映画「ハンナ・アーレント」 悪の凡庸さ
the banality of evil 悪の凡庸さ (陳腐さ)
アーレントがアイヒマン裁判のレポートで導入した概念。上からの命令に忠実に従うアイヒマンのような小役人が、思考を放棄し、官僚組織の歯車になってしまうことで、ホロコーストのような巨悪に加担してしまうということ。悪は狂信者や変質者によって生まれるものではなく、ごく普通に生きていると思い込んでいる凡庸な一般人によって引き起こされてしまう事態を指している。
映画HPより
600万人のユダヤ人が殺されたというナチスドイツによるホロコースト。
unable to think 思考停止だらか、たくさんの人々を殺せた
映画の中でアイヒマンが検事から問われる。
「もし、ヒットラーがあなたの父親を殺せと命令すれば、あなたはどうしますか?」
「命令なら、父親を殺します。」
マインドコントロールされれば、何でもやってしまう。それが人間という生物なのだ。
ドイツ映画だが、英語の勉強にもなった。 吉川美奈子さんの字幕の訳も良かった。
ドイツ語は全く分からないが、でも、英語に近い言語だけ合って、似ている表現もあった。
この年齢になるとメモをとらないとせっかくの表現が記憶に残っていない。
今度見るときは、メモを片手に見たい。 もう一度見ても良い映画だが・・・・
タバコを吸うシーンが多すぎる・・・。(笑)
久しぶりに映画のパンフレットを買いましたが、なんと映画の日本語字幕が掲載されている。
http://www.cetera.co.jp/h_arendt/
見て良かったと思える映画だった。
二つの孤食
昨日、小学校のそばをワンズと散歩していたときに、小学生低学年の男子児童を連れて若いお母さんが歩いてきた。その時、校門は閉まっていた。
その母親は校門の前まで息子さんを連れてくると、まるでそこに置いていくかのように、声もかけずに引き返して行った。
その姿に息をのんだ。 ワンズと校門前に行くと入ることもできないで立ち尽くしている児童は、何かにおびえているような目つきをしていた。
今日もワンズと校門前に行くと自転車にお子さんを乗せてきたお母さんが、ずっと見送っている。
校舎に入るのを確認してから、その場を離れた。 その様子を見て、ホッとした。
帰りにまた校門前を通ると、6人くらいの集団登校にいつも付き添っているおばあさんがいた。
いつも挨拶を交わすのだが、今日まで、集団登校の付き添いで来ていることに気づかなかった。
振り返ると、そのおばあさんは、子どもたちが校舎に入るまで子どもたちを見送っていた。
私はワンズとそのおばあさんが引き返してくるまで、道ばたで待ち、言葉を交わした。
「最初、孫は嫌がったのですが、私の運動になるので、一緒についてきているのです。車も多いし。」
「今の時代、登下校で何が起きるか、分からない時代になってしまいましたね。」
「子どもたちに挨拶をしているの。でも、最近の子どもは挨拶が返ってこないけどね。」
「最後まで、見送っていらっしゃいましたが・・・、良いですね。」
私も含め、日々の生活の中で、こんな大事な事を見落としているのではないかと思うのです。
日曜日にお会いした小児科医・真弓定夫先生は、著書で二つの孤食というのを紹介しています。
家族で食べないで、一人で食べること。 もう一つは同じ食事を食べないこと。
もちろん、ご家庭の事情で、一緒に食べられないこともあります。ご飯はたべたくないから、私はパンということもあるでしょう。
でも、でも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、私が小さい頃、部活で帰宅が遅くなる高校生までは、家族と一緒に食事、同じ物を食べていました。
休みの日は、当然、一緒でした。
こんな基本的な事を私は見落としていたのです。
私が相談を受け、また学校に行けるようになった保護者の方にメールをして、孤食について聴いてみました。
不登校になっていた時も食事は一緒にしているのです。
もちろん、この事がすべての家庭に、当てはまるとは思いませんが、孤食というのは、決して良いことではない。
