ご報告:小磯記念美術館でのコンサート無事終了! | 覚え書きあれこれ

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記憶力が低下する今日この頃、覚え書きみたいなものを綴っておかないと...

ひとつ前の記事にたくさんの方々から反応を頂き、とても嬉しく思いました。ありがとうございました。

 

おかげさまで11月27日の小磯記念美術館でのコンサートは大盛況、関西学院大学グリークラブが出演して美しいクリスマスキャロルをロビーに響かせてくれたそうです。

 

 

(小磯記念美術館・廣田学芸担当課長よりお写真を頂きました)

 

 

このコンサートが開催されると知ってからずっと行きたい、と思っていた母が、運よく当日の体調が良かったので思い切って出向いたのでした。

 

母は自身も長年コーラスに参加していた大の合唱好きですが、父の方が若い頃は本格的な男声合唱団のメンバーでした。

 

父はとても低い声の持ち主でした(それを受け継いだ私は世界中どこでも、電話で男に間違えられる)。

 

その低音を生かして神戸大学時代は合唱団でバスを務め、卒業後は有志のOB達と「六甲男性合唱団」を設立して歌を続けました。当時、珍しい(原語で歌う)ロシア民謡をレパートリーに加え、凝り性の父はロシア語の歌詞を自ら翻訳して団員たちと研究したそうです。「12人の盗賊」でのソロは父の十八番だったと聞きます。

 

そして六甲男性合唱団の最初のコンサートのプログラムには祖父が絵を提供しています。


この絵のモデルが父なのですが、どうやらそれ以来、六甲男性合唱団のロゴにも使われているらしく、さきほど検索してみたらホームページに載っていました。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、実物の父はもっと男前でしたよん。まあ確かに、どちらかというとちょっとワイルドな感じでしたが。

 

 

 

 

 

まあとにかく、そんなわけで母は無類のコーラス好きで、体の調子さえ許せば無理をしてでも27日のコンサートに行きたかったんですね。

 

美術館では廣田学系担当課長が温かく出迎えてくださり、母は友人たちと一緒に関学グリークラブの美声を堪能したそうです。

 

そして祖父が描いた関学グリークラブの演奏会の古いポスターや、開催中の特別展もゆっくりと観ることが出来た、と本当に嬉しそうにその日のことを電話で話してくれました。

 

また、廣田さんからもとても素敵なラインでのメッセージが届き、母に「『一番お聞きいただきたかったです』とお伝えしました。」とのご報告を頂きました。ウルウル。

 

実現して良かったです。。。