福島は負けない
福島飯坂温泉に来ています。東北道は郡山の20キロくらい手前から補修が目立っています。段差があるので、80キロ規制でした。民家の瓦が落ちているところが多く、ブルーシートと砂袋で応急処置をしてありました。
今年は中止になりましたが、例年、4月上旬にスキークラブで天元台に春スキーに来ていました。
ここはインターから近く、アクセスがとても便利ですが、震災前からこの温泉街には不況の嵐が吹き、150数件あった温泉宿が今は三分の一になっています。
宿のご主人曰く「この温泉は体には効かないが、懐には効く(笑)」と言われ、花柳界との結びつきが強く、夜の楽しみがかなりあったようです。
朝、ワンズと散歩に行きましたが、荒廃した建物を見るともの悲しくなります。

今年は中止になりましたが、例年、4月上旬にスキークラブで天元台に春スキーに来ていました。
ここはインターから近く、アクセスがとても便利ですが、震災前からこの温泉街には不況の嵐が吹き、150数件あった温泉宿が今は三分の一になっています。
宿のご主人曰く「この温泉は体には効かないが、懐には効く(笑)」と言われ、花柳界との結びつきが強く、夜の楽しみがかなりあったようです。
朝、ワンズと散歩に行きましたが、荒廃した建物を見るともの悲しくなります。

松島やああ松島や松島や
日本三景・松島 予想以上の人
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1591259&media_id=2
東日本大震災の津波被害を受けた宮城県松島町の観光地で、日本三景の一つとして知られる「松島」がゴールデンウイークの4日、多くの観光客でにぎわった。地元関係者らは「例年より少ないものの、予想以上の人出。皆さんに感謝したい」と話している。
松島一帯は、3月11日の震災で海岸沿いの土産物店や飲食店が床上浸水するなどの被害を受け、観光の目玉となる遊覧船も4月末まで運航できなかった。まだ鉄道は復旧していないが、家族連れなどが車で訪れている。
遊覧船を運航する「松島島巡り観光船企業組合」の伊藤章理事長(62)は「乗船客は昨年の1割ぐらいかと思っていたが、8割に達している。約260の島々に守られ、津波被害が最小限だったので安心してお越しいただけている」と話す。
伊達政宗ゆかりの瑞巌寺にも4月末に比べ約2倍の拝観者が訪れている。千葉洋一総務課長は「地震でご本尊が倒れたが、政宗公の位牌(いはい)は無事だった。復興を支援しようと来ていただいているのだと感謝している」と安心した様子だった。
カキ料理店を営む菅原喜代子さん(65)は「養殖していたカキは全滅し、店も浸水したが、島々に守ってもらった。恩返しのつもりで営業している」と話した。千葉県富里市から家族5人で訪れた会社員、森田和也さん(42)は「10年前に来た時と変わっていなかった。子供たちもカモメにえさをやったり、楽しそうだった」と語った。【伊藤一郎】
****************************************************************
津波の不思議さです。同じ市内でもあるところは30メートル、あるところは数メートル。
もちろん、ホースの先をつまんで水の勢いを良くする原理と同じでしょうが、自然災害は人間の力が及ばないということを感じさせるニュースです。
文化庁や松島町によると、島の一部が崩落したり、島と島とを結ぶ橋が壊れたり、大きな被害を受けた。一方、島々の対岸にある松島町の死者は、22日午後6時現在、1人にとどまっている。隣の東松島市の犠牲者は650人を超えた。住民は「島が津波から守ってくれた」と感謝、美しい景観を取り戻そうと、流れ着いたがれきの撤去に取り組み、再生に動き出している。
島々をつなぐ橋は2本が全半壊し、海岸線沿いにある商店の1階が泥水につかった。しかし、津波で多くの住民が死亡・行方不明となっている他の三陸沿岸地域と比べると津波の被害は少ない。松島湾内に点在する島々が緩衝材となり、津波の勢いを弱めたためとみられ、松冨英夫・秋田大教授(水工学)は「津波の一部は島にあたって反射する。はね返った分、陸に押し寄せる波のエネルギーは弱まり、これまでの津波と同様、今回も津波による被害を減らしたと考えられる」と分析。商店街で酒店を営む佐々木繁さん(62)は「島が守ってくれた」と話す。
「松島が守ってくれた」対岸の町、死者1人 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1591259&media_id=2
東日本大震災の津波被害を受けた宮城県松島町の観光地で、日本三景の一つとして知られる「松島」がゴールデンウイークの4日、多くの観光客でにぎわった。地元関係者らは「例年より少ないものの、予想以上の人出。皆さんに感謝したい」と話している。
松島一帯は、3月11日の震災で海岸沿いの土産物店や飲食店が床上浸水するなどの被害を受け、観光の目玉となる遊覧船も4月末まで運航できなかった。まだ鉄道は復旧していないが、家族連れなどが車で訪れている。
遊覧船を運航する「松島島巡り観光船企業組合」の伊藤章理事長(62)は「乗船客は昨年の1割ぐらいかと思っていたが、8割に達している。約260の島々に守られ、津波被害が最小限だったので安心してお越しいただけている」と話す。
伊達政宗ゆかりの瑞巌寺にも4月末に比べ約2倍の拝観者が訪れている。千葉洋一総務課長は「地震でご本尊が倒れたが、政宗公の位牌(いはい)は無事だった。復興を支援しようと来ていただいているのだと感謝している」と安心した様子だった。
カキ料理店を営む菅原喜代子さん(65)は「養殖していたカキは全滅し、店も浸水したが、島々に守ってもらった。恩返しのつもりで営業している」と話した。千葉県富里市から家族5人で訪れた会社員、森田和也さん(42)は「10年前に来た時と変わっていなかった。子供たちもカモメにえさをやったり、楽しそうだった」と語った。【伊藤一郎】
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津波の不思議さです。同じ市内でもあるところは30メートル、あるところは数メートル。