母親が食事を作るのが忙しいあまり、作りながら食べてしまうことや、おかずのバイキング盛りも子どもがどれだけ、食べたか、残したかを把握できないという事を指摘されていました。
家族が一緒に食事をすることの大切さは、どの民族の文化にも共通していたものなのです。
私たちの生活は確かに労力や時間の削減の上では、便利になっていますが、大事なものも失っているのではないでしょうか。
ぜひ、真弓先生の著書を読んだり、講演をお聴きになってください。
著書や図書館やアマゾン、楽天の中古本でも安く入ります。講演はYOUTUBEでも見ることができます。
そういう意味では、インターネットを有効に利用することができます。
先日の講演会で、購入してきた真弓先生の講演、1987年のものですが、保育園の先生が一生懸命、原稿にしてくださったものは、宝物になりました。
朝の散歩
毎朝のワンズの散歩は小学生の登校時間にできるだけ、合わせるようにしている。
うちのワンズと触れあうことを楽しむ小学生もいるし、私自身が、子どもが動物に触れると言うことが必要だと考えているから、触りたそうな小学生には、私から声をかける。
「おとなしいから大丈夫だよ。触ってみる?」
5ワンズを散歩させていた時よりも、今の2ワンズの方が時間がかかる。キャンディの歩きが遅いですからね。
介護ベスト、魔法の靴を履いて、ゆっくりと歩くキャンディ。 年齢を重ねた方からも声がかかる。
子どもが、一目見て、このワンコに手を出したら危険かどうかというのを判断する能力はとても大事だと思う。
うちのワンズは大型、それもコリーなので、普段は見ることもない犬種。
もちろん、犬を見ただけで、固まる人がいる。
昨日、パグを連れていた奥さん、昔、大きな犬に追いかけられて、トラウマができて、犬は苦手だったそうです。
しかし、お嬢さんが飼われて、今はお嬢さんの代わりに散歩に連れて歩いています。
キャンディばあちゃんを触ることができて、大型犬に対する恐怖が無くなったと言われていました。
昨晩、ガン闘病生活を送っているKさんからメッセージが3週間ぶりに来ました。
「キャンディが見たい」
正直、メッセージはもらえないのかもしれないと思っていたので、嬉しかったです。
食医同源
昨日、真弓先生の講演資料に書かれた言葉です。
なぜ、医食同源と書かれなかったのか、私は質問しませんでした。
書かれたのには理由がある。そのことを自分で考えるということです。
この講演冊子は1987年11月1日の発行となっています。
今から25年も前の冊子です。当時はバブル時代。
その頃というより、もっと以前から真弓先生は日本の医療について、警鐘をならされていました。
日本の現代医療は病気、病人を作っていると言われていましたが、医療費の莫大な増加を考えれば、その通りでしょう。
アトピー、スギ花粉症など、昔は無かった。
スギ花粉症は戦後、林業が廃れ、間伐されなくなり、花粉の量が増えた事が原因の一つだというが、スギなど昔から日本にあった。
大気汚染や化学物質を取り入れたことによる複合汚染でしょう。
不登校が増えているのはなぜでしょうか? 私は1990年に初めて担任していた生徒が不登校になりましたが、それ以前、それ以降も2001年に夜間定時制高校に勤務するまで、いませんでした。
しかし、今や不登校になる生徒はたくさんいます。 私が勤務している私立の通信制高校の一つは9月に定員がいっぱいになったそうです。
それだけ、不登校になっている子どもが多いということです。でも、現在の通信制高校の生徒の実態を知らない方には、このことがどういう事か、理解できないと思います。
昨日の講演の一部がアップされています。http://twitcasting.tv/anzuburo/movie/34500229
園長さんのご主人、私の針の先生の言葉は、私の言いたいことを代弁してくれています。
真弓先生は現在83歳、昨年の9月にくも膜下出血で入院されたそうですが、後遺症もなく、1時間半以上講演されていました。
すごい方です。
保育園の保護者が多く、お子さんもいたのに、不思議なほど静かでしたよ。
そして、ベルジャム・・・・という二匹のワンちゃんが講演中も室内を歩いていました。(笑)
午後は真弓先生の検診がありました。
行って良かった講演でした。
