このカニクリームコロッケは、餃子、唐揚げ、明太子パスタと並ぶうさぎの我流メニュー四天王の一角であり、中でも一番面倒で美味しいものとなっております。
何が大変かというと、分量と火加減、混ぜ具合が完全に勘頼みであり、行程が2日間にわたるという点。
それを踏まえて、一念発起して挑まなくてはならない、まさにうさぎ究極の奥義とも言える伝家の宝刀なのでありまする。
まず玉ねぎ1個をみじん切りし、カニカマを適量ほぐしておく。
カニは本物がベストではあるが、うさぎのカニクリームコロッケは素材を活かさず雑味が多い(←他に言い方ないのか)ので、カニカマで十分。
フライパンで玉ねぎをバター炒めし、透明感を出したら一度どける。
同じフライパンでバター50gを熱して弱火に落とし、小麦粉(量は勘)と混ぜ、少しずつ牛乳(最終的に1l分)を加えながらベシャメルソースを作っていく。
ダマを溶かして木ベラが重くなったら牛乳を加えるの繰り返し。
後で成形しやすいように、硬めのソースで適量にする。
いい感じになったら塩(小さじ3くらい)コショウ(12ガリくらい)する。
玉ねぎ、カニカマ、ミックスチーズ180gを投入し、一体化するまで加熱しながら混ぜる。
塩気が足りなかったらここで足しておく。
それをバットとか皿に移して冷蔵庫で翌日まで冷やし固める。時間のある時に成形しておくと揚げの時に楽。
とはいえうさぎ小屋の冷蔵庫は一人暮らし用の小さいやつなので、庫内の整理を要した。
翌日、タネが固まったのを確認したら衣を付けて揚げて完成。
これは是非ソースではなくケチャップを付けて食べてほしい。
衣まで付ければ冷凍庫で保存もきく。
まさに四天王最強の名にふさわしい圧倒的実力。なべて老若男女イチコロであろう。多分。