この記事の中に「ソフトバンクグループのSBエナジーが建設した出力1.2MWのメガソーラー「ソフトバンク長野佐久ソーラーパーク」」の写真が載っている。
 1.2メガワット・・・・・。
 1200キロワットだ。
 サウジアラビアに作る予定の350ギガワット=3億5千万キロワットの約30万分の1である。
 つまりその「メガソーラー」を30万基作らないとサウジアラビア一国の電気使用量に及ばないのである。
 ましてや日本においておやである。
 やってられない。
 そう思って当然だろう。
 孫正義が目指すのはエネルギー革命である。
 つまり現状の化石燃料と原子力に占められた電力を、再生可能エネルギーに置き換える。
 それが目標なのである。
 そしてもちろん今後特に開発途上国で爆発的に増えると予想される電力は再生可能エネルギーで占めてしまう。
 国の総発電量分の発電量で考えるのが当然だろう。
 数億キロワットなんていう数字で「大風呂敷を広げている」なんて言うのは馬鹿としか言い様がない。