『銀杏』で一献… 和歌山市で飲んじゃったの巻 | The Sam's Room

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さてと…
今宵はどこで一献…!?

本日は某アーキテクター氏と某大の某センセー氏と共に『…とある未来』に向けてのチョットしたお話し合い…。
と言っても、一献傾けながらということでございますから、そぉんなに内容は、ナイヨウ…、たいした話しではございませんけど。

でもね…、お酒を飲みながらタダ単にショウモナイ話しだけをするンではございません。
新たな発想やら人間関係やら、そして日本の将来、子ども達の未来(チョット大きく出ました!?)などというのは往々にしてこういうトコロで智恵がでるモノでございます。

政治家さんだって料亭などでチョロッとお話しをしてそこで国の方向性が決まったりするんですから『一献傾ける』というのには大きな意味があるのでございますなぁ。政治家さん達は、ソコに至るまでには大きな駆け引きやらナントカやらが裏でうごめいているのでございますが…。

てなてなコトで、プロパー面をした(つもりの…)、その実、ズッコケ3人組のようなワタシ達が集まったのは…

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関西の某地方都市のお店『銀杏』でございます。
某…って、隠す必要はございませぬ。やって来たのは、和歌山市の和歌山駅前でございました。
何で和歌山???
実はこの日、この場所は、3人が集まるのにちょうど都合が良かったんですね。会議やら出張やら何やかんやと皆様のご都合をピッタンコカンカンで合ったのがここなのでした。

さて、お店の看板には『郷土料理』って書いてるのでどんなモンが食べられるのでしょうか。
ウキウキドキドキの腹ぺこズッコケ3人組の期待は否が応でも高まるのでございました。

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まぁ、先ずはビールで乾杯することにしましょう。
でも、某大学の先生…『ワタシャ、焼酎…』って!?
せっかく和歌山に来たのにその注文した焼酎はどこにでもある銘柄じゃないっすかぁ!?

まぁ、エエケド…
勝手に飲んでくださいませ。

で、この後トンでもない事実が判明!
このお方、某大女傑センセー様曰く…『ワタシィ~、ひれのあるモノは全然駄目なのぉ~!』

んっ???
ひれのあるモノって?
んっ???
それって、オ・サ・カ・ナがダメってことぉ~???

アホちゃぁう…
黒潮洗う和歌山と言えば『新鮮な魚』が魅力の場所じゃないですかぁ!?

なのに、あぁ~たぁ~、魚がアカンって…

驚愕です。
ビックリです。
あっと驚く為五郎です。

なんやそれ…

『あっ、でも気にしないで! お魚は見るのもイヤだけど注文してイイのよぉ』
と仰る某大女傑センセー様でございました。

で、アカンやろ! そんなん言われたらムッチャ気になるやろぉ!
見るのもいややって言われたら…、お魚系は注文できヒンやろぉ~。

てなてな『驚愕の事実』を突きつけられたワタシ達。
せっかく黒潮洗うピチピチ新鮮海の幸を諦めざるを得ない羽目になったのでございます…。
新鮮な魚を期待しておったのではありますが、そこは…、ほれ…、ワタシは懐が深うございますがな。『まぁ、今日はエエかぁ~』ってな男気(!?)なのでございます。

でも、しかし、but…、某アーキテクター氏は、
『なんだかなぁ…。和歌山まで来たのになぁ…。新鮮なお造りがないのぉ…。ブツブツ…。』

某大学の某センセーに気を使って鮮魚のオーダーを諦めたアーキテクター氏でしたが、よほど魚の新鮮な『お造り』が食べたかったみたいでございます。あきらめが悪い…。

さて、そんなこんなではありますが、早速このお店『銀杏』でお料理を頂くことにしましょう。
…って、あれ??? 本来のお話しは…? まぁ、エエかぁ…!?

先ずは… お造りはダメなので…
和歌山名物と言えばコレでしょう!

イメージ 3 お店の若くてキレーなオネーサンが運んできてくれたのがコレでございます。コレですよ、和歌山ですもん、日本の食文化ですモン! わかりにくいですか、では、アップっぷで!

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『鯨のタタキ』でございます
これは『ミンク鯨』でしょうなぁ。表面を炙ることによってお味がグッと引き立ちます。

ああ、日本の食文化…
ああ、怒らないでね欧米諸国の皆様…

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これ、わかりますかぁ~?
わかんないだろうなぁ~。
『さらし鯨』、和歌山の南の地方では『オバケ鯨』とも呼ばれているそうですよぉ。
尾びれをスライスして茹でて、さらすのです。何とも言えぬ食感…。
コリコリして酢味噌によく合います。

あ、あ、アカン…
ビールなんぞはクソ食らえでございます。
おやっ!? ワタシとしたことが…、スンマセンいつも上品なのに、ツイツイ。
アーキテクター氏の影響(うそ)で、ツイツイ下品な言葉を使っちゃった…。

で、やっぱりコレでございますぞ!

イメージ 6  お酒です。一本でもニホン酒…。で、銘柄はと言うと、これまた紀州の地酒『黒牛(くろうし)』なのです。簡単に手に入ります。『くろうし』なくても(苦労しなくても)手に入りますぞ! しかも値段も意外と安いのです。まったりとしたやや甘口。呑みやすくて舌触りもよくのどごしスッキリ。ええなぁ~、やっぱり『日本酒、最高!』

おお、日本酒…
おお、となれば、やっぱりサ・カ・ナ…

えぇ~いぃ~、頼んじゃエェ~!
えぇ~いぃ~、某女史センセーはムシィ~!!!