YOUTUBEにアップされています。ぜひ、こちらもご覧ください。
不登校になっているお子さんを元気にするヒントがここにあります。
それは何か、まず、ご自分で考えてください。 その後に意見を交換しましょう。
http://www.youtube.com/watch?v=NMcwUvUb6nQ
ちなみに、真弓先生の家の電気料は月、2000円だそうです。 音楽が好きで、その電気代が一番かかると言われていました。
出会いに感謝です。
講演アルバム
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.576643252415525.1073741899.100002095654950&type=1&l=9fe841875d
大事なのは質問して答えを聞くことではなく、自分で考えることだ。
今日は8時に家を出て、座間の麦っ子畑保育園で、真弓先生の講演を聞き、その足で新宿の反原発いやがらせの記録展の講演を聞き、さらに足をのばし、風鈴ハウスの日向さんのコンサート、そして新年会で歓談。帰宅したのは午後11時でした。
歩いた歩数は12407歩。 階段は手すりがないと降りれない状態の膝でよく歩いた。
有森さんではないが、自分をほめてあげたい。
新年会では、二人の女性と食のことで話をしました。
Oさんには、マクロビ料理家の中美恵さんを紹介されました。Oさんご自身が食の改善で鬱の症状から改善、夢をかなえる仕事をしていくという素敵な話をお聞きしました。
http://ameblo.jp/miesrecipe0962/
今度食べに行ってみようと思います。皆さんもHPを見てください。
もう一人の女性はマッサージ、アロマエステに勤めていた方で、今は自宅で開業されている方でした。
数年前に顔に湿疹ができ、ある方に見てもらったら、人に健康を指導しているのに、自分では食に注意していない・・・その結果が湿疹にでていると言われ、食の改善をしたそうです。
私の膝を心配してくれて、オステオパシーという治療法も紹介してくれました。
今回の縁は風鈴コンサートに、1時間半遅れでも、私がたまたま行ってみようという気持ちになったこと。
でも、それは午前中の真弓先生とのお話のおかげでもあります。
真弓先生も食の事を言われていましたが、気が合ったというのが一番でした。
考えてみれば、気が合うという言葉も意味深いですね。
ブログに書いていこうと思います。
真弓先生から頂いた言葉、 人間は5分、空気を吸わなければ死ぬ、5日間水を飲まなければ死ぬ、25日間食物を食べなければ死ぬ。
つまり空気が一番大事だ。
赤ちゃんが生まれたときにすることは何でしょうか?
産声をあげ、たまっていた空気を出し、外の空気を吸うこと、 そして次にすることは便をだす。
そのことを考えてみてください。と言われました。
保育園の園長さんのご主人で、私の針の先生でもある院長さんが、最後に、こんな事を言われていました。
教育にどれが良いかという決まった正解はない。それぞれが違う。大事なのは質問して答えを聞くことではなく、自分で考えることだ。
どんぴしゃり! 私の考えていることと同じです。
先日の講演で私は、今を生きるという映画のなかのセリフを引用したのです。
知っていると思いこんでいる事も、別の角度から見なければいけない。それがたとえくだらなくても、間違っていても、やって見ろ。本を読む時は、著書の意見よりも自分の意見を大切にするんだ。
Just when you think you know something, you have to look at it in another way. Even though it may seem silly or wrong, you must try!
Now, when you read, don't just consider what the author thinks. Consider what you think.
食に始まり、食で終わった一日でした。
追伸
私が書いたこと、いつもご自分でそれが正しいか、間違っているか、ご自分で判断し、考えると言うことをお忘れにならないでください。















