米国雇用統計の悪化はある程度予想されていたものの、失業率が10%越えとなったことで数字からくる一割失業という心理的なインパクトも手伝ってか、為替相場はドル売りへと傾斜していった。 これは、他国が英国以外はなんとか景気回復の芽が出始めたことから比較となり米国通貨を売る動きと捉えられているのではないか。 個々数ヶ月は大企業の大幅リストラが続いているために、このような結果は予想できたはずであるから株式相場は小動きとなったが、金の1100ドル越えと原油価格の堅調さからドル売りのタイミングを考えていた投資家が多かったのではないか。 更に週末のG20で新興国通貨への不均衡問題があまり具体策が打ち出されなかったことと、IMFがドルはまだ過大評価と報告していたことがわかり、週明けもユーロが上昇しドル安傾向が強まっている。 こういう背景が多いとドルは、年末に掛けての波乱があるのか要注意である。 今週は、主に前半は欧州、後半は米国市場絡みの経済指標が多くなっている。
米国のFOMCでの声明で、FRBが長期間の低金利維持すると確認された。 逆にオーストラリアでは、オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)のスティーブンス総裁は5日、豪経済は回復軌道に乗っているとの見方を示した。 アジアでは香港、シンガポールの不動産が急騰しているようで、世界経済はまちまちの状態であり、これからは各国はマイペースでの経済調整を行っていくために、米国低金利からのマネーが金やオセアニア通貨に集まる状況はしばらく続きそうだ。 我々日本はどうなるのであろうか、まだ先は見えそうにもない。。。 というと円売りかと思ってしまうのは妥当な線なのか。
変動率の上昇をみているこの頃だが、今週後半は米国雇用統計を睨んでの展開となると思われレンジ内の取引が中心となりそうだ。 株式市場も米国ダウの乱高下から調整気味の動きとなっており、次の材料待ちとなっていて雇用統計はその絶好のタイミングであろうか。 昨日は、スイス大手銀行UBS決算が減益となり、イギリスの大手金融グループRBSとロイズが政府からの2度目の出資を受ける事で懸念が拡大していることもクロス円の軟調さに一役買っている。 現在は日本時間の終わり間際での投信のクロス円買いが出ていると思われ、ユーロ円の抵抗線であった133.30を薄いながらも突破しているので一旦は買いモードとなっている。 ただ金価格の上昇による薄い中での上昇であるためにこのサポートが剥げ落ちると下落も早く、 実需に乗って買っている向きが売り出すと下げが速くなる感がある。 今夜は米国FOMCでの声明発表の予定となっており、 傾斜した取引は金の上昇の流れからくるユーロやオーストラリアドルへの影響くらいしか考えられない。 FRBが声明で金利への言及があるか動きの理由付けとなりそうだ。
先週はクロス円の乱高下で終始したのは、ダウ平均のそれによるものが大きい。 木曜日の米国統計である、GDP,個人消費統計がことごとく好結果で、ダウ平均は200ドル超の大幅上昇となったが、金曜日にはドイツの小売売上高指数が悪い結果となり、更に米国国内で商業金融大手CITグループが破綻やシティーグループの財務状況を巡る懸念を背景にして前日の上昇を上回る下落となりクロス円がそれに連れて乱高下となった。 あまりの売りにドル円も下落し、90円割れとなっている。 本日のオーストラリア市場では89円20銭まで売られて、クロス円共々下値不安が強まった。 しかし、日本時間に入ると上海株価指数の上昇に支えたれてアジア株が下値で底堅い動きをしていたことからクロス円中心に戻しをみている。 先週のクロス円中心の動きが米国市場発信の背景であるから、今週も金曜日の米国雇用統計までに経済指標を理由にした動きが中心と思われる。 本日は米国ISM製造業景況感指数や建設支出の発表があり、水曜日にはADP雇用統計、FOMCがある。 また木曜日には英中銀と欧州中銀の政策金利発表とその後にトリシェ欧州中銀総裁記者会見があり、どちらかというとこの日までに短期ポジションが調整されるのではないか。 クロス円に影響が大きいダウ平均は1万ドルでの達成感と投信の決済が10月に多く組まれており、 実需売りに押されているようだ。 そのダウ平均は下落日に出来高が多く、上昇日には少ない展開が多く実需売りが随分出ているのではないか。 そうなると今月は売りの実需が減り、ファンダメンタルの支えが出てくれば反発の可能性があり、クロス円も支えられよう。