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ははは…、ははは…の、ハモ。
湯引きで辛し味噌…。最高!

えぇ~い! これまた、ついでじゃぁぁぁぁ! もうイッチョ、魚!
えぇ~い! これまた、お酒もお代わりじゃぁぁぁ!!

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『太刀魚』ですぞ! まるで『太刀=刀』のように見えるお魚ちゃん。
ちなみに、この和歌山市から少し南に行った『辰が浜漁港』というのが太刀魚の水揚げが日本一だとか!
さっすがぁ~、お魚王国ですなぁ。

えっ!? 
某女傑センセー、やっぱり魚は見るだけでもヤダぁ~って!?
あらまぁ…、某大先生…ホンマにお嬢様のワガママだこと…!?
じゃぁ~!

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どや、コレで!
特製の『つくね』だよぉ。
これってねぇ、軟骨が入ってるのね。チョットコリコリして良いでしょ!
で、すごいのがコノ、こだわりの卵、黄身ですよ。
キミがステキ…、アナタもステキ…、キミこそ全て…  
意味、違いまっせ!? アナタのコトじゃございませぬぞ!?  
とにかく濃厚なキミ(黄身)に付けて召し上がれ!

えっ、やっぱりこんなトリが良いって! じゃぁ、トリあえず、トリ…。鶏にしましょ~かぁ。

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これはねぇ、『梅鶏の竜田揚げ』。
梅鶏とは、紀州名産の『紀州梅鶏』。エサの中に梅のエキスを入れて育てたモノなんですってよぉ。梅のウメェ~エキスがタップリ入って脂肪分も少なく歯ごたえ最高。
ねっ、たまらんでしょ!
えっ?
もっと違う紀州梅鶏はないのかって??? よく言うのう! オヌシもやるのう、遠慮無しヤンか!?

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では…、
紀州梅鶏本来のお味をシンプルに楽しんでいただきましょ!
塩焼きでございますぞ!
ウメ~でしょ。(同じダジャレは2度も使うとオモロ無いのです…)
塩だけという味付けは余計に鶏の味を引き立てますなぁ。

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えっ? だし巻きですって…
おぉ~、流石にお目が高い! こだわりのだし巻きは黄身が盛っている赤卵を使って、タップリの鰹出汁で焼き上げた逸品ですぞ!

んっ?
お酒?
んっ?
もうケッコウお代わりいっぱいしてるどぉ!?

『黒牛』じゃない別のって?

あれまぁ…、じゃぁ~意表を突いてコレでどうヤァ~!

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『ひれ酒』ですがな。
で、マッチを近づけているのは『アーキテクター氏』でございます。
ンッ? 点けヘン!? 火がつけヘンのです。
それもそのはず、某大センセーが不用意にも先にフタをパカッと開けてしまったから…
『あらぁ~、駄目なのぉ~、先に開けちゃ…』
アッタリ前田のクラッカーヤンかぁ。
センセー、おとぼけはもうやめて!?
専門部野はスゴイ人ですが、他のことは普通…というより、チョット天然入ってるかも!?
まぁ、それがセンセーのエエトコですわなぁ。そんなセンセー、可愛いですよぉ!?

で、もうそろそろ〆でございますよ。

なぬぅ~!?
その前に秋の味覚…

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土瓶・茶瓶・はげちゃ瓶…
『土瓶蒸し』。確かに秋の味覚でございますなぁ。
でも、君たち…、ゼータクやでぇ。

今度こそ、ホンマに〆でございます。
では、和歌山名物2連チャン!

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『めはり寿司』でございますよぉ。
塩漬けした高菜という葉っぱでおにぎりをくるんだもの。
あまりに大きくて、『目を張りながら大きく口を開いて食べる』ということで『めはり寿司』というそうな。和歌山でも南の地方の名物でございます。

それともう一品…

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『鯖の棒寿司』。
鯖と言えば、実は和歌山なのでございますよぉ。『関鯖』なぁんてブランドが有名になりましたが、実はの実は、この沖の紀伊水道、ツマリ、四国徳島との間の海峡で捕れる『鯖』は絶品なのです。
アジも絶品。サバもアジも絶品…。サバっとアジなやつなのでございますなぁ、コレが。

と言うことで、紀州のおアジを堪能いたしましたぞ。

話しはモチロン盛り上がり…、
話しは、経済問題、政治論、青少年問題、教育論、宇宙開発、そしてついには男女の不思議論についてまで飛び火いたしました。

ああ、和歌山の夜は更けて…
ああ、紀州良いトコ一度はおいで、♪ あ~、こりゃこりゃ… ♪
ああ、酔いよいよぉ~い…

(補記)
 ああ、どういう訳か、本日早朝より2連チャンのブログアップ。
 早起きは三文の得…と申しますが、朝早くから一人でPCに向かっているというのは実に『微妙…』
 なんとはなく、情けない、そして自分自身が哀れな早朝なのでございます。

 あっ、まだ時間があるぞ! 健康作り&ダイエットだぁ~。
 自転車だぁ、ロードバイクで1時間くらい早朝ランでもしよう! 
          (ただし、怪しいヤツに間違われないように、ねっ!?)