もちろん、ホースの先をつまんで水の勢いを良くする原理と同じでしょうが、自然災害は人間の力が及ばないということを感じさせるニュースです。
文化庁や松島町によると、島の一部が崩落したり、島と島とを結ぶ橋が壊れたり、大きな被害を受けた。一方、島々の対岸にある松島町の死者は、22日午後6時現在、1人にとどまっている。隣の東松島市の犠牲者は650人を超えた。住民は「島が津波から守ってくれた」と感謝、美しい景観を取り戻そうと、流れ着いたがれきの撤去に取り組み、再生に動き出している。
島々をつなぐ橋は2本が全半壊し、海岸線沿いにある商店の1階が泥水につかった。しかし、津波で多くの住民が死亡・行方不明となっている他の三陸沿岸地域と比べると津波の被害は少ない。松島湾内に点在する島々が緩衝材となり、津波の勢いを弱めたためとみられ、松冨英夫・秋田大教授(水工学)は「津波の一部は島にあたって反射する。はね返った分、陸に押し寄せる波のエネルギーは弱まり、これまでの津波と同様、今回も津波による被害を減らしたと考えられる」と分析。商店街で酒店を営む佐々木繁さん(62)は「島が守ってくれた」と話す。
「松島が守ってくれた」対岸の町、死者1人 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
国家による殺戮
ビンラディン容疑者殺害、8割近くが正しい判断と認識=ロイター調査
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1590297&media_id=52
[ワシントン 2日 ロイター] ロイターが2日、英語サイト(www.reuters.com)を通じて行った調査によると、アルカイダの指導者で2001年の同時多発攻撃の首謀者とされるウサマ・ビンラディン容疑者を米国主導の作戦によりパキスタンで殺害したことについて、8割近くの人が正しい判断だったと受け止めていることが分かった。
米国人以外の人を含む英語サイトの読者1200―1300人から回答が得られた。
調査では、回答者の79%が米政府がビンラディン容疑者殺害を決定したのは正しい判断だったと回答。一方、正しくないと答えた人は14%、分からないと答えた人は7%だった。
一方、ビンラディン容疑者の死を受けて以前よりも安全に感じると答えた人は25%にとどまり、安全には感じないと答えた人の割合(59%)を大きく下回った。
ビンラディン容疑者殺害の功績については、オバマ大統領に帰すると答えた人が37%。ブッシュ前大統領の功績と答えた人の割合は13%だった。半数近くはどちらでもないと答えている。
また、回答者の51%が、ビンラディン容疑者殺害はオバマ大統領の政治手腕に対する見方に影響しないと答える一方、29%の人がオバマ大統領をより好意的に見るようになったと回答した。大統領を非常に好意的に見るようになったと答えた人も13%に上っている。
**********************************************************************
民族間、国家間による殺戮=戦争は人間がしてきた居住権を得るための闘争です。
常に自国の政策が世界の正義とかざす米国・・・。
その思い上がった政策が9.11の悲劇を起こしたのです。
ビンラディン容疑者を殺すことによって新たなテロが起き、またさらに尊い命が失われることになります。
ビンラディン容疑者殺害を正しい誤った判断をされている方はもう一度、この国家による殺人を考えてください。
大統領とその側近がホワイトハウスの一室に集まり、この殺戮ショーを見守るという姿に私は寒気がするとともに、正義をかざす米国の横暴さを再認識しました。
「一人の殺害は犯罪者を生み、百万の殺害は英雄を生む。数が(殺人を)神聖化する」
チャップリンは映画・殺人狂時代でこのような国家による大量殺戮を批判する言葉を残していますが、裁判もしない今回のビンラディンの殺害を正しいと思われる方は、ユダヤ民族のお金を世界大戦に利用するために、イギリスと言う国家がイスラエルという国家をアラブ民族がすむ地域に建国させたという歴史を見直してください。
「敵意は敵意によってはやまない。敵意は敵意を離れることによってやむ。」
ブッダの言葉です。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1590297&media_id=52
[ワシントン 2日 ロイター] ロイターが2日、英語サイト(www.reuters.com)を通じて行った調査によると、アルカイダの指導者で2001年の同時多発攻撃の首謀者とされるウサマ・ビンラディン容疑者を米国主導の作戦によりパキスタンで殺害したことについて、8割近くの人が正しい判断だったと受け止めていることが分かった。
米国人以外の人を含む英語サイトの読者1200―1300人から回答が得られた。
調査では、回答者の79%が米政府がビンラディン容疑者殺害を決定したのは正しい判断だったと回答。一方、正しくないと答えた人は14%、分からないと答えた人は7%だった。
一方、ビンラディン容疑者の死を受けて以前よりも安全に感じると答えた人は25%にとどまり、安全には感じないと答えた人の割合(59%)を大きく下回った。
ビンラディン容疑者殺害の功績については、オバマ大統領に帰すると答えた人が37%。ブッシュ前大統領の功績と答えた人の割合は13%だった。半数近くはどちらでもないと答えている。
また、回答者の51%が、ビンラディン容疑者殺害はオバマ大統領の政治手腕に対する見方に影響しないと答える一方、29%の人がオバマ大統領をより好意的に見るようになったと回答した。大統領を非常に好意的に見るようになったと答えた人も13%に上っている。
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民族間、国家間による殺戮=戦争は人間がしてきた居住権を得るための闘争です。
常に自国の政策が世界の正義とかざす米国・・・。
その思い上がった政策が9.11の悲劇を起こしたのです。
ビンラディン容疑者を殺すことによって新たなテロが起き、またさらに尊い命が失われることになります。
