内田打撃コーチインタビュー | 快打洗心

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▼【巨人・由伸監督を支える男達】(4)内田打撃コーチ、打線再建へ「岡本は村田と十分戦える」
http://www.hochi.co.jp/giants/20151106-OHT1T50038.html


『巨人・高橋由伸新監督を支えるコーチたちへのインタビュー「由伸監督を支える男達」。最終回は、内田順三打撃コーチ(68)。高橋由、阿部、江藤、金本、前田智ら強打者を育て上げた名コーチが、打線再建論を語った。伸び悩んでいる大田らには方針転換を呼び掛け、殻をうち破るべき主力打者たちにはメンタル面の強化を求めた。(取材・構成=尾形圭亮)』



尾花さんと共に最大の目玉ですよね。
一軍に来られることで、二軍が手薄になる不安がありましたが、
田代さんの加入でその心配も無くなり、思う存分、その手腕を発揮して頂きたいと思います。


「大田なんかは、答えがずっと出てないんだから、この秋は180度考え方を変えてもいいんじゃないか。打てていた時はあったかもしれないけれど、それは調子だけ。調子がよければ誰でも打つ。だけど、トータルがない。中井、橋本にしてもそうだよね」


明らかに伸び悩んでる選手たちですよね。
良い時は良いけど、悪い時は悪い。これはまだ当時巨人に在籍していた小笠原氏が、
橋本に言っていたことです。殻を打ち破って貰いたいですよね。


「いい選手が入ってきたなと思っていたのがね。『僕が監督で、内田さんがコーチでやるなんて思っていませんでしたよ』って。選手は十人十色。それを束ねるのが監督だし、そこに持って行くのが俺らの仕事だと思う」


不思議な感じでしょうねw
実際、僕自身もプロ入り当時を知る選手が巨人監督に就任した初めてのケースでした。
なので、やっぱりまだ違和感はありますよね。


「選手としてもコーチとしても、敵としてジャイアンツのユニホームを見るだけで、もう2点くらい負けてる感じ。それだけ伝統のあるチームだし、迫力がある。(コーチに就任して)最初に巨人のユニホームを着たときは、鳥肌が立ちましたよ。だから選手たちだって、『これだけ練習したんだから、結果が出ない方がおかしい』というくらいの、強い気持ちでやってくれればいい」


これは個人的な想いですが、リーグ3連覇していた王者として、
もっと相手を見下ろす戦いがあっても良かったと思うんですよね。
勿論、舐めて掛からないという意味で、自戒を込めて、挑戦者の気持ちを持つことも大事ですが、
それがちょっと過ぎていたような気がします。


今のコーチ陣には他球団出身の人も多いですから、
そういった目線からも、高橋新監督に進言して欲しいと思いますね。


「そこまでもっていければ。また(打率が)243だったら、頭がなくなっちゃう(クビになる)からさ。あとは、率もあるけど、いかにしてホームにかえすか。同じ凡打にしても、生きた凡打。1死二塁で、2死三塁にする凡打。そういう感覚が必要」


期待しております。
とにかくヘッドコーチが余計な口出ししなければ得点の確率はグッと上がるわけですから、
内田イズムを浸透させて欲しいですね。