amazonと消費税と本の購入
ガソリン価格の高騰はアベノミクスによる円安が主な原因だが、交通の便が悪い人にとっては、店のあるところまで買いにいかずにすむし、検索すれば、必要なものが手に入る。
並行輸入品だと説明書や保証書はないが、正規輸入品の四分の一の値段でも手に入る。
当然のことだが、消費税はきちんと消費者には請求されているが、その消費税は日本には入らないというのをご存知の方は少ない。
クレジットカードの請求を見ればわかるが、アマゾンからの購入は海外で決済されるので、消費税の分はしっかりとアマゾンに蓄えられる。
以下のHPに詳しく書かれている。
http://shuppankyo.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-7ef8.html
アマゾンから本を購入すると50%はアマゾンに入るらしい。 外国では出版会社によるアマゾンへの訴訟が起きているらしいが、日本では聞かない。
先日、友人が本を30冊ほど出版会社に注文したら、社長の方から7かけで良いかと言われたという。
本の販売価格は書店の利益も含んでいるので、売れる本、売れない本、販売店と出版会社の力関係にもよるが、卸価格が何割になるかは均一ではないのである。
数百冊頼めば、当然、何割引きで買えるわけだ。 7かけならば、3割が販売する側に利益して渡る。
それに消費税を上乗せするのだが、この消費税もくせもので、年間1000万円以上の売り上げのない事業者には消費税納入の義務がないので、消費税分は事業者の収入になる。
2000円の定価の本を買うとすると消費税が乗せられて、2160円の購入価格になるが、7かけ、消費税込みで購入すると600円と消費税分160円。つまり売上高が1000万円以下の販売者には、1冊あたり、760円の利益が生じるのである。
以前は学校でも、参考書などを大量に購入する場合、8かけということで定価より安くして生徒に販売していたこともあるが、今では、そのような事もゆるされるはずがなく、定価販売なので、業者としては書店におろすより、学校に直接販売する方が利益がでるのである。
生徒には安い価格で配布したいが、法律をまもることが結果的に生徒には高い価格で本や参考書を買わせることになる。
しかし、法令遵守というのは、教育界では、さらに厳しく求められることであり、一つの間違いが大きな損失をもたらす事例を私はいくつか見てきた。
本を一冊売るにしても、後ろ指をさされないように気をつけるべきだ。一度失った信用は取りもどすことはできないが、我が世の春を謳歌している人達には気づけないというより、気づこうとしないのが現実である。
ブラック企業 法令遵守というが・・・。
たかの友梨がブラック企業として話題になった。
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6130937
私が非常勤講師をしている某通信制高校・・・先生方の勤務時間が朝7時から午後の9時、10時までなんてことも、しょっちゅうある。
毎年、若い先生が辞めていくので、職場はいつも若い教師が補充される。ということは経験不足な教師が多いとも言えるが・・。
勿論、私もかつて部活動で朝練はもっと早い時間から夜遅くまでやっていたが、強制されたものでないし、苦にも思っていなかった。
しかし、強制的な残業など当たり前というのが、教育産業も含め、日本の会社の一般的なことである。
冬休みに2週間だけ、大手の個別指導塾に勤めたが、一人しかいない正社員の塾長さんは、まさに長時間勤務。
補講、補習で休みもとれない。 働けなければ、首というまさに使い捨ての会社だった。
学年も教科も違う二人の生徒の真ん中に入って、同時に教えるというのは、まさに詐欺的な詳報であると思い、辞めた。
一人を教えていれば、もう一人は自習状態になるのだ。それだけでなない。できるだけ多くの生徒を教えるために、机の前後、幅もない。すぐ前にも大学生の講師、後ろにも講師。
教えていても、うるさくて集中できない。大人数を教える塾ではついていけない。家庭教師では、仲介する家庭教師の派遣会社の中間搾取が多く、授業料が高いという理由で、個別指導塾が一般化したのだが、ほとんどの講師は大学生のアルバイト。
平然と間違っていることを教えていたこともある。「主婦でもできます。すべて問題集には答えがあります。」という募集要項を見て驚いた。
法令遵守という発想がない会社が多いが、特に信用が重視される教育業界では、場合によって、命取りになる。






