ビンラディン容疑者殺害を正しい誤った判断をされている方はもう一度、この国家による殺人を考えてください。
大統領とその側近がホワイトハウスの一室に集まり、この殺戮ショーを見守るという姿に私は寒気がするとともに、正義をかざす米国の横暴さを再認識しました。
「一人の殺害は犯罪者を生み、百万の殺害は英雄を生む。数が(殺人を)神聖化する」
チャップリンは映画・殺人狂時代でこのような国家による大量殺戮を批判する言葉を残していますが、裁判もしない今回のビンラディンの殺害を正しいと思われる方は、ユダヤ民族のお金を世界大戦に利用するために、イギリスと言う国家がイスラエルという国家をアラブ民族がすむ地域に建国させたという歴史を見直してください。
「敵意は敵意によってはやまない。敵意は敵意を離れることによってやむ。」
ブッダの言葉です。
日本の里山
兵庫県のショコラパパ宅に来ています。
ママさんが元同僚ということで、パパさんに大変お世話になりました。
2年半前にS社を退職、実家に戻られました。2年前のGWにもキャンディとラッキーを連れて、来ました。
北海道移住の前にご挨拶ということで、530キロの旅をして、深夜に到着しました。
ショコラの里親を3年前に引き受けてもらいました。
久しぶりのショコラですが、よく我が家に泊まりに来ていたので、ワンズ同士、まったくの違和感なし。
スタディも兄弟のように仲良くしています。
スタディとショコラはどことなく似ているので、元の血筋は同じかもしれません。
4ワンズで散歩に行きました。
ここは日本酒用のお米、「山田錦」の本場です。
ショコラパパ家の水田でも耕作しています。
土地改良で、耕作しやすい田んぼになり、パパさんが育った風景とは違うと言われていますが、まさに、里山の風景です。


ママさんが元同僚ということで、パパさんに大変お世話になりました。
2年半前にS社を退職、実家に戻られました。2年前のGWにもキャンディとラッキーを連れて、来ました。
北海道移住の前にご挨拶ということで、530キロの旅をして、深夜に到着しました。
ショコラの里親を3年前に引き受けてもらいました。
久しぶりのショコラですが、よく我が家に泊まりに来ていたので、ワンズ同士、まったくの違和感なし。
スタディも兄弟のように仲良くしています。
スタディとショコラはどことなく似ているので、元の血筋は同じかもしれません。
4ワンズで散歩に行きました。
ここは日本酒用のお米、「山田錦」の本場です。
ショコラパパ家の水田でも耕作しています。
土地改良で、耕作しやすい田んぼになり、パパさんが育った風景とは違うと言われていますが、まさに、里山の風景です。


年間1ミリシーベルトを守れ
内閣官房参与が「抗議」の辞任
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1587587&media_id=2
許容量を従来の20倍に上げるということ・・・・・今までの基準値はなんだったのということに気づかないのでしょうか?
この地を放棄して、避難させるべきです。
一人の命は地球より重いのです。
内閣官房参与の小佐古敏荘(こさこ・としそう)・東京大教授(61)=放射線安全学=は29日、菅直人首相あての辞表を首相官邸に出した。小佐古氏は国会内で記者会見し、東京電力福島第1原発事故の政府対応を「場当たり的」と批判。特に小中学校の屋外活動を制限する限界放射線量を年間20ミリシーベルトを基準に決めたことに「容認すれば私の学者生命は終わり。自分の子どもをそういう目に遭わせたくない」と異論を唱えた。同氏は東日本大震災発生後の3月16日に任命された。
小佐古氏は、学校の放射線基準を年間1ミリシーベルトとするよう主張したのに採用されなかったことを明かし、「年間20ミリシーベルト近い被ばくをする人は原子力発電所の放射線業務従事者でも極めて少ない。この数値を乳児、幼児、小学生に求めることは学問上の見地からのみならず、私のヒューマニズムからしても受け入れがたい」と主張した。
小佐古氏はまた、政府の原子力防災指針で「緊急事態の発生直後から速やかに開始されるべきもの」とされた「緊急時迅速放射能影響予測システム(SPEEDI)」による影響予測がすぐに運用・公表されなかったことなどを指摘。「法律を軽視してその場限りの対応を行い、事態収束を遅らせている」と述べた。
記者会見には民主党の空本誠喜衆院議員が同席、「同僚議員に20ミリシーベルトは間違いと伝えて輪を広げ、正しい方向に持っていきたい」と語った。空本氏は小沢一郎元代表のグループに所属する一方、大震災発生後は小佐古氏と協力して原発対応の提言を首相官邸に行ってきた。菅首相は大震災発生後、原子力の専門家を中心に内閣官房参与を6人増やしている。【吉永康朗】
◇「子ども20ミリシーベルト」専門家も賛否
政府は国際放射線防護委員会(ICRP)が原子力事故の収束段階で適用すべきだとして勧告した年間許容量1~20ミリシーベルトの上限を根拠に採用。1日8時間を屋外で過ごすとして子どもの行動を仮定した上で、放射線量が年20ミリシーベルトを超えないよう、毎時3.8マイクロシーベルト以上の学校などで屋外活動を1日1時間に制限する通知を文部科学省が19日に出した。
文科省は「余裕を持って決めた基準で、実際に年間20ミリシーベルトを被ばくすることはない」と説明するが「子どもを大人と同様に扱うべきでない」として他の放射線の専門家からも異論が出ているほか、日本弁護士連合会も反対声明を出している。
ICRP主委員会委員の経験がある佐々木康人・日本アイソトープ協会常務理事は「政府は厳しい側の対応をとっており、影響が出ることはない」と理解を示す一方、「被ばくを減らす努力は必要だ」と指摘する。【西川拓、永山悦子】
:::::::::::::::::::::::::::::::
武田邦彦
超・ねじれ思考 児童の被ばくは多い方が良い??
郡山市は市長の決断で、市内の小学校の校庭の表土を除き、子供達がすこしでも被ばくしないようにと努力した。
その結果、表土を除く前には1時間あたり3マイクロシーベルトもあったのに、それが0.6マイクロシーベルトに減った.
子供達にとっては素晴らしいことだ.
