室戸は呪われていた!? 四国ツーリングの巻 最終回 | The Sam's Room

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2日目です。なに書いとんネン! もう第5回目やで~。たった二日のツーリングに話しが長すぎるンやな…。反省…。
では、話しを始めましょ!

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高知で泊まったお宿。リーズナブルでとってもキレイ。バイクツーリングにはもってこいのお宿でした。

では、本日は国道55号線を走ることにしましょう。高知から安芸市を通り、室戸岬を経由して徳島港まで至るコースです。この道は信号も少なく快適なはず…。

本日もすっごく良いお天気です。バイクには暑い…。走っていると爽快なのですが、信号で止まるとヘルメットの中がジワ~とムンムンムレムレ不快指数が100%を超えそうです暑いのよぉ、ヘルメットは…。 ホンマ、蒸れて毛が抜けてしまうンちゃうかぁ~って心配するほどでございます。コレでホンマに抜けたらシャレにならんがな…。

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さて、高知市を午前9時に出て約1時間走ると安芸市に着きました。ココは本日最初の立ち寄りどころ。
で、先ずは記念撮影…ってケッコウ、Mヤくんは写真好きなのです。またまた三脚をセットして、ハイ、ポーズ!  と言うつもりが、オイオイ、Rスケ! 人の前をウロチョロしなさんな! ワタシ、写れヘンがな~。
で、ココはどんなところかというと…

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高知県安芸市、岩崎弥太郎の生家でございます。
簡素ですが立派なお宅…。
えっ、岩崎弥太郎って誰? と疑問をお持ちの方がいらっしゃいますか?
コレを見ればわかると思います。

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どうですか、お気づきになりましたか?
なになに… まだよくわからない? 
倉庫がどうしたって…。ん~、ソウコが問題です。ソコが問題です、倉庫が…って、もうエエがな!?
では、アップにしてみましょう!

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ハイ、もうおわかりです。このマーク、どこかで見たような…。
そうです、日本を代表する大企業、『三菱』のマークですね。

岩崎弥太郎…、かつて『三井・三菱・住友』と日本の三大財閥と言われた、三菱(ミツビシ)の創始者です。

これにあやかろうと…

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生誕の碑の前でポーズを取ってみましたよぉ。
題して『三菱のマークを真似る3バカトリオ』。
いかがですか、三菱に見えますか?

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そして岩崎弥太郎が少年の日に造ったと言われる中庭がこれ。

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サスガに違いますなぁ…。世界を舞台にする人は少年時代からケタが違う。
この座敷から眺めるようにしている石組みの庭は『日本列島』を模しているんだそうな。
確かに石組みは日本列島に見えますね。弥太郎は、少年時代に日本に雄飛する夢を託してこの庭を造ったそうです。三菱のマークを真似て写真を撮るアホな奴らとケタが違う…。

さすがですねぇ、弥太郎殿。
よう やったろう…。ようやった、よう弥太郎…。バンザ~イ!(こんな事書いてるようじゃワタシの将来もしれたもの!?)

ここ、安芸ではもう一カ所寄りたいところがございました。
それは…

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『野良時計』と呼ばれている時計台です。岩崎邸からバイクで約5分の所、畑の中にそれはありました。
札幌の時計台…とまではいかないかもしれませんが、負けず劣らず…。素晴らしい時計台です。
で、何でこんな所に…。でも、時計だけに、そんな詮索をせんと、ほっとけい!?

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野良時計…、時計など家々に無かった明治時代、この土地の地主であった『畠中源馬』は時計に興味を持って、アメリカから八角型の壁時計を輸入し分解しては組み直しなどをして構造を覚えました。その時、源馬は自分で大時計を作って農作業にいそしむ人々に時を告げようと思い立ったのです。分銅、歯車…一つ一つの部品を手作りで作っていった努力はスゴイですね。
野良時計、のらどけい… スゴイのら!!

