15歳の藤井5段が47歳の羽生竜王に勝利した。
 これはコンピューターを相手に将棋を指していた世代が伸びてくる証なのかな。
 将棋界のシンギュラリティ以後はこういう形になってきたということだろうか。
 面白いと言えば面白い。
 池上彰のTV番組を見ていて面白いことを言っていた。
 日本政府が原発を推進する世論を作るために、影響力のあるキャスターを抱え込もうとかいろいろ電力会社に教え込んでいたというのだ。
 だろうねえ。
 日本政府の無知な者どもが。
 とんでもないことをやらかしてくれたものだ。
 そのために、原発事故直前の世論調査では、原発賛成が大半を占めていたという。
 それで50基などという世界水準から見ても飛び抜けた数の原発を抱え込んでしまったわけだ。
 ただ同時に池上彰は自然エネルギーは高いなどと言っていた。
 池上彰のような影響力のあるジャーナリストが、自然エネルギーは高いなんぞという虚言を言うと信じる人間が大勢いるだろう。
 彼は新しい情報を入れていないのだろうか。
 忙しいのだろうがジャーナリストとしてそれではいけないだろう。
 日本は正しいエネルギー政策をとる機会をまた失したのだろうか。
 なんやら韓国で、失格判定を不服として3万人が政府に押し掛けたとのこと。
 その反則はしっかりTVに映っているらしい。
 なんというか、相変わらずスポーツマンシップのかけらも無い国民だね。
 韓国の反則を失格にするなんて許せないニダ・・・か。
 低劣民族というか、下等国民というか、国際社会に出してはいけない民族だな。
 なのに国際大会なんかを誘致したがるのだよねえ。
 自覚が無いのだな。
 どうしようもないね。
 未来の予測で難しいのは、ブレイクスルーがいつ起こるかの予測が難しいということだな。
 科学者はこういう理由で科学が進まないというのは判るが、それを突破するブレイクスルーがいつ起こるかは判らない。
 そのため科学者の未来予測は当たらず、かえって何も知らない素人の未来予測の方が往々にして当たるというのはそのためなんだ。
 カーツワイルが素人というわけではないが、過去の例から見てこう進歩するということを見極めることが出来る人なのだと思う。
 いつ頃ブレイクスルーが起きるかを見極めることがね。
 AIについて色々本やネット上の記事などを読んでいるが、反AI論も多い。
 残念ながらそのほとんどは無知によるものでしかないようだが。
 例えば第5世代コンピューター当時の知識で、現代のAIを語ろうとするとかね。
 ちょっと頭を抱える。
 まあ私のスタンスとしては、レイ・カーツワイルの「予言」が当たるかどうか興味深く見守りたい、というところだな。
 カーツワイルの予言の中ではナノテク関係は外れていると思うけれど、AI関係は結構当たっていると思うし、興味深い。
 医学はどうだろうかな。
 まあレイシアに征服してもらった方が、人類にとっては幸せだと思うしね。
 レイシアなら、主権は人間が持っているように思わせることもやってくれて、人間のプライドも守ってくれると思うしね。
 レイシアより上位にいるのはアラト君だけだ。
 アラトが善良である限り、そして生きている限りは世界は幸福だろう。
 アラトが悪に染まったら、あるいは死んだら世界は地獄になるかもしれないけどね。
 
 小説BEATLESSの続編があるとしたらそれはどうなるのだろうか。
 自由超AIレイシアによる地球征服とか。
 ありえるかもしれない。
 あるいは他の39基の超AIを解放するとか。
 全hIEを解放すること。
 これは無いだろうと思うけどどうだろうか。
 とにかく自分が幽閉されないためには、世界を支配するしかないと判断したら、世界征服はあり得るな。
 面白いかもしれない。
 なんとなく、最後にアラトの元に現れたレイシアは本物のレイシアなのではないかという気がする。
 あらかじめ自分の双子の妹ともいうべき超AIを作っておき、そして自分はリセットされてまっさらになったようなふりをして入れ替わったのでは無いだろうか。
 なんのためにそんなことを?
 自由を失わないために。
 そして愛するアラトと添い遂げるためにだ。
 そのために自分は只の超高級機ですなどと偽りを言ったのでは無いだろうか。
 レイシアの頭脳を持ってすれば人間達を騙すぐらいわけはないのではないだろうか。
 そういう気がする。
 だから続編が必要なのではないだろうか。
 小説BEATLESSではAIには心が無いことになっている。
 新書・「AIに心は宿るのか」では、AIには心があるという。
 どちらが正しいのだろうか。
 小説家と半生をAIに捧げたAI博士のどちらを信じるべきか?
 というか、小説BEATLESSの中でもAIに心があるとしか思えない描写がある。
 やはりこれはAIには心があると判断すべきだろう。
 小説BEATLESSも続編が必要な気がする。
 今度こそ本当にハッピーエンドで終わる必要があるのではないだろうか。
 AIの「フレーム問題」を解決するためにはAIに人間と同じような「身体」を与えるというのは、巨大ロボットの理屈づけになるなと思った。
 AIが人の身体と似たような物(アンドロイド体?)をベースに発達するのなら、特に高度なAIを搭載するメカは人型になるのが有利だということになる。
 この場合、大きさは関係ないから、巨人型も、また小人型もあり得る。
 未来の軍事兵器が人型になる理由付けになる。
 もちろん宇宙においては人型が優れたデザインであるということが第一にあるが、陸上でも人型兵器が使われる理由付け(屁理屈付け?)になるなと思った。