これが小学校ばかりではなく福島県の全部に行き渡れば、
「汚れた福島」
から
「綺麗な福島」への転換ができる。素晴らしいことだ。
・・・・・・・・・
でも、これに対して文科省の大臣が、
「3ミリシーベルトで安全なのだから、余計なことをするな」
と言った。「汚れた福島のままで良い。30年はそのままでよい」という意味になる。
その理由は、「安全なものをさらに安全にしなくても良い」ということだが、超・ねじれ思考であると共に、法律違反である。
もともと文科省は、放射線を出す物質の法律を作り、厳しく管理をしていた。複数の法律があるが、その基本思想と規制値は、
1.
被ばくはできるだけ低い方が良い、
2.
子供の被ばくは大人より危険である、
3.
一般人の1年間の限度は1ミリシーベルトである、
4.
「クリアランス・レベル」(原子力関係の廃棄物を捨てる時の基準)は1年間10ミリシーベルト以下にしなければいけないし、それに反すると1年以下の懲役で犯罪である、
ということである。
今回の地震で臨時措置として、年間20ミリシーベルトとう限度を決めたが、これはあくまでも「望ましくないが臨時」であり、さらに「法律で決まっているのを、文科省の大臣が勝手に変更できない」という制限がある。
・・・・・・・・・
実質的に子供達の安全を守るという点でも、これまでの文科省の指導の思想から言っても、さらには具体的な法律から見ても、郡山市の行動とその結果は、「子供を育てるために存在する、文科省として喜ぶべきもの」であることは明らかだ.
私は福島原発事故以来、政府が自分たちのメンツにこだわって、
「どうにかして、国民や子供をより多く被ばくさせたい」
という行動を取ることに、実に不思議な感じがしていた。
「そんなことはないはずだ」と何回も自分に言い聞かせてきたが、政府が言ったり、行動したりするとすぐ、それは裏切られる.
原発事故では「最初に逃げて、後で戻ってくる」ことによって被曝量を減らすことができるのに、一番、多く放射性物質が出ている時に「安全だ」と言って、放射線が少なくなってから「危ない」と言い出したりしている。
私は小学校の基準として文科省が出した1時間3.8マイクロシーベルトという計算はまったくの間違いと思っているが、もしそれが正しくても、郡山市の小学校の汚染が下がるのは歓迎のはずだ。
すでに政治家やお役人が自分たちだけのことを考えて、国民は税金を納める道具ぐらいしか思っていないことは確かだが、こんなときにもそうか、と思うと情けない.
(注)文科省3.8マイクロの間違い
1. もともと子供は1年間1ミリシーベルトである、
2. 原子力安全委員会も、臨時措置でも子供は10ミリシーベルトが望ましいと言っている、
3. ノーベル医学賞を受賞した外国の学者も、子供の規制値を2から3分の1にすべきだと提言している、
4. 内部被ばくを計算していない(計算根拠を示さず、無視できるとしている)、
5. 校庭にいる時間以外は子供が屋内にいるとしていること、さらには屋内は屋外の2.5分の1だとしていること(現在の福島県の状態を無視している)。
子供をできるだけ多く被ばくさせたいという異常な心理で、子供を被ばくさせるな!
(平成23年4月29日 午前11時 執筆)
武田邦彦
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1587587&media_id=2
許容量を従来の20倍に上げるということ・・・・・今までの基準値はなんだったのということに気づかないのでしょうか?
この地を放棄して、避難させるべきです。
一人の命は地球より重いのです。
内閣官房参与の小佐古敏荘(こさこ・としそう)・東京大教授(61)=放射線安全学=は29日、菅直人首相あての辞表を首相官邸に出した。小佐古氏は国会内で記者会見し、東京電力福島第1原発事故の政府対応を「場当たり的」と批判。特に小中学校の屋外活動を制限する限界放射線量を年間20ミリシーベルトを基準に決めたことに「容認すれば私の学者生命は終わり。自分の子どもをそういう目に遭わせたくない」と異論を唱えた。同氏は東日本大震災発生後の3月16日に任命された。
小佐古氏は、学校の放射線基準を年間1ミリシーベルトとするよう主張したのに採用されなかったことを明かし、「年間20ミリシーベルト近い被ばくをする人は原子力発電所の放射線業務従事者でも極めて少ない。この数値を乳児、幼児、小学生に求めることは学問上の見地からのみならず、私のヒューマニズムからしても受け入れがたい」と主張した。
小佐古氏はまた、政府の原子力防災指針で「緊急事態の発生直後から速やかに開始されるべきもの」とされた「緊急時迅速放射能影響予測システム(SPEEDI)」による影響予測がすぐに運用・公表されなかったことなどを指摘。「法律を軽視してその場限りの対応を行い、事態収束を遅らせている」と述べた。
記者会見には民主党の空本誠喜衆院議員が同席、「同僚議員に20ミリシーベルトは間違いと伝えて輪を広げ、正しい方向に持っていきたい」と語った。空本氏は小沢一郎元代表のグループに所属する一方、大震災発生後は小佐古氏と協力して原発対応の提言を首相官邸に行ってきた。菅首相は大震災発生後、原子力の専門家を中心に内閣官房参与を6人増やしている。【吉永康朗】
◇「子ども20ミリシーベルト」専門家も賛否
政府は国際放射線防護委員会(ICRP)が原子力事故の収束段階で適用すべきだとして勧告した年間許容量1~20ミリシーベルトの上限を根拠に採用。1日8時間を屋外で過ごすとして子どもの行動を仮定した上で、放射線量が年20ミリシーベルトを超えないよう、毎時3.8マイクロシーベルト以上の学校などで屋外活動を1日1時間に制限する通知を文部科学省が19日に出した。
文科省は「余裕を持って決めた基準で、実際に年間20ミリシーベルトを被ばくすることはない」と説明するが「子どもを大人と同様に扱うべきでない」として他の放射線の専門家からも異論が出ているほか、日本弁護士連合会も反対声明を出している。
ICRP主委員会委員の経験がある佐々木康人・日本アイソトープ協会常務理事は「政府は厳しい側の対応をとっており、影響が出ることはない」と理解を示す一方、「被ばくを減らす努力は必要だ」と指摘する。【西川拓、永山悦子】
:::::::::::::::::::::::::::::::
武田邦彦
超・ねじれ思考 児童の被ばくは多い方が良い??
