2024年ISU世界選手権(モントリオール大会):3月20日「りくりゅう記者会見」 | 覚え書きあれこれ

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記憶力が低下する今日この頃、覚え書きみたいなものを綴っておかないと...

皆さま

 

おはようございます。

 

ちょっとの暇を見つけてこれをアップしています。

 

昨日はSP後、ペア選手全員が記者会見場に集合して、まずはスモールメダルの授与式、そしてFSのドローが行われました。

 

ペアにおいてはまず最終グループの4チームが二つに分けられて滑走順が決まります。最初に首位のカナダチームが19番滑走を引いたのでおのずとりくりゅうは最終滑走と決まりました。彼ら自身がこの順番をどう思ったかは聞いていませんが、ま、慣れていますよね。

 

この1グループを二つに分けてのドローはいささかまどろっこしい気もしますが、毎年何かとルールが変わるのでまた来シーズンは変わるのかも知れません。第一グループは確か4チームがまとめて順番を引いていたと記憶しています。

 

そして全チームのドローが終わると記者会見が始まりました。私は事前に三浦選手と木原選手にだいたい何を言うのか、を聞いていたのであまりサプライズはありませんでしたが、全ての質問を予測することはできないのでそこかしこで面白いコメントもありました。

 

このプレカンは日本からもライストで観ることができたのか分かりませんが、私は通訳する選手のド真ん前に陣取ることにしています。かつては通訳も壇上に座ったものですが、こちらの方がよっぽど落ち着いて仕事ができます。カメラ写りの観点からも選手だけが並んでいるのが望ましいですよね。

 

会見中は始終、笑顔だったりくりゅう。カナダの良いところは、気に入っているところはと聞かれてまず木原選手が

 

「いっぱいあります。道が広いし、人が温かいし」

 

と言ったところで三浦選手が

 

「プティーンが美味しいです。モントリオールの名物なのでお勧めです」

 

とコメント。日本のメディアは「プリン?」と疑問に思われた様ですが、昔からモントリオールでブルーノコーチと練習をしていた三浦選手はこのプティーンが大好きなのだそうです。

 

 

 

私もケベックで大会が開催されるたびに食べますが、けっこうなカロリーの代物で、要はフライドポテトの上にcheese curdsという堅めのチーズが乗っかっている上にグレイビー(ドロッとしたソース)がドバーッと掛けられているのです。

 

 

 

 

 

 

 

地元の人に聞くと「ラ・バンキーズ」というところのプティーンが一番美味しいそうなので、暇を見つけて試食したいと思います。

 

と、ひとしきりカナダの良いところを羅列したところで「スケートと全く関係ないことしか言ってないじゃん」、ということになり、慌てて

 

「カナダにはリンクもたくさんあるし、本当に練習環境が整っていて、チームメイトにも恵まれている」

 

と付け足したことでした。

 

 

ところでこの日の朝の練習では最後にスロージャンプを決めて、木原選手が非情に満足そうに「皆さん、どうですか」とでも言うように片手を上げてアピールしたところ、そのまま実は続けることになっていたことに気づき、大笑いをしながら急いで演技に戻ったシーンがありました。

 

そこをどうやらカメラが撮ったらしく、良い写真が上がっていましたね。また見つけたらここに追加したいと思います。

 

あとSP後にコンコースで衣装担当マテュー・カロンさんに遭遇した時にも言ったのですが、今回奇しくも新しいSPの衣装がモントリオール・ワールドのロゴのテーマ色と一致していました。これは図らずも、というのか、偶然だとしても良かったですね。

 

 

 

 

おっとだんだん、男子のSPの方も忙しくなってきましたので、仕事に戻りたいと思います。

 

また女子SPなどのことに関しては後ほど。