくナニを慌てたのかヘマしたのか全体写真がないのでした。シッパイッシッパイ。
なので、部分部分でご紹介。
なので、部分部分でご紹介。

田舎煮しめ… だそうです。
お芋、コンニャク、ニンジン、タケノコなどを煮たものですね。
素朴でいいなぁ、こういうの。
これだけで日本酒グイグイ呑めそうです!

季節の酢の物…
海草類の酢の物、まぁ、普通かな。

くさ木菜と豆腐のいり煮…
くさ木とは木の芽で、知覧では健康食品として珍重されているそうです。
素朴ですねぇ。
イイですねぇ。
素朴ですねぇ。
イイですねぇ。

季節物の小鉢…
白和えですね。
これも素朴な田舎のお味って感じで好感持てます。
こんなモンを食べてれば健康にエエんやけどなぁ。
これも素朴な田舎のお味って感じで好感持てます。
こんなモンを食べてれば健康にエエんやけどなぁ。
なかなかそうもいきませんなぁ…
ソヤカラフトルンチャッチュウネン!?
ソヤカラフトルンチャッチュウネン!?

お吸い物…
どうですか、郷土料理の数々…
んっっ?
何か抜かっていないかぁ~って…
何か抜かっていないかぁ~って…
そうそう、そのとおり。気がついた人、エライッッ!!
そうなんです、御飯が抜かってるじゃないですか。
これがメインイベントぉ~ですぞ。
これがメインイベントぉ~ですぞ。

どやっっ!
これやっ!
これやっ!
んっ?
何か見たことありそう… と仰る貴兄へ。
アナタはワタシのブログをよく見てよく記憶されているスバラスィ~お方ですなぁ。
何か見たことありそう… と仰る貴兄へ。
アナタはワタシのブログをよく見てよく記憶されているスバラスィ~お方ですなぁ。
『酒ずし』ですね。
コレや、名物はこれ!

フッと日本酒の甘い香りが漂います。
ちょっとネットリしているのはご飯とお酒が1対1の割合で入っているため。だから運転する人は食べられないんです。
その1対1にしたご飯を一晩ねかした押し寿司ですね。
ちょっとネットリしているのはご飯とお酒が1対1の割合で入っているため。だから運転する人は食べられないんです。
その1対1にしたご飯を一晩ねかした押し寿司ですね。
もう、これホントに美味しい。
酒の弱い人はくらっと来るかもしれないけれど、ワタシのような呑兵衛にはタマリマセブン…
で、デザートは…

『あく巻』というものだそうです。
もち米を灰のあく汁に一晩漬けて竹の皮で包み長時間煮たモノで、端午の節句に作る郷土食だそうですよ。
もち米を灰のあく汁に一晩漬けて竹の皮で包み長時間煮たモノで、端午の節句に作る郷土食だそうですよ。
プリプリしています。
手間暇のかかった逸品、美味しく頂きました。
手間暇のかかった逸品、美味しく頂きました。
で、仕上げは…

『知覧茶』です。
香り高い知覧茶で〆!
武家屋敷で頂く郷土料理、なかなか美味しゅう御座いました。
……… ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ………
さて、ついでなので『薩摩の小京都・知覧』の散策におつき合いくださいますか?
それでは、ご一緒に『知覧武家屋敷』を訪ねましょう。

スンマセン… その前に知覧についてちょっとウンチクをタレさせて頂けますヤロか…
■薩摩の小京都『知覧』 薩摩藩は『外城』と呼ばれる113の武家集落を作り分散して統治に当たらせておりました。 そのヒトツが『知覧』です。 山の中に忽然と現れる武家屋敷郡は薩摩藩の典型的な守りのカナメ、外城です。昭和56年には『国指定重要伝統的建造物群保存地区(ヤヤコシイ…)』に指定されています。 武家屋敷の庭園の一部が公開され母ケ岳を借景とした薩摩の武家文化が260年余の歳月を経て今なお歴史の息吹を感じさせてくれるステキな場所なのです。
では、お散歩…


佐多直忠庭園…
ひときわ目をひく庭石は『屏風岩(びょうぶいわ)』と呼ばれ、防衛を兼ねた造り。

こんな立派な門の武家屋敷…
でも…
注意してくださいな!

全てが公開ではありません。普通に生活しておられるお宅も多いのです。
決して生活の邪魔をしないように。
マナーは守って欲しいモノです。


佐多民子庭園…
奇岩を積み上げ深山幽谷をうつしだしているそうな。

で、なんでお金がイッパイ…

佐多美舟庭園…
寛延4年(1751)作と言われ、知覧の武家庭園の中では最も豪華で広い庭園と言われているそうな。

これが知覧型二ツ家と言われるそうで、ウンヌンカンヌン…
えぇ~い、説明めんどうや!
次の写真をご覧あれ… テヌキデンガナ!?

まっ、こんな事でございます…
で、この後行った幾つかの武家庭園はパスして…

森重堅庭園…
ここは重臣として仕えた家柄で、知覧としては唯一の池泉式庭園。
立派ですな。
さて、庭園散歩はいかがだったでしょうか。
武家屋敷とサヨナラしてこれから向かうのは…
太平洋戦争末期、沖縄の空に散っていった青年達の死への旅立ちの場所…
太平洋戦争末期、沖縄の空に散っていった青年達の死への旅立ちの場所…
今の平和に感謝しながら訪れたいと思います…
では、次回…