郡山市は市長の決断で、市内の小学校の校庭の表土を除き、子供達がすこしでも被ばくしないようにと努力した。
その結果、表土を除く前には1時間あたり3マイクロシーベルトもあったのに、それが0.6マイクロシーベルトに減った.
子供達にとっては素晴らしいことだ.
これが小学校ばかりではなく福島県の全部に行き渡れば、
「汚れた福島」
から
「綺麗な福島」への転換ができる。素晴らしいことだ。
・・・・・・・・・
でも、これに対して文科省の大臣が、
「3ミリシーベルトで安全なのだから、余計なことをするな」
と言った。「汚れた福島のままで良い。30年はそのままでよい」という意味になる。
その理由は、「安全なものをさらに安全にしなくても良い」ということだが、超・ねじれ思考であると共に、法律違反である。
もともと文科省は、放射線を出す物質の法律を作り、厳しく管理をしていた。複数の法律があるが、その基本思想と規制値は、
1.
被ばくはできるだけ低い方が良い、
2.
子供の被ばくは大人より危険である、
3.
一般人の1年間の限度は1ミリシーベルトである、
4.
「クリアランス・レベル」(原子力関係の廃棄物を捨てる時の基準)は1年間10ミリシーベルト以下にしなければいけないし、それに反すると1年以下の懲役で犯罪である、
ということである。
今回の地震で臨時措置として、年間20ミリシーベルトとう限度を決めたが、これはあくまでも「望ましくないが臨時」であり、さらに「法律で決まっているのを、文科省の大臣が勝手に変更できない」という制限がある。
・・・・・・・・・
実質的に子供達の安全を守るという点でも、これまでの文科省の指導の思想から言っても、さらには具体的な法律から見ても、郡山市の行動とその結果は、「子供を育てるために存在する、文科省として喜ぶべきもの」であることは明らかだ.
私は福島原発事故以来、政府が自分たちのメンツにこだわって、
「どうにかして、国民や子供をより多く被ばくさせたい」
という行動を取ることに、実に不思議な感じがしていた。
「そんなことはないはずだ」と何回も自分に言い聞かせてきたが、政府が言ったり、行動したりするとすぐ、それは裏切られる.
原発事故では「最初に逃げて、後で戻ってくる」ことによって被曝量を減らすことができるのに、一番、多く放射性物質が出ている時に「安全だ」と言って、放射線が少なくなってから「危ない」と言い出したりしている。
私は小学校の基準として文科省が出した1時間3.8マイクロシーベルトという計算はまったくの間違いと思っているが、もしそれが正しくても、郡山市の小学校の汚染が下がるのは歓迎のはずだ。
すでに政治家やお役人が自分たちだけのことを考えて、国民は税金を納める道具ぐらいしか思っていないことは確かだが、こんなときにもそうか、と思うと情けない.
(注)文科省3.8マイクロの間違い
1. もともと子供は1年間1ミリシーベルトである、
2. 原子力安全委員会も、臨時措置でも子供は10ミリシーベルトが望ましいと言っている、
3. ノーベル医学賞を受賞した外国の学者も、子供の規制値を2から3分の1にすべきだと提言している、
4. 内部被ばくを計算していない(計算根拠を示さず、無視できるとしている)、
5. 校庭にいる時間以外は子供が屋内にいるとしていること、さらには屋内は屋外の2.5分の1だとしていること(現在の福島県の状態を無視している)。
子供をできるだけ多く被ばくさせたいという異常な心理で、子供を被ばくさせるな!
(平成23年4月29日 午前11時 執筆)
武田邦彦
四半世紀に渡るOG会
厚木東高校に転勤したのは1985年、教員7年目でした。
定時制高校に転勤してソフトボールとかかわることはこの10年間ありませんでしたが、21年間はソフトボール部顧問として、精魂込めて、指導をしました。
日々是試合
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=844180785&owner_id=9922906
例年9月に行われていたOG会は、私の送別会として、先週の土曜日に開かれました。
最初の学校の教え子で、野球部にいたH君、K君も来てくれて(二人は先週の送別会にも参加してくれました。)、44名が集まりました。
1987年以来・・・25年間連続、続いています。
もちろん、私も皆勤!初代のキャプテンもです。
記念品として何が良いかという事で「くるみの学校」NPO申請時に必要な印鑑をお願いしました。
マイミクの卒業生が幹事となり、いろんな手配をしてくれました。
涙が出るほど嬉しかったです。でも、見せませんでしたが・・・。
安いので良いと言ったのですが、最高級の材質の印鑑です。
君達の励ましを決して無駄にしないように、くるみの学校でがんばります。
ありがとう!みんな!
泣くほど練習したものね。
だから、君達は精神的にも肉体的にも強靭なんだよ。
努力はかならず、結果としてついてくる。
君達を見ていると確信しました。


定時制高校に転勤してソフトボールとかかわることはこの10年間ありませんでしたが、21年間はソフトボール部顧問として、精魂込めて、指導をしました。
日々是試合
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=844180785&owner_id=9922906
例年9月に行われていたOG会は、私の送別会として、先週の土曜日に開かれました。
最初の学校の教え子で、野球部にいたH君、K君も来てくれて(二人は先週の送別会にも参加してくれました。)、44名が集まりました。
1987年以来・・・25年間連続、続いています。
もちろん、私も皆勤!初代のキャプテンもです。
記念品として何が良いかという事で「くるみの学校」NPO申請時に必要な印鑑をお願いしました。
マイミクの卒業生が幹事となり、いろんな手配をしてくれました。
涙が出るほど嬉しかったです。でも、見せませんでしたが・・・。
安いので良いと言ったのですが、最高級の材質の印鑑です。
君達の励ましを決して無駄にしないように、くるみの学校でがんばります。
ありがとう!みんな!
