2024年四大陸選手権(上海大会):会場に響く温かい声 | 覚え書きあれこれ

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記憶力が低下する今日この頃、覚え書きみたいなものを綴っておかないと...

すでに四大陸選手権でのりくりゅうの公式練習のお写真やインタビュー記事がアップされていて、とても嬉しい限りです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中でも朝日新聞の写真で、ブルーノコーチと写っているものがいいですね。

 

 

 

 

 

ああ、皆さん、この光景を長い間、我々は待っていましたよね。楽しそうに練習をこなしたあと、ブルーノコーチとしっかりと手を握り合ってリンクから上がるこの姿を。

 

三浦選手も言っていたように、「高望みをせず、自分たちの練習でやってきたことを出せるように」が今大会の目標でしょう。そもそも木原選手の腰の怪我が診断された時点ではタイムラインさえ不明だったわけですから、四大陸選手権に戻ってきたこと自体がすでに「勝利」のようなものなのです。

 

しかしかと言って、彼らが現時点でのワールドチャンピオンであることは揺るがない事実。その実績と経験を踏まえて練習を積んできているわけなので、「結果がどうでもよい」というものでもありません。自分たちで設定した幾つかのチェックポイントをしっかりとクリアして、次のステップへと繋げることを必ずしてくれると信じています。

 

 

さて、この記事のタイトルにも書きましたが、今大会には私のお友だちが特別な役割で参加しています。このブログにも過去、何度か登場してくれたPj Kwong(ピージェイ・クオン)さんです。

 

クオンさんは長年スケートに携わって来ている人ですが、自身も選手であったり、コーチであったりしただけではなく、CBCのコメンテイター、レポーターとしての経験も豊富です。しかし最近では彼女が最も忙しく世界中を飛び回っているのは会場アナウンサーとして、です。

 

フィギュアスケートだけを取ってもオリンピック、ワールド、四大陸選手権、その他の主要大会でアナウンサーを務め、実は知らない間に彼女の声を聞いている人たちも多数いらっしゃるはずです。(それ以外の競技でも夏のオリンピックやアジア大会など、本当にひっぱりだこ)

 

特徴としてはクオンさんの滑舌もそうですが、選手の名前をとても正確に綺麗な発音で呼べること。語学が堪能であるクオンさんは非常に発音に神経を使っているので、安心して聞いていられます。しかもどちらかというと低音で落ち着いた声音も心地よい。

 

ちなみにかつてソチや平昌の羽生結弦選手の演技前、そしてスコアのアナウンスしたのもクオンさんです(クオンさんは大のユヅファンでもあります)。懐かしいでしょ?

 

 

 

 

 

そんなクオンさんがこの度の上海大会でも現地入りして、公式練習からリンクサイドに座っていました。りくりゅうの練習でもアナウンスを務めることが分かっていたので、「どういう調子か見といてね」と頼んでおいたのです。

 

すると午前の練習が終わった頃に、氷の感覚を確かめるようにそれぞれがストローキングを入念にしていたこと、調子よさそうであること、曲かけではリフトがゴージャスで姿勢の移り変わりもスムーズ、コンビネーションスピン、デススパイラルから最後のポーズまで、二人とも笑顔で終わっていた、という旨のレポートをくれました。

 

ジャッジとほぼ同じ目の位置から見ているので、彼女の評価は確かです。これを聞いて安心しました。

 

とにかく楽しそうに滑っていること、久しぶりの試合でも落ち着いてルーティンをこなしていること、それが嬉しいですね。

 

なお、クオンさんは大会中、忙しいのであまりSNSを更新しませんが、彼女のアカウントはこちら:

 

 

 

インスタもあります:

 

 

 

 

 

そうそう、クオンさんのツイッターをさかのぼっていると、昨年の3月にりくりゅうが世界チャンピオンになった時のこんなリポストが:

 

 

 

 

元ポストはカメラマンのダニエル・アールさんのもので、ずいぶんと昔のりくりゅうの写真を使っています。

 

 

 

 

ダニエルさんも「②019-2020年シーズンのものなのか、その次のシーズンのものなのか、忘れた」というくらい昔のものですよね。二人が若い!可愛い!(木原選手の髪型が面白い!)

 

 

そんな楽しい発見もあったりして、穏やかな気持ちでこれからも応援したいと思います。