しかし、世界中が太陽光発電ブームだな。
 (日本を除く)
 ちょっと狂乱という感じがするな。
 しかし、2017年に世界の多くの国で太陽光が一番安い電力源になった。
 そしてこれから先ますます安くなることは間違いない。
 これで飛びつかねば実業家など止めてしまえというところだ。
 今年2018年からまさにブームという感じになっている。
 ここで踏ん張れた者達が未来の世界のエネルギーを握れるのだ。
 未来において、現代におけるOPECや石油メジャーを合わせたような立場に立てるわけだ。
 踏ん張りどころだね。
 頑張れ日本企業。(頑張れ日本では無い。日本国内はもう諦めた)
 2018年4月3日のアジア経済ニュースによると、インド石炭公社が向こう10年で出力2000万キロワット分の太陽光発電所を設置する計画があるとのこと。
 石炭公社が太陽光発電。
 今の時代を象徴しているなあ。
 振り返って日本は・・・
 ため息だな。
 ソフトバンクグループは、インドの太陽光発電市場への投資計画の一環として、同国で中国の協キン集成科技(GCLシステム・インテグレーション・テクノロジー)と9億3000万ドルの合弁事業を立ち上げることで合意したとのこと。
 GCLが30日に深セン取引所に提出した文書によると、GCLが技術を提供し、ソフトバンクは土地取得や規制当局の承認獲得を支援する。
 最終的な発電能力は4ギガワット(GW)になる予定で、2GWずつの2段階で拡大していく。
 合弁会社の持ち分はソフトバンクが60%、GCLが40%となるとのこと。
 うーむ、インドで中国と組むのか。
 インドと中国は犬猿の仲だと思うけれど。
 中国にとっては、インドの市場に入り込むために、ソフトバンクを利用したという所かな。
 ソフトバンクにとっては、中国の太陽光パネル生産能力を利用したいという所だろうか。
 どうなるのかな。
 どっちにせよ、ソフトバンクがサウジアラビアに次いでインドへの進出を決めたということだ。
 もちろんインドも太陽光発電に向いた土地だ。
 どんどん手を広げているが大丈夫か?
 なんていうのは余計なお世話だろうな。
 親父殿は甘いのか、単なるめんどくさがりの育児放棄かどちらなんだろうかね。
 ともあれ金持ちであることは判る。
 しかしあれだけやらかして450万円ですんだのは何故だろう。
 車が安いのか他に理由があるのだろうか?
 ちょっと感想が遅れた。
 冒頭レイシアちゃん、しれっとアラト君に嘘を言って騙していた。
 hIEにはオーナーを騙してはいけないという倫理規定はないのだな。
 まあ当然と言うべきか。
 リョウ君、銀河おじさんとなにやら良からぬ企み事をしています。
 で、アラト君と銀河おじさんの出会いで、銀河おじさん何やら高尚そうな論理でアラト君を煙に巻きますが、アラト君負けずにやり返します。
 で、ロボットゾンビの大量発生。
 さて続きは来週。
 物語は新しいステージに入ったようです。
 「中国国営新華社通信傘下の中国経済信息社は27日、クリーンエネルギー業界の発展見通しを発表し、2018年に太陽光発電の設備容量は40~50ギガワット(GW)増加すると予測した。28日付経済参考報が伝えた。」とのことである。
 2018年の増加予想が4000万から5000万キロワットか。
 相変わらず中国の太陽光発電は凄いねえ。
 この巨大な国内需要があるから思い切った投資が出来る。
 つまり安くなるのだけどね。
 しかし世界需要は遙かに大きい。
 このままだと世界の需要も中国に持って行かれるけどね。
 中国勢に対して期待出来るのはソフトバンクだけだな。
 情けない。
 しかし10万人もの雇用と言えば単にサウジアラビア国内の需要だけでは無く、世界を見据えた大規模な供給基地を、サウジアラビアに作るつもりがあるとしか考えようが無い。
 本来ならばこういう大規模基地は日本国内に作るべきとは思うが、日本政府の太陽光発電に対する嫌がらせや未だにしぶとく残る原発推進派など日本は救いようが無いとしか言い様がない。
 この状況では孫正義が海外にその基地を作ることにしたことも責められまい。
 本当に残念なことだが。
 2018年3月28日の朝日新聞digitalによるとソフトバンクのサウジアラビア太陽光発電事業についてこう書いてあった。
 「太陽光パネルの工場も同国内に設けるといい、2030年までの総事業費は計2千億ドル(約21兆円)規模にのぼる。」
 「パネルなどの発電設備の生産は、順次サウジ国内での生産に切り替える。エンジニアの教育・訓練施設も設けて、30年に向けて徐々に規模を拡大する。」
 「サウジに10万人の雇用を生み、同国の国内総生産(GDP)も120億ドル増える効果がある」
 つまり21兆円というのは太陽光パネル製造工場の建設費なども含んだ額ということだ。
 太陽光発電所の建設費だけではないということだな。
 しかし10万人の雇用とは中国の大規模工場をしのぐ巨大工場の建設だな。
 都市を一つ造る規模だ。
 まあ10万人というのが1カ所の雇用では無くサウジ全体で10万人だとは思うが。
 ソフトバンクの壮大な計画が伺えるようだ。
 ま、朝日新聞という所に不安を感じはするが。
 ついでに言うと、原発の設備利用率60%という数字もうさんくさい。
 本来なら夜間で電気使用が少ない時間帯に、原発用に作られた揚水発電所に水をくみ上げることで設備利用率をかさ上げしているからだ。
 このことを原発推進派が口にしたことがあるかな。
 それこそミスリードだよ。
 「再生エネルギーについて大衆をミスリードするマスメディア」という記事を書いているサイトを見つけた。
 ははあどうせ設備利用率の問題だろうと思ったらやっぱりそうだった。
 このサイトによると原発の設備利用率は60%で太陽光発電の設備利用率は20%だから3分の1しかない。
 それを言わないマスメディアはミスリードだ!というわけです。
 ちょっと待て。
 確かに発電する電力で言えばそうかもしれない。
 しかしそれ以前の問題がある。
 発電効率の問題である。
 つまり原発は33%程度の発電効率しか無いのである。
 要するに100万キロワットの電力を発電するためには300万キロワット相当の熱エネルギーを出さねばならない。ということだ。
 較べて太陽光発電は発電による新たな熱の放出など0である。
 あえて0である有利さを書かないとしても、原発は300万キロワットの熱エネルギーを環境に放出して100万キロワットの発電をしているわけだ。
 ということは原発は60%×33%=20%しかない。
 なんのことはない。
 太陽光発電と同じ効率である。
 こういう重要なデータを隠して、ミスリードだと主張することこそがミスリードでは無いのか。
 それ以外にも放射性廃棄物の有無など、原発と太陽光発電では比較にもならない問題点が山ほどある。
 それらを全部書かねばミスリードになると言うべきだろう。
 原発推進派の往生際の悪さここに極まれりというところかな。