泣くほど練習したものね。
だから、君達は精神的にも肉体的にも強靭なんだよ。
努力はかならず、結果としてついてくる。
君達を見ていると確信しました。


千羽鶴
ダブルブッキングしてしまった先週土曜日の送別会!
17時始まりの定時制同僚会に向かっていたところ、3人の女子生徒が改札口通路で待っていました。
3人とも顔は見たことがあったのですが、教えたことも、話したこともありませんでした。
挨拶をして、通りすぎようとすると「クリ先生!」と呼び止められました。
「どうしたの」と聞くと千羽鶴を私の門出にと渡してくれました。
3人とも見るからに大人しく、真面目な生徒です。
今○さんと言う生徒が一人で折って、作ってくれたそうです。
4月7日の退任式で話した「くるみの学校」の為に持ってきてくれました。
担任に聞くと、3人とも中学時代不登校で、高校入学後に元気に通えるようになった生徒だそうです。
教えたことも、話したこともない生徒達からの素敵なプレゼント・・・・
感動しました。
そして、彼女達の思いが「くるみの学校」に来る人達に命の水を与えてくれると思います。
ありがとうございます。

17時始まりの定時制同僚会に向かっていたところ、3人の女子生徒が改札口通路で待っていました。
3人とも顔は見たことがあったのですが、教えたことも、話したこともありませんでした。
挨拶をして、通りすぎようとすると「クリ先生!」と呼び止められました。
「どうしたの」と聞くと千羽鶴を私の門出にと渡してくれました。
3人とも見るからに大人しく、真面目な生徒です。
今○さんと言う生徒が一人で折って、作ってくれたそうです。
4月7日の退任式で話した「くるみの学校」の為に持ってきてくれました。
担任に聞くと、3人とも中学時代不登校で、高校入学後に元気に通えるようになった生徒だそうです。
教えたことも、話したこともない生徒達からの素敵なプレゼント・・・・
感動しました。
そして、彼女達の思いが「くるみの学校」に来る人達に命の水を与えてくれると思います。
ありがとうございます。

神になった専門家
微量の放射能は安全だと言い続ける御用学者、政治家、官僚・・・!
そして、何の批判もせずにその情報を垂れ流すマスコミ。
放射線による健康被害は個人によって違うと言うのが、広島原爆被爆者から私が実際に聞いた話です。
ある人にとって被害が出ない放射線量でも、ある人にとっては被害が出る放射線量があるのです。
ゆえに、放射線は原発から絶対にもらさないと言う設計で建設されていたのです。
被曝量の限界値を国際的基準より日本は厳しいと言うまやかしを言って、国際基準にまで上限をあげましたと言った枝野長官・・・・うわさでは妻子はシンガポールに行かせたという話もありますが・・・。
以下、武田先生のご意見です。http://takedanet.com/
******************************************************************
原発七不思議 神になった専門家
日本には日本人を放射線の害から守る「法律」というものがあります。それは長く国民を伝染病から守ってきた「伝染病予防法(現感染症法)」などと同じように大切な法律です.
いざ、伝染病が流行した時に、医師という専門家が「こんなに患者が多いのじゃ大変だ」という理由で「伝染病はたいした事はない、伝染病予防法は守らなくても良い」と言えるのでしょうか?
・・・・・・・・・
放射線については、各省庁でそれぞれの法令ができていますが、たとえば、厚生労働省の「電離放射線障害防止規則」というのは、昭和47年に制定されて、今年になっても1月14日に改訂されています。
このような法律は「被ばくと健康に関する国際勧告」に基づいて、国内で「放射線と健康の専門家」が、「それぞれの関係省庁」で検討し、国内の法律や規則を改定して、今に至っています.
日本国民を放射線の害から守るのですから、あらゆる知恵を動員して作られています.
そこには、放射線の「業務」を行うところについて、明確に次のように書かれています(たとえば第3条:管理区域)。
1.
放射線量=外部+内部、
2.
3ヶ月で1.3ミリシーベルトを越える怖れがある場合、かならず標識で明示する、
読者の方の中には、専門家が100ミリと言ったり、政府が20ミリで規制したりするので、私に「武田の言う1ミリとか1.3ミリという根拠は何か!勝手なことを言うな!」という人もいるけれど、騙されているだけです.
「1年1ミリ」は武田説でもなんでもなく、国際勧告と国内法で定められている数値です(1年1ミリは人、3ヶ月1.3ミリは場所で実質的な内容は同じ。)
なにしろ、国際勧告や国内法で「日本人の健康」を決めるのですから、膨大な研究データやチェルノブイリなどの詳細な報告に基づいて決めていることです。だから私はその根拠を特に示すことを止めています。
普通の人が膨大な資料を見て、今更「1ミリは適当か」を判断しようとしても、2,3年はかかるからです.だからこそ、「専門家」が何10回も検討を重ねて、法律で定めているのです。
ところが、3月12日、福島原発が破壊した途端、専門家は神となり、公務員は法律を捨てました。今では、彼らは必死で「日本に法律の規定がある」ことを隠そうとしています.
枝野官房長官はうっかり「一般人の限度は1年間1ミリだ」と発言しましたが、これが唯一かも知れません。本来は子供の健康を守るはずの文科省も「法律には一切触れないお触れ」を出しています.
人の健康、それも強制的なこと(学校に通うなど)に適応するのに、1ミリという法律を隠して、自分が100ミリと思うから、20ミリでなければ自分の仕事に具合が悪いからという理由で「人」は「他人の運命を勝手に決める権利」はないのです。
・・・・・・・・・
専門家は神になったのです。
「1000人で5人ぐらいガンが増えても問題は無い」とある専門家は言いました。それは雑談なら良いですが、強制力(仕事やお金、学校、食材などの全て)を伴って自治体も神となりました.