まずはともかく今夜の米国指標が気になるところだ。
米国での経済統計が注目される中、昨日は耐久財受注が予想通りだったが、新規住宅販売が予想を下回り、それだけでクロス円の売りを加速させた。 今朝方はニュージーランドで予想通り金利据え置きとなったが、再度売りとなり下げ止まらない様子は変わっていない。 大した指標の悪化ではないにも関わらず株価の下げから下げていくクロス円は株価と連動しているとはいっても少し下げすぎの感じである。 クロス円の下落傾向がはっきりしている中では、下げ止まりにはファンダメンタルの改善や政府筋コメント、テクニカルでの下げ過熱感であるが、政府筋は80円台の円高でもないのであまり妙味が無く、ファンダメンタルに関しては指標があるがこれは予想がつきにくい、対してテクニカルは下げすぎ警戒感が出てくる可能性があり、下げ続ければ週末までには一旦買い戻しがあるのではないだろうか。 但し、米国ダウの下げが続くようであれば軟調推移はまだ続くだろう。 米国ダウ平均は、10月の安値から高値の半値戻しまできておりここから下抜けすると、現在の9762ドルから下のサポートは9600ドルが直近のラインであるかと思われる。 ユーロドルがテクニカル上のポイント付近で推移しており、この通貨ペアーの動きがクロス円全体に与える影響は大きいと思われる。 まずは、下値抵抗線が1.4700付近にありそれを前日の引けで並んでいる。 更に日足の一目均衡表では、雲の上限にあたる抵抗線が1.4600辺りにあってここも重要なポイントとなろうか。 現在は1.4700を挟んで小動きとなっているが、欧州時間でしっかり破られると1.4600下を狙っていくものと予想する。 今夜はイギリスの悪夢を思い出すような、米国GDPの指標発表がある。
米国住宅指標のケースシラーは予想を上回り不動産価格への上昇の兆しを見ている。 ガイトナー財務長官もここぞとばかりに不動産への言及をしているが、それはあまり市場には響かないようだ。 対して消費者信頼感指数とリッチモンド連銀製造業指数は予想を大幅に下回り、企業業績を背景にした押し目買いと交錯した売りがダウ平均の頭を抑えた感がある。 それらの指標が背景にあって、クロス円代表であるユーロ円の138円台という上値を抑えられるチャートポイントに差し掛かったところで下落を始めた。 ここ数週間上昇トレンドに乗っていて、IMMシカゴ先物為替市場の取り組みで買い持ちを増やしていた対ドル通貨が多く、クロス円の中で先週ポンド円の大幅下落がポジションの反動の動きも要因の一つと思われていたことから、市場参加者はユーロやオセアニア通貨など対ドルで買いポジションの多いクロス円ペアーにも上昇継続へ疑心暗鬼の心理が働き、昨日はユーロドルへのドル買いも入ったことで、ユーロ円の売りをやりやすかった相場付きとなった。
今日に入っては、オーストラリアの消費者物価指数は予想通りとなったものの、これもポンド円、ユーロ円急落の流れから、テクニカルでの下げを呼んだ。 短期的にも買われすぎの指標がチャート分析でなされていて、買い持ちの多い通貨であったためにターゲットにされたと思われ、ファンダメンタルをバックに行き過ぎ是正の動きが台頭している。 ドル円はそれらのクロス円の売りに押されて下落していて、下げ始めと見た輸出勢のやれやれ売りが出ているように思える。 下値の目処度しては、ユーロ円が直近高安の半値戻しである133.74、また現在のレベルに近いが134.85も短期の下値サポートラインではある。 ドル円は90.60にサポートラインがありそうだ。
今日は、オセアニア通貨への売り、ユーロ円、ポンド円の売りが欧州時間でも続くかが見ものであり、昨日クロス円下落のきっかけとなったのが米国指標であるために、今夜の米国耐久財受注も見逃せない統計である。
