村田善バッテリーコーチインタビュー | 快打洗心

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▼【巨人・由伸監督を支える男達】(3)村田善バッテリーコーチ、強い巨人へ正捕手づくり
http://www.hochi.co.jp/giants/20151105-OHT1T50031.html


『今季、チーム付スコアラーを務めていた巨人・村田善則氏(41)がバッテリーコーチに就任した。現役時代に一緒にプレーした高橋監督らの信頼も厚い。巨人の捕手の育成は急務。小林誠司捕手(26)を筆頭に「正捕手づくり」を課題に挙げた。同い年で同期入団の松井秀喜氏(41)から激励のエールをもらい、責任の重さをひしひしと感じている。(取材・構成=楢崎 豊)』



村田善ちゃん、通称ショウキチ。
もう随分前の話になりますが、実は善ちゃんのプロ初アーチ見てるんですw


99年8月7日の広島戦。
先発・桑田が大乱調でして、7回表終わった段階で巨1-7広と一方的な展開に・・・。


当時、立ち見で観戦してたんですが、
こんな展開ですから、席を立つ人も多かったんです。
そしたら、見ず知らずの方が「キミたち座りなさい」と言って、
オーロラの券譲ってくれたんですよねw


勝負は風呂に入るまで分からない!
巨人はここから大反撃に転じ、元木のタイムリーなどで7回裏に3点を返すと、
迎えた9回裏、当時カープでクローザーを務めていた澤崎から善ちゃんがまさかの同点3ラン。
これで追い付いてしまいましたw


試合は延長に入り、最後は松井の犠牲フライでサヨナラ勝ち。
確か、この試合は同期の2人でヒーローインタビューだった筈です。
1-7からの大逆転だったので、未だによく憶えてます。


惜しむらくは、当時はまだ今のようなカメラが無かったので、写真の類が全く残ってないことw
今のところ、MK生観戦で逆転勝ちした最大の点差です。



それと、引退試合となった神宮のヤクルト戦も記憶にありますね。
メークレジェンド完結の翌日、アメンバーさんと観戦したんですが、由伸から花束贈呈もあり、
心温まるシーンでした。


「松井(秀喜)からメールはありました。『おめでとう。由伸ジャイアンツ、由伸のために頑張って支えてください』、と。なので『(コーチ就任は)突然のことだったけど、いざ、こうやって話をもらうと責任の重さを感じる。ジャイアンツ、由伸のためにしっかり支えていくつもりだよ』と返信しました」


というわけで、松井や由伸と浅からぬ繋がりがある善ちゃん。
下積みが長かった分、きっと良い働きをしてくれると思います。


「結局1人でできるのか、といわれると役割分担もあるので言い切れないけど、(阿部)慎之助に頼らなくなってから、正捕手がいない状態が続いている。やっぱり、正捕手を育てることが第一。小林、相川、加藤、実松。他にも若い選手がいる。ベテランも必要だけれども若い力を育てないといけない。その中で正捕手争いは小林が筆頭だけども、経験豊富なベテランの力も期待したい」


これは非常に大事なミッションです。
相川は元より、實松、カトケンも結構年齢行ってますし、次代の捕手育成は急務。
期待してます。


「(小林)誠司が正しいと思える部分も多くあった。進歩は感じています。本当に彼のリードが悪かったら、12球団トップの防御率は出ない。失敗はどうしてもクローズアップされる。仕方がないし、当然のこと。ただ批判をされるというのは、周囲からしっかり1軍の捕手と認められている証拠だし、これからもつきまとう。そこに対してもっと自信を持ってもらおうと思う」


小林に限らずですが、真剣に育てる気があるのなら、やっぱり使わないとですよね。
原監督の考えそのものも決して間違っては居ないと思います。
レギュラーは与えられるものではなく、自分自身の実力で掴み取るものであるという。


小林はリード面でボロクソに言われました。
でも、それも試合に出してみて初めて分かることですからね。今まではそれさえも無かったので、
反省も無ければ収穫も無かった。これでは絶対に一流にはなれません。
あの古田だってノムさんに怒られ捲ってましたよ。


良いものをたくさん授けて欲しいと思います。
若きコーチの指導に期待です。