人間は「神」になってはいけません。
事故が起こって現実に被ばくしている人がでている最中ですから、「新たに検討する時間」は与えられていません。
専門家は神になってはいけない、
NHKは神になってはいけない、
医師は神ではない、
政府は法律と法の精神を捨ててはいけない、
文科省は児童に20ミリを強制できない、
いかに政府でも人の運命に拘わることを神の代わりに決めることはできない、
誰もが、「1年1ミリが適切か」を判断してはいけない。
誰もが、「1年1ミリ」以外の数値を言ってはいけない。
・・・・・・・・・
私たちが長い間かけて、研究と経験を積んで決めてきた「これで健康を守ろう」という数値を今、ご都合主義で変えてはいけない。
変えなくても被ばくを避けることはできる。一刻も早く1年1ミリを守ると宣言して、福島とその近県の人の命を守らなければならない。
今からでも遅くない。政府も市長も、医師も専門家も、神から降りてください。
100ミリと1ミリでは、約5000人のガン患者が発生すると予想されます(国際的合意に基づく数値、武田説ではない).
だから、「100ミリで良い」と言いつづける専門家・医師は「私財」をなげうって、患者さんの救済に当たって欲しい.
20
ミリと1ミリでは、約1000人の児童・生徒が被ばくでガンになる. 文科省で20ミリの決定に関与した役人は、その責任を「私財」で贖うべきである.
(平成23年4月25日 午前7時 執筆)
武田邦彦
そして、何の批判もせずにその情報を垂れ流すマスコミ。
放射線による健康被害は個人によって違うと言うのが、広島原爆被爆者から私が実際に聞いた話です。
ある人にとって被害が出ない放射線量でも、ある人にとっては被害が出る放射線量があるのです。
ゆえに、放射線は原発から絶対にもらさないと言う設計で建設されていたのです。
被曝量の限界値を国際的基準より日本は厳しいと言うまやかしを言って、国際基準にまで上限をあげましたと言った枝野長官・・・・うわさでは妻子はシンガポールに行かせたという話もありますが・・・。
以下、武田先生のご意見です。http://takedanet.com/
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原発七不思議 神になった専門家
日本には日本人を放射線の害から守る「法律」というものがあります。それは長く国民を伝染病から守ってきた「伝染病予防法(現感染症法)」などと同じように大切な法律です.
いざ、伝染病が流行した時に、医師という専門家が「こんなに患者が多いのじゃ大変だ」という理由で「伝染病はたいした事はない、伝染病予防法は守らなくても良い」と言えるのでしょうか?
・・・・・・・・・
放射線については、各省庁でそれぞれの法令ができていますが、たとえば、厚生労働省の「電離放射線障害防止規則」というのは、昭和47年に制定されて、今年になっても1月14日に改訂されています。
このような法律は「被ばくと健康に関する国際勧告」に基づいて、国内で「放射線と健康の専門家」が、「それぞれの関係省庁」で検討し、国内の法律や規則を改定して、今に至っています.
日本国民を放射線の害から守るのですから、あらゆる知恵を動員して作られています.
そこには、放射線の「業務」を行うところについて、明確に次のように書かれています(たとえば第3条:管理区域)。
1.
放射線量=外部+内部、
2.
3ヶ月で1.3ミリシーベルトを越える怖れがある場合、かならず標識で明示する、
読者の方の中には、専門家が100ミリと言ったり、政府が20ミリで規制したりするので、私に「武田の言う1ミリとか1.3ミリという根拠は何か!勝手なことを言うな!」という人もいるけれど、騙されているだけです.
「1年1ミリ」は武田説でもなんでもなく、国際勧告と国内法で定められている数値です(1年1ミリは人、3ヶ月1.3ミリは場所で実質的な内容は同じ。)
なにしろ、国際勧告や国内法で「日本人の健康」を決めるのですから、膨大な研究データやチェルノブイリなどの詳細な報告に基づいて決めていることです。だから私はその根拠を特に示すことを止めています。
普通の人が膨大な資料を見て、今更「1ミリは適当か」を判断しようとしても、2,3年はかかるからです.だからこそ、「専門家」が何10回も検討を重ねて、法律で定めているのです。
ところが、3月12日、福島原発が破壊した途端、専門家は神となり、公務員は法律を捨てました。今では、彼らは必死で「日本に法律の規定がある」ことを隠そうとしています.
枝野官房長官はうっかり「一般人の限度は1年間1ミリだ」と発言しましたが、これが唯一かも知れません。本来は子供の健康を守るはずの文科省も「法律には一切触れないお触れ」を出しています.
人の健康、それも強制的なこと(学校に通うなど)に適応するのに、1ミリという法律を隠して、自分が100ミリと思うから、20ミリでなければ自分の仕事に具合が悪いからという理由で「人」は「他人の運命を勝手に決める権利」はないのです。
・・・・・・・・・
専門家は神になったのです。
「1000人で5人ぐらいガンが増えても問題は無い」とある専門家は言いました。それは雑談なら良いですが、強制力(仕事やお金、学校、食材などの全て)を伴って自治体も神となりました.
人間は「神」になってはいけません。
事故が起こって現実に被ばくしている人がでている最中ですから、「新たに検討する時間」は与えられていません。
専門家は神になってはいけない、
NHKは神になってはいけない、
医師は神ではない、
政府は法律と法の精神を捨ててはいけない、
文科省は児童に20ミリを強制できない、
いかに政府でも人の運命に拘わることを神の代わりに決めることはできない、
誰もが、「1年1ミリが適切か」を判断してはいけない。
誰もが、「1年1ミリ」以外の数値を言ってはいけない。
・・・・・・・・・
私たちが長い間かけて、研究と経験を積んで決めてきた「これで健康を守ろう」という数値を今、ご都合主義で変えてはいけない。
変えなくても被ばくを避けることはできる。一刻も早く1年1ミリを守ると宣言して、福島とその近県の人の命を守らなければならない。
今からでも遅くない。政府も市長も、医師も専門家も、神から降りてください。
100ミリと1ミリでは、約5000人のガン患者が発生すると予想されます(国際的合意に基づく数値、武田説ではない).
だから、「100ミリで良い」と言いつづける専門家・医師は「私財」をなげうって、患者さんの救済に当たって欲しい.
