皆さま
競技初日の3月20日、水曜日はちょっと遅出が出来たのでゆっくり寝ることが出来ましたが、10時ちょっと過ぎにリンクに到着してホテルに戻ったのが23時でした。
さすがに足の裏が痛くなります。なのでほんのちょこっとしか記事が書けませんが、やはり書いておきたい。
りくりゅうのSP。本当によくやりましたよね。
私はキスクラ裏に詰めていたのでモニターでしか一部始終を見ることが出来ませんでしたが、6分間練習の前の選手紹介で木原選手が何故かものすごく大笑いをしていたのが面白くて、「これは行けるんじゃないか」と思ったことでした。
このモントリオール大会のペア競技は、ブルーノコーチいわく、過去15年間で最もレベルの高いものだったそうです。ノーミスの演技をしたチームの数が元になっているようですが、確かに素晴らしい試合でしたね。
それにしても三浦&木原チームの演技が始まるともう緊張のピークでした。
彼らのツイストは他のチームのものとは全然違う、ふんわりと璃来選手が宙に浮き、クルクルと回ってまたふんわり降りて来るという感じ。
そしてSBSの3TはQこそ取られていましたが、ぴったりとリズムが合っていて、スローが決まったあとはもうりくりゅうの真骨頂です。
あの彼らのエッジワークは絶品、あれほど深く膝を曲げてブレードを倒している選手は他にいません。
リフトはあくまでスムーズ、スピンはあくまでもユニゾン、そして二人の息の合い方、まなざしの交わし方、全てが心地よい。
〈世界フィギュア ペアSP〉会心の演技にフィニッシュ姿勢のまま拳を握る木原龍一と三浦璃来(撮影・長久保 豊) pic.twitter.com/1VMtzssydt
— Sponichi on Ice (@SponichiF) March 20, 2024
演技が終わって思わず「よっしゃああああっ!」と大声を出した私でした。
カナダのワールドで、キスクラ裏でドスの効いた日本語の叫び声が響き渡った、シュールな瞬間でした。
まだまだ書きたいことはたくさんあるのですが、明日が怖いので寝ますね。
女子SPの意外な展開について、などまたレポートしたいと思います(いつになるか分かりませんが)
おやすみなさーい。