小磯記念美術館開館30年記念コンサート(11月27日):関西学院大学グリークラブ | 覚え書きあれこれ

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記憶力が低下する今日この頃、覚え書きみたいなものを綴っておかないと...

カナダでは気温の低下もあいまって、徐々にクリスマス気分が盛り上がってきていますが、本日は地元の神戸からのお知らせです。

 

六甲アイランドにある小磯記念美術館で今週の日曜日、11月27日に素敵なイベントが開催されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

今年も見事、全日本合唱コンクールの全国大会で1位に輝いた関西学院大学グリークラブの皆さんが出演して、クリスマスキャロルを披露してくださる様です。

 

 

 

 

現在、美術館では祖父・小磯良平と、生涯の親友、竹中郁の友情をテーマとした特別展が開催されていますが

 

 

 

 

 

竹中さんが関西学院大学出身(ちなみにアタクシも、関学卒です)でいらしたことや、祖父が関学グリークラブのパンフレットやポスターの絵を頼まれて描いたことがあることから、ご縁があって、この度の小磯記念美術館・開館30年記念のイベント出演につながったと聞いています。

 

今朝、美術館の廣田学芸担当係長から、月刊誌「神戸っ子」の1962年12月号に掲載された祖父のエッセイを送っていただいて、とても感慨深く読みました。

 

 

 

 

この中にも関西学院大学グリークラブとの思い出が記されています。

 

「これも7・8年前に、関西学院のグリー・クラブの人達に頼まれて、パンフレットやポスターの