20
ミリと1ミリでは、約1000人の児童・生徒が被ばくでガンになる. 文科省で20ミリの決定に関与した役人は、その責任を「私財」で贖うべきである.
(平成23年4月25日 午前7時 執筆)
武田邦彦
すべてを東電のせいにする官僚・政治家
表に出てこない原子力安全・保安院長はどこにいるのでしょうか。
政府、官僚が安全基準を策定し、原発建設の許可を東電に与えたのだから、国会で、最初に誤るべきは原子力安全・保安院長なのではないだろうか。
政治家、官僚の責任逃れが見えます。
以下、武田先生のご意見です。
http://takedanet.com/
****************************************************************
東京電力の社長が国会に呼ばれて「津波の想定が甘かった。申しわけない」と謝りました。
今度の福島原発の事故の一面を、はっきりと描画した「見事な瞬間」でした。それが判った新聞記者もおられたと思いますが、記事を書くことはできなかったようです。
・・・・・・・・・
「原子力は有用だが危ない」ので、電力会社が進める原発の安全性を「国民に代わってチェックする」ために、経産省に原子力安全・保安院というのを作って、院長を置き、高い人件費を私たちの税金から払い、チェックしているはずでした。
それなのに、国会には東京電力の社長が出ていって「津波の想定が甘かった」と謝っているのです。本当は、国会に行くは保安院長で、「東電の想定が甘かったのに、なぜ見過ごしたのか。なぜ国民に代わってチェックができなかったのか。職務怠慢で罰せられるのか、給料は返納するのか」ということを説明しなければいけなかったのです。
柏崎刈羽原発事故の時と同じように、日本社会は官僚の作戦にコロッと騙されようとしています。
もう少し時間がたつと、メディアも政府に脅されて報道を制限され、ネットは見せしめに誰かが逮捕され、わたくしたちがよほど民主主義に確信を持ってない限り、官僚は逃げ切ってしまうと思います。
・・・・・・・・・
一体、わたくしたちが税金を払い、雇っている原子力安全・保安院の院長及びそこで働いている高級官僚は何をしていたのでしょうか。
わたくしは一般の人よりやや原子力行政の近くにいてよくわかるのですが、実は私たちの雇用人は何もやっていません。
そして、何もやらない組織があるのは、その組織や官僚がいないより危ないのです。
保安院というところがなければ、国民は直接電力会社の作る原発の安全性を見ますから。まだある程度はチェックできるのですが、保安院が代わりにやると言っているので任せるとこのようなことになります。
この際、国に納める税金を半分ぐらいにして絶対に必要なところだけやるようにした方がわたくしはいいように思います。これだけ国が肥大化して東京に一極集中し、しかも多くの人が政府の補助金を目当てに仕事をするという社会では、原発のような巨大技術は進めるのが難しいのです。
原発が安全に動くためには、「誠心誠意国民のために働く立派な官僚」と「ワインは嫌いで、学問に忠実な東大教授」がいなければいけません。
国会議員を半分に減らし、税金を半分にするというぐらいの大胆な改良を、もし日本社会ができれば、また明るく希望の持てる未来が開けるでしょう。
(平成23年4月24日 午後5時 執筆)
武田邦彦
政府、官僚が安全基準を策定し、原発建設の許可を東電に与えたのだから、国会で、最初に誤るべきは原子力安全・保安院長なのではないだろうか。
政治家、官僚の責任逃れが見えます。
以下、武田先生のご意見です。
http://takedanet.com/
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東京電力の社長が国会に呼ばれて「津波の想定が甘かった。申しわけない」と謝りました。
今度の福島原発の事故の一面を、はっきりと描画した「見事な瞬間」でした。それが判った新聞記者もおられたと思いますが、記事を書くことはできなかったようです。
・・・・・・・・・
「原子力は有用だが危ない」ので、電力会社が進める原発の安全性を「国民に代わってチェックする」ために、経産省に原子力安全・保安院というのを作って、院長を置き、高い人件費を私たちの税金から払い、チェックしているはずでした。
それなのに、国会には東京電力の社長が出ていって「津波の想定が甘かった」と謝っているのです。本当は、国会に行くは保安院長で、「東電の想定が甘かったのに、なぜ見過ごしたのか。なぜ国民に代わってチェックができなかったのか。職務怠慢で罰せられるのか、給料は返納するのか」ということを説明しなければいけなかったのです。
柏崎刈羽原発事故の時と同じように、日本社会は官僚の作戦にコロッと騙されようとしています。
もう少し時間がたつと、メディアも政府に脅されて報道を制限され、ネットは見せしめに誰かが逮捕され、わたくしたちがよほど民主主義に確信を持ってない限り、官僚は逃げ切ってしまうと思います。
・・・・・・・・・
一体、わたくしたちが税金を払い、雇っている原子力安全・保安院の院長及びそこで働いている高級官僚は何をしていたのでしょうか。
わたくしは一般の人よりやや原子力行政の近くにいてよくわかるのですが、実は私たちの雇用人は何もやっていません。
そして、何もやらない組織があるのは、その組織や官僚がいないより危ないのです。
保安院というところがなければ、国民は直接電力会社の作る原発の安全性を見ますから。まだある程度はチェックできるのですが、保安院が代わりにやると言っているので任せるとこのようなことになります。
この際、国に納める税金を半分ぐらいにして絶対に必要なところだけやるようにした方がわたくしはいいように思います。これだけ国が肥大化して東京に一極集中し、しかも多くの人が政府の補助金を目当てに仕事をするという社会では、原発のような巨大技術は進めるのが難しいのです。
原発が安全に動くためには、「誠心誠意国民のために働く立派な官僚」と「ワインは嫌いで、学問に忠実な東大教授」がいなければいけません。
国会議員を半分に減らし、税金を半分にするというぐらいの大胆な改良を、もし日本社会ができれば、また明るく希望の持てる未来が開けるでしょう。
(平成23年4月24日 午後5時 執筆)
武田邦彦