では、次ぎいこ!
晴天の中、日光をいっぱいに浴びながらR55を走ります。海岸添い、太平洋の波が打ち寄せる海岸をバイクで疾走! という訳にはいかない…。だって、前に軽トラだとかバスだとかトラックに行く手をふさがれております。ツーリングではあまり飛ばさないように、追い抜かないように気をつけているんですが、でもこんな気持ちの良い道だもん…もうチョット走りたいよぉ~。と言うことで、3台一気にごぼう抜き! ビークで1**km/hであっという間に邪魔なクルマ達はバックミラーに小さく映るほどになりました。

さて、気持ちよく疾走! 碧い海、青い空、いいなぁ…。室戸岬はもうすぐ向こう。

おやっ! そ、そ、空がぁ~! 何だか、室戸岬の方だけどんよりと暗い! 黒い雲が急にかかり始めました。あらまぁ、不安…。さっきまでのピーカンのお天気はいずこへ!
室戸岬にあと少し、このカーブを曲がれば室戸岬! でも、辺りは急に真っ暗…と思った瞬間、ドッバ~と大粒の雨が降ってきました。SOS! ・・・---・・・ 
室戸岬に出るカーブひとつ先は土砂降りでした。
岬にたったひとつある喫茶店に走り込み、雨の止むのを待つ間に昼食! ワタシはハンバーク定食、若者2人はカレー。で、見てみるとご飯が四角い! おお、これは、ご飯のパックやないかいぃぃぃ! まぁ、別にエエけど…。
待つこと約1時間、珈琲も飲んで、ケーキまで食べて雨が上がるのを待ちますが一向に上がりません。でも、チョットだけ明るくなってきたので行くとしましょうか!

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バイクがこんなに濡れています。写真でわかりにくいですか?

で、せっかくの室戸岬です。浜までチョット行ってみましょう。

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雁頂ケ浜というところ。雨具を着てはいポーズ! チョット あ・や・し・い!

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何を言う? 浜 言う!? ハマユウ~。バンザ~イ!

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室戸岬に立つ『中岡慎太郎』も濡れてました。
室戸に来たキィ、雨降っちゃイカンチャァ…と慎太郎ちゃんも言っているようです。
では、記念写真を撮りましょ!

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でもまぁ、仕方ないのです。雨降ってるけどシュッ~パァツゥ~! 雨の中を走り出しましたよ。

でも、しかし、but、ドやネン! 何やネン! どうしたちゅうねん! アホかちゅうねん!

雨、止んだヤンかぁ! Why? さっきまでのどしゃ降りは何やったん? 道も畑も全く濡れてヘン! 前から来るクルマもワイパーけけてヘンしピカピカで全く濡れてヘンヤンかぁ。で、ふと後ろの室戸岬を見れば真っ黒!?

室戸からたった3分走っただけでこの天気の変わり様はナニ? 
室戸岬だけ雨が降ってやようです。
アカン…、室戸は鬼門や…。
室戸に呪われている!?

と言うことで写真は、すぐに雨具を脱ぐワタシ達でした。

ここから10分ほど走ったところに『夫婦岩』があったので立ち寄ることにしました。

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土佐のアラアラしい海。でも、気持ちいいなぁ。

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鹿岡の夫婦岩。全国に『夫婦岩』というのはいっぱいあるみたいですが、ココの夫婦岩は荒々しい感じがします。


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まぁ、なんちゅうかぁ~。ん~、ワコウドよぉ、そのノリはエエでぇ。
オジサンは着いてイケンけど…。

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まぁ、とにかくまたまた記念写真をセルフで撮って…go!!
おやまぁ、もうこんな時間です。徳島からフェリーに乗らなくちゃなりません。出港は16:30だからあまりゆっくりしてはいられません。R55を快調に走り、徳島へ、徳島へ!

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 Mヤくんが後ろから写真を撮ってくれました。小松島辺り。でも、走りながらはヤバイかも! 

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 これまたMヤくんが撮ってくれた後ろ姿…。徳島市内に入ったところですね。

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徳島港に着いたのは時間ギリギリ乗船20分前。そこには上船を待つクルマがギッシリ。第1話で書きましたが、フェリーが高速1,000円の対抗として『乗用車1,000円』キャンペーンをしているのです。だから、クルマクルマクルマクルマ、クルマが来るまで、クルマで…なぁんて言うほど多いんです。でも、バイクは4,400円やモンナァ…。損!!!

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  フェリー乗船を待つクルマ 

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  そして船の中もクルマでいっぱい! 

そんなこんなのドタバタ四国ツーリングはこれにて四国を離れて終了となります。



フェリーでまたまたMヤが写真写真と騒いでおります。ハイ、ポーズ!

たった二日のツーリングでしたが、なが~~~~~く引っ張った記事にしてしまいました。

ココまで読んでくれた『あなた様』に感謝しつつ、これで四国ツーリングのお話しは … 『完!!』

それでは、また…!