中国では2010年から2017年のあいだに国全体の年間発電量が52%(2兆1900億キロワット時)増加している。
 そうした中で自然エネルギーの比率が8.7ポイント上昇して、化石燃料を利用する火力発電を10.8ポイント低下させた。
 特に伸びが大きいのは風力で、2010年の1.2%から2017年には4.8%まで拡大している。
 中国は原子力を推進するだろうと予想していたら、自然エネルギーを推進している。
 これは嬉しい誤算だ。
 これから先も中国の電力需要は増大するはずだから、その増大分をすべて自然エネルギーでまかなうのは正しい方策だ。
 中国電力企業連合会(China Electricity Council)と中国国家エネルギー局(National Energy Administration)の統計データによると、中国の2017年年間発電量の26.5%が自然エネルギーになっているとのこと。
 その内訳は、水力が18.6%、風力が4.8%、太陽光1.8%、バイオエネルギー1.2%とのこと。
 一方で火力発電が依然として69.7%と多いものの、その比率は年々低下しているとのこと。
 原子力発電は3.9%。
 太陽光が少ないが、2018年以後、飛躍的に増大するだろうな。
 今の火力発電の割合まで増やすべきだろう。
 逆に火力発電は0にまでしないとねえ。
 水力はこれ以上増やすのは難しいだろう。
 風力も増やすべきだね。
 原子力も0にすべきと思うけれど、既に作っている物までなくすのは難しいだろう。
 事故らないようにお願いしますだな。
 中国が火力に頼らないようにならないと日本のPM2.5問題が解決しないからね。
 羽生2冠とiPS細胞の山中博士の対談本を読んだ。
 その中で、羽生が藤井6段の強さはコンピューターによるものでは無いと言っていた。
 他の棋士もコンピューター相手に練習しているのだから、そうであるなら他の棋士も強くならねばならないというのだ。
 しかしそれはどうかなと思った。
 大人になってからコンピューター相手の練習を始めたのと、5歳の頃からコンピューター相手に練習してきたのでは大きく違うのではないだろうか。
 それは今後、コンピュータ世代というかコンピューターが人間より強くなった「シンギュラリティ以後」世代の台頭を見ていれば判るような気がする。
 2月19日月曜日の「未来世紀ジパング」で、デンマークの「ヒュッゲ」が特集されていた。
 ヒュッゲは日本語に無い言葉だそうだ。
 ただ温泉は「ヒュッゲ」なんだそうだ。
 「働き方改革」で日本にヒュッゲな生活がやってくればいいのだが、自分のサラリーマン生活を振り返っても、日本人の考え方を根本的に変えねばヒュッゲな生活など机上の空論だろうな。
 ヒュッゲな生活なんて、退職後にしかやってこないのではないだろうか。
 ニューズウィーク日本版でAI特集を組んでいたので購入した。
 それによると「2015年に初めてコンピューターが人間の認識能力を上回った」のだそうだ。
 AIを使って衛星データの解析を行い、次々と役立つデータを発見しているとのことだ。
 それにより人間の新しい職がどんどん増えているとのことだ。
 つまりAIで仕事が奪われるというのは杞憂であり、むしろ増えていると結論づけている。
 確かに現時点ではそうだろうが、10年後はどうか判らないのでは無いだろうか。
 他に、AIを使った医薬品の開発や、AIを使った作曲など色々書いてあった。
 面白い。
 コンピューターの能力が一部でも人間を超えたら、そこからどんどんAI利用が広まっていくだろう。
 これから先の時代は、AIとは切っても切れない時代になっていくだろう。
 2月18日日曜日、レイ・カーツワイル著の「シンギュラリティは近い 人類が生命を超越するとき」を購入した。
 既に古い本だと思うが、読む価値のある本だと思う。
 読み始めているが、私の年老いた頭脳では理解するのに時間がかかるようだ。
 読み終わるのにどのくらい時間がかかるだろうか。
 羽生2冠によると、藤井6段は「パターン認識能力が非常に高い」のだそう。
 これもコンピューターに通じる所じゃあないか。
 やはり藤井6段はコンピューターに近い強さを持っているように思えるなあ。
 羽生(はにゅう)と羽生(はぶ)。
 フィギュアスケートと将棋。
 全く違うジャンルながら同時期に話題が出ると紛らわしいな。
 全くの偶然だけど。
 男子フィギュアスケート、羽生結弦が金メダル2連覇を果たした。
 宇野も2位、銀。
 1,2フィニッシュだ。
 敵地の韓国で、この偉業は凄い。
 後は無事に帰ってほしい。
 宇野が韓国の水を飲んだと聞く。
 大丈夫か?
 と心配になる。
 こんな心配をするのは韓国だけだ。
 あの国はまったく。