浜崎あゆみが4月7日19:00~21:54のカウントダウンTVに出演した。
 ビデオ出演だったが。
 SEASONSとSURREALの2曲を歌った。
 あゆをTVで見るのは久しぶりだった。
 元気そうで何より。
 この翌日4月8日からツアーに出る。
 私は5月12日の福岡公演だ。
 楽しみ。
 サウジアラビア人の、勤労者としての質はどんなもんなんだろうか。
 10万人も雇用して大丈夫なのかな。
 どうしてもイスラム教徒って一日5回礼拝するとか、断食とか、あんまり労働者には向いていないことしか思い浮かばない。
 まあそれでもちゃんと国を支えてきたのだから大丈夫だろう。
 それに作る太陽光発電パネル工場は完全自動工場になる可能性が高い。
 そうで無ければ中国製をしのぐ安さは実現出来ないだろうと思うしね。
 雇用は生産工場の周辺だけで十分だろう。
 あるいは出来た太陽光発電所のパネル清掃の仕事に10万人雇うとか。
 まあそれは無いと思うけれどね。
 しかし、日本は土地の広さという面でどうしても太陽光発電には向かないのである。
 サウジアラビアや中国やアメリカとそこが違う。
 これらの国には何にも使われていない広大な砂漠があるのである。
 日本にそれはない。
 だが、政府がその気になれば土地はある。
 日本の建物という建物すべての屋根に太陽光発電パネルをのせるだけで土地の問題は解決するのだ。
 他に休耕地などたくさんある。
 法整備をするだけで良い。
 しかし政府にはその気が無い。
 相も変わらず原発を推進している。
 そして電力会社の嫌がらせである。
 曰く、送電線にあまりが無い(本当は余りまくっている)。
 曰く、送電線を強化する費用はおまえ達が払え。
 曰く、工事が完成するのは15年後だ。
 ふざけるのもいいかげんにしろ!!!
 である。
 要は「太陽光発電業者は邪魔だから出ていけ!」なのだ。
 孫正義でなくてもいいかげんうんざりする。
 そして出来る海外から先にやろうと考えるのは当然のことだろう。
 そうしておそらくは海外から外圧をかけて日本の堅い鎖国の扉を開かせるつもりなのではないだろうか。
 どんどんやってもらいたいものである。
 この記事の中に「ソフトバンクグループのSBエナジーが建設した出力1.2MWのメガソーラー「ソフトバンク長野佐久ソーラーパーク」」の写真が載っている。
 1.2メガワット・・・・・。
 1200キロワットだ。
 サウジアラビアに作る予定の350ギガワット=3億5千万キロワットの約30万分の1である。
 つまりその「メガソーラー」を30万基作らないとサウジアラビア一国の電気使用量に及ばないのである。
 ましてや日本においておやである。
 やってられない。
 そう思って当然だろう。
 孫正義が目指すのはエネルギー革命である。
 つまり現状の化石燃料と原子力に占められた電力を、再生可能エネルギーに置き換える。
 それが目標なのである。
 そしてもちろん今後特に開発途上国で爆発的に増えると予想される電力は再生可能エネルギーで占めてしまう。
 国の総発電量分の発電量で考えるのが当然だろう。
 数億キロワットなんていう数字で「大風呂敷を広げている」なんて言うのは馬鹿としか言い様がない。
 しかし、この記事は最後の方で「国内では最近、買取価格が低下してきたこと、メガソーラーに適した用地の取得が困難になってきたことなどから、大規模なプロジェクト案件が数多く見込めるインドや中東などの新興国市場に再エネ開発事業の主軸を移しつつあるようだ。」 等と書いている。
 これだと日本国内で太陽光発電の状況が悪くなったので、海外に出ているという風にしか読めない。
 しかし、私は2012年7月4日に出版された「孫正義のエネルギー革命」という本を持っているが、この6年前の時点で孫正義が世界をにらんだ構想を持っていることが判る。
 そしてここ2~3年の再生エネルギーの劇的な低価格化によって、今まで下準備してきた構想を一気に実現する動きに出たのだと思われる。
 けっして思いつきで再エネ事業をやっているわけでは無いのである。
 日経XTECH2018年4月6日の記事で、ソフトバンクとサウジアラビアの太陽光発電事業について、より詳しい報道が成された。
 今までの報道との一番の違いは、2030年までに建設する予定の「ギガソーラー」の規模が、今までの2億キロワット=200ギガワットでは無く、350ギガワット=3億5千万キロワットと報道されているところか。
 2億キロワットの倍は必要では無いかと私が記入していたように、3億5千万キロワットなら十分出来る範囲内だろう。
 もっとも桁数を間違えていないかと多少不安になるのは今までに無い大型発電所の故だろうか。
 
