オーストラリア徒然日記 その②  27時間の終わりは…の巻 | The Sam's Room

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オーストラリアへ…。その道のりは長いというお話しの続きです。
トランジットで台北から香港へ。

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日本時間で午後3時です。関空を経ったのが日本時間午前11時20分。
トランジットで待たされ同じくキャセイパシフィックで今度は台北から香港へ向かいます。

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出てきた機内食はこれ。サンドイッチですね。
パサパサだったけど、美味しそうに食べるのは…

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同行のRクンでした。

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香港はモヤの中。全く外が見えない状況で着陸しました。
モヤなのか、スモッグなのか、よくわかりませんが前が見えません。

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香港国際空港は比較的新しい空港(1998年開港)で、世界各区を結ぶ24時間空港。
とっても広いのです。
第一ターミナルから入国審査の所までは1kmもあるので無人の新交通システムが走っています。

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まぁ、こぉんな感じですね。広い…です。
で、我々はここで約4時間の待ち時間…。

何でやねん…と言う待ち時間です。

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広い空港内を走るカート…。
乗せてぇ~、しんどいモン…。
で、時間がありすぎて仕方がないので色んなお店を冷やかして。

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ヤッパリ最終はここに落ち着くんですなぁ…。

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食いしん坊、バンザ~イ!
…ちゅうことやなぁ。
あかん、また太る…。

そんなこんなの待ち時間約4時間。
とは言ってもボ~っとだけしていたのではございません。キチンとお仕事も!
パソコンを持ってきていますので、2時間は仕事に精出しましょ!
ホンマキッツイわぁ~、こんな海外へのお仕事…。移動だけでも時間がかかりすぎ!

で、やっとシドニー行きの飛行機に乗り込み夜中のフライト。
どういうワケか今回は寝られヘン。
キャセイのシートがどうもアカンのです。リクライニングシートではなくて、座面だけがスライドするタイプなのです。
一つ一つにディスプレイが付いていて最新映画をオンデマンドで見られるとか、様々な情報や音楽やゲームなどが楽しめるようになってるのは良いんですが、シートがアカンなぁ。

そんなワケで寝られないままシドニー到着。

ここでやっと入国審査。食べ物の持ち込みが厳しいオーストラリアです。でも、今回は色んな食料品は持ってきていないので簡単なチェックだけで済みました。
羊羹を買ってきただけ。
『食べ物って申請があるけど、コレは何?』と入国係のオジサンに聞かれました。
『羊羹です。ヨウカン。堅くはないけれど、「ようかん」で食べるのです。』(よく噛んで、ようかんで!?)
と言う駄洒落は日本語なので通用しなかったのが残念でした。隣のRクンにもバカにされました…。哀しいです…。

で、国際線から国内線ドメスティックは滑走路をまたいでありました。バスに乗り込んで移動です。

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と、と、となりに座ったオッサン…。
わきがが! ワキガが臭い!
あ、あ、あ、アカン…。
シドニーでの初の洗礼は「ワキガ」でございました。

なぁんとぉ~!
ここでも待ち時間が4時間もあるのです!
香港は国際線乗り継ぎなので外へ出ることが出来ませんでしたが、ここはもう既に入国審査も済んでおり、ワタシ達は既にオーストラリア国内にはいることを許されている立場なので、ウロチョロすることが出来るのです。

ここはヤッパリジッと空港で待っているのではなくて、シドニー散策に出掛ける方が賢明とウロチョロしたいワタシの性格丸出しの行動をとることにしました。

世界遺産を調査(!?)しなければなりません。コレは学術的なこと、決して遊びではございません。時間の有効利用も含めて、では…!?

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電車で行こう!
空港からオペラハウスのあるサーキュラー駅まで往復チケットを買います。

な、な、なにぃ~! 25ドルとな! 日本円で言えば2,500円ヤンかぁ!
(ちなみに現在のレートは84円程度ですが、ドルに換金すると手数料込みで94円でした)

たっかぁいぃぃ~! たかだか片道15分程度やのに! 高いヤンかぁ! アメリカ資本で鉄道を整備したので高いという話も聞いたことがありますが、話しの真意はよくわかりませんが、でも、むっちゃ高いことは事実ですねぇ。羽田のモノレールより高い!

