すっかり遅くなりましたが、モントリオールより3月16・17日の準備日(?)レポートです。
朝の8時半発のVIA列車に乗ってユニオン駅から出発しました。
日本の誇る新幹線とは違って、えらく揺れる、まあいわば急行列車のようなものです。モントリオールまで5時間以上かかりました。
モントリオール駅に着いたのが14時ちょっと前。今回の旅仲間のシャンティさんと一緒にホテルまで10分ほど歩いて、無事にチェックイン。お部屋は16階なのでまあまあの見晴らしです。
一服してから早速会場へと向かいました。これが徒歩5分という最高の立地です。
見えてきました。CENTRE BELLです。
まだまだ準備中だったので、アクレディテーションのデスクさえセッティングが出来ていません。色々と入り口を探してやっと入れました。
ボランティア・ラウンジでユニフォームをもらったのですが、ジャケットはすぐに着てしまったので写真はまだありません。明日にでも撮りますね。
その他の備品として長袖のTシャツももらいました。この他にグレーのものがあるのですが、どれも大会のテーマ色がアクセントで効いています。
そこから会場の見学が始まります。とにかくまだ設営中の場所が多かったので写真は撮りませんでしたが、当然のことながらリンクの方はすっかり出来上がっています。
キスクラも色彩がとても美しいです。
この会場はモントリオールの歴史あるNHLチーム、カナディアンズの拠点ですが、有名アーティストのコンサートもたくさん主催されたようです。
見学は早めに切りあがり、メディアチームのリーダー、ファニーさんとホテルのレストランでディナーを取りました。
これはひよこ豆のコロッケみたいな「ファラフェル」が主食のワンプレートです。とても美味しかった!
こういう大会でボランティアをすると本当に様々なバックグラウンドを持った人たちに出会えるのが嬉しいです。皆、フィギュアスケートに何らかの理由で深い情熱を持っているところが共通点で、メディア部署に配属される人は多くがコミュニケーション・PRなどの仕事をしています。
私みたいに自分自身あるいは子どもがスケートをしていたわけでもなく、かといってマスコミ関係の仕事をしていたのでもない人間は稀、かも。そういえば私ってなんでこのボランティア活動をこれほど熱心にしてるんだっけ?と逆に考えさせられたり。
まあそれはさておき、翌朝、つまり17日の日曜日は少し遅めの10時に集合ということだったので、グルメのシャンティのお勧めの店で朝食を取ることにしました。
会場の真向かいにある「Kettlemans」というベーグル専門店です。
すごい種類のクリームチーズが並んでいました。
ベーグルの種類を選び、好みのサンドイッチを作ってもらうか、ただクリームチーズ、ジャム、バターなどで食べても良い。
私はスモークサーモン、クリームチーズ、オリーブ、そしてトマトとオニオンを挟んだ「ケトルマンズ・スペシャル」を注文しました。めっちゃ満足。
(テーブルの上に乗っているのは大会のお手伝いにいつも持参するスチームクリーム社のノベルティのバッグ。ノートと筆記用具を入れるのにちょうど良いサイズとしっかりした形が気に入っています)
シャンティと旅をするといっつも美味しいものを食べに連れて行ってもらえるので本当に助かります。
さて、会場に入るとメディア部署を手伝うボランティアが揃っていました。その中には北京オリンピックを手伝ったという人もいて、羽生選手の話で盛り上がりました。
そして再び、会場のツアーが始まります。広い会場に慣れるまで何度もグルグルと回るしかありません。道順を覚えたり、自分の持ち場を確認したり。
今日は客席のほぼてっぺん近くに位置するメディアセンターをじっくり見て、上の方からリンクを見下ろしました。
リンク中央のロゴが素晴らしく美しい。(さかさまになっててすみません)
階段もそこかしこに大会ロゴのシールが施されています。
今日は記者会見場、ミックスゾーン、グリーンルームなどの設営が進んでいましたが、現時点ではまだ公開されていないので明日以降にお見せしていきますね。
午後からは練習リンクにも行ってきました。メインリンクからちょっと離れているのが難ですが、とても綺麗で明るいところでした。
モントリオール都心からはメトロに乗っていくのが良いそうですが、ちょっと移動が大変かな、と思いました(選手たちはもちろん、シャトルで行けますが)。
明日の公式練習から観にいらっしゃる方々、どうかお気を付けて、何か質問があればお知らせください。
では練習初日、朝の7時頃からまずはメインリンクに行きます。そこから夜の23時まで練習リンクにも詰めるので、ちょっと心配ですが…