 この記事では次の記載が気になった。
 「今回の合意には、フィージビリティ(実現可能性)調査を2018年5月までに完了すること」
 時間をはっきり区切ったな。
 予想以上に早い。
 急いでいるという事だ。
 
 「太陽エネルギー貯蔵システムの開発や製造を検討すること」
 貯蔵システムを検討するということは、サウジアラビアの電力消費量のほとんどを太陽光発電でまかなうということだな。
 それなら3億5千万キロワット必要だろうな。
 
 「同国内外での市場開拓を前提として量産規模で太陽光パネルの研究開発に取り組む専門会社を設立すること、などの項目も含まれているという。 」
 「同国内外での市場開拓」というところが重要だろうな。
 ソフトバンクとサウジアラビアが世界の太陽光発電市場の大きな割合を占めることを、目的としていることは間違いないな。
 世界の石油市場を支配したOPECの中心国家であったサウジアラビアが、太陽光発電時代にもその支配力を残そうというわけだ。
 どのくらいうまくいくかは判らないが、早い者勝ちという面は確かにあるだろう。
 世界的規模での大勝負だ。
 ソフトバンクが絡む以上日本も人ごとでは無い。
 成功することを祈っている。
 1935年10月29日生まれだから82歳での没となる。
 宮崎駿より6歳年上である。
 高畑勲とは何だったかと問えば、アニメ界のパイオニアの一人だったと答えよう。
 日本アニメーションの祖である政岡憲三と並べても遜色ない、日本アニメーションの中興の祖だったと言うべきだろう。
 東大出の高畑勲がアニメーション監督になるということ事態がアニメ監督の社会的地位を上げたと言えるだろう。
 そして1968年に東映動画最高傑作と名高い「太陽の王子ホルスの大冒険」で監督デビューしたわけだ。
 この作品が後世に与えた影響は大きい。
 その後、テレビに移り、1974年「アルプスの少女ハイジ」1976年「母をたずねて三千里」1979年「赤毛のアン」を監督した。
 これらの作品は、TVアニメのレベルを一気に映画並みに引き上げたものだった。
 「赤毛のアン」の時期から宮崎駿の監督としての独立により二人は分裂するが監督としてはますます研ぎ澄まされていく。
 クリエーターとしてますますすごみを増していった。
 これまでの活躍だけでも一人の監督の一生の仕事として十分なほどであった。
 しかし1988年に傑作「火垂るの墓」を制作する。
 その後も「おもひでぼろぼろ」「平成狸合戦ぽんぽこ」「ホーホケキョとなりの山田くん」そして遺作となった「かぐや姫の物語」と、全く違う作風の傑作を次々と世に放った。
 そして2018年4月5日肺がんにより逝去した。
 宮崎駿は監督デビューするまで高畑勲にその才能を守られていたというべきだし、富野喜幸は高畑勲に心酔していた。
 氏はパイオニアであり、なおかつアニメ界の第一人者であり続けた。
 偉大な人物だった。
 黙祷。
 2018年4月5日、高畑勲が東京都内の病院で死去したとのこと。
 合掌。
 日本アニメーション界の巨匠がまた一人逝った。
 なお、テーマは「マンガ・アニメ」ではなく「映画」がふさわしいと思い映画テーマに分類しました。
 2018年4月4日のサイト「化学業界の話題」に現在のサウジアラビアの発電量が書いてあった。
 「全てが完成すると、サウジの全発電量(2016年で77GW、2/3が天然ガス発電、残りは石油発電)の3倍となる。」とのこと。
 3倍はちょっと大げさだけど2.5倍以上にはなるな。
 以前あった95%という数字は設備利用率で計算しているのだろう。
 真摯な態度と言うべきだろうな。
 太陽光発電で作った電気を円滑に使うためには、蓄電池が必要なわけだ。
 さてその蓄電池は末端のユーザーが用意するか、それとも発電事業者が用意するか、はたまた両方か。
 どちらだろうか。
 アメリカでは既にテスラ社が、安い家庭用蓄電池を販売している。
 また世界のあちこちで大型の蓄電池が建設されている。
 ブーム化一歩手前の状況だとも言われている。
 数年経てば判るだろうか。