で、この電車は2階建てなんですね。迷わず上へ!
アホとケムリは高いところへ行くのです。

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で、サーキュラー駅に降りて、シドニーコープからハーバーブリッジを背にして立つのは『怪しい東洋人コンビ』でございます。
Rクンはどうしてもコーリアンに間違われるようで、ここでも、韓国の方に『韓国の人ですよね』と話しかけられたそうです。ワタシには彼は香港マフィアの下っ端に見えるのですが…。
Rクンはワタシのことを、香港の怪しい不動産屋に見えると言っております。
アホぉぉぉぉ~! 

で、オペラハウスの方に歩きましょう。

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途中、キレイな紫の花をつけているのは『ジャコランダ』ですね。
ハーバーには多くのジャコランダが咲いていました。

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左には『シドニー・ハーバーブリッジ』、そして歩いていく先は『オペラハウス』です。
ハーバーブリッジは歩いてわたれると言うことです。でも高いところが嫌いな私は絶対に歩きたくはない!

オペラハウス。
デンマークの『ヨルン・ウッツォン』が設計し、1959年から1973年にかけて建築されたオペラハウス。世界遺産に登録されていますよね。
中までは時間の関係で見物できなかったのは残念でしたが、素晴らしい建物に圧倒されました。
ヨルンさん、ホントに素晴らしい設計です。
だから、ここにヨルン…。寄るン…。
いつ? ヨルにヨルン…!?

まぁ、ええかぁ!?

では、反対の方向から見てみましょう、と、対岸の方向に行ってみました。

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近くで見ると、ハーバーブリッジはヤッパリ高い!
橋のてっぺん、旗のたっているところまで行くことが出来るんだそうです。
有料ですけどね!
で、誰が行ってやるモンか! おっそろしく高いのに!
高所恐怖症のワタシにとればアホな企画だこと…。

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これまた対岸から見たオペラハウス。
年間2,500以上の公演をするそうです。
いつかは出演したい…って何をするのかな????

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歴史を感じさせる素晴らしい建造物。
シドニーは歴史的な建物にモダンな味付けをしたギャラリーだとか、雰囲気のある石畳など過去と現在が交錯する魅力的な街ですねぇ。

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オネーサンがド派手なビッツを使って何やら音楽のキャンペーンをしていました。
もう時間がありません。
駆け足のオペラハウス見学はここらで終了。

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電車でまた空港へ戻りましょう。
駅構内は意外と汚いのに驚きです。
ファーストフードショップとかスターバックスの飲みのこととか食べ残しのカップとかゴミが平気で捨てられています。
チョット良くないなぁ…。

と思って駅のベンチを眺めていたら…

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お金げっとぉぉぉ~!!!!
落ちてたんです。
これはパナマのお金??? そんなパナマ(バカなって…チョット苦しい!?)

やりましたなぁ…。これで縁起が良くなったのでしょうか!?
金運来たると言うことで、これからの旅程が楽しみ(!?)でございます。

金運が付いたところでダーウィンに向けて出発!

とはいうものの、どやネン!
ダーウィン空港に近づくと飛行機がフラフラしておりました。なんや、運転ヘタなんかぁぁぁ~と思っておりました。で、着陸態勢が整い、いよいよ滑走路がすぐ横になり着陸寸前になったと思いきや、急にブンとエンジン音が高くなって急浮上!!!!

ど、ど、どうしタンやぁぁぁ…!
着陸をやり直すことになったようです。
何故だかわかりませんが、フラフラガタガタと飛行機の揺れが大きく横に座っているRクン、もう吐きそうです。

で、着陸をやり直して30分遅れで無事ダーウィン着!

長かったです。とてもとても…。
27時間と40分の行程でした。どやネン…。

さぁ、いよいよダーウィン、予定通りコトがうまく行きますかどうか…。
先ほど拾った金運は上手く作用するかどうか…。

では次回を!