先週金曜日の英国GDPが予想を大幅に下回る結果でマイナス幅となり、ポンドが急落した。 ポンド円はチャートでの節目である、153円を回復してすぐに急落となった。統計結果と相まって、GDPの結果を受けBOEの副総裁が必要なら量的緩和を拡大するとうコメントがポジションの投げに繋がり、1分ほどで150ポイントも下がってしまった。 ポンドドルも同様に下げて、タイミングの良い発表となりコメントは意図的かと思えるほどであった。 ここしばらく政府のニュアンスが景気に対して肯定的であり、少しずつ変化していき将来のインフレ懸念まで若干だが言及があったことで、ポンドが買われていき買い持ちが膨らんだところでの急落であったために下げ止まらず、本日も売りに押される展開となっている。 今日の欧州時間までは仕掛け的な売りも予想され、下値の目処がつきにくい。 しかし、クロス円全体としては上昇トレンドを堅持しており、要因としては日本政府の財政支出拡大で財政悪化となり円売りの様相となっている。
昨日は、材料に乏しかったものの薄い中ポンドが上伸し、ポンドドル1.66台半ば、ポンド円も抵抗線近くまで上げ151円台後半まであった。 この動きがクロス円全体に波及し、136円が重かったユーロ円も抵抗線を突破し、それらのクロス円がドル円を買い支えた展開となった。 また原油に利食い売りが入ったものの仕掛け的な買いが欧州通貨に入ったところから上昇し、ドル売り基調となり14ヶ月ぶりに安値をつけた。
結局、原油の高騰がドル売り、円売りとなって相場を動かしたようだが、テクニカルに過熱感が出ているところに日本人投資家の円売りも背景にはあるようだが、仕掛けやすくなってきているので今日は短期資金の利食い先行となっている。 しばらくは、変動率が上がってきた原油相場とクロス円の連動に注意が必要となる。 昨日の米国企業決算は、大手銀行ウェースルファーゴの投資判断の引き下げやボーイング社の決算が悪く全体の利食いムードを後押しした格好で株価の下げを演出した。 今夜は、米国景気先行指数の好結果が期待されて相場も織り込みがある程度あると思われ、悪いと株価への影響は避けられずクロス円調整の可能性も少しは考えておく方が良いだろう。
ポンド円の利食い売りは152円まで届かず、151.00でストップ利食い設定しこれで決済とした。 一日で150ポイント幅はなかなかいい稼ぎである。
149.50で30買っているので、4500ポイントの利益となった。
ポンド円149.50で30の買いをしています。
利食い152.00 ストップ148.00
米国ダウは1万ドルを越えて堅調な動きとなっているが、昨日はアップルとキャタピラーの好決算にも関わらずテクニカルでの利食い売りと、前日から織り込んでいたところから売りに押されて若干の下げとなっている。 原油は80ドルの年初来高値を突破したところで、短期的な達成感でこれも利食い売りに押される展開となった。 欧州通貨は高値を追っていたが、米国時間に入ると株式、原油と共に下落基調となった。 薗中でユーロドルは1.5台のオプションの防戦売りなどでタイミングよく下落し、今朝方1.48台の後半まで下げたが、じりじりと値を戻し欧州時間にかけて1.49台半ばまで回復しているのは堅調さの証拠である。 ポンドは、米国と歩調を合わせていた英国政府が不動産市況の回復が国土の違いにもより海の向こうの国とは若干変わってき始めていることもあるが、ニュアンスがやや変化していることで上昇に弾みがついている。 ポンドドルは直近1.67台がターゲットか、英国政府のニュアンスにもっと変化が出てくれば1.7台、ポンド円は150円台半ばまでには短期調整があるとは思うが、ポンドドルと歩調を合わせるように年末まで160円台まであってもおかしくはない。 前日も書いたが、年末にかけての変動率上昇の可能性が出てきたので、ユーロも同様に上昇するとなるとどこまでいくかは見極めづらくなる。 これからの逆張りは短期では良いが中期以降のタームでは要注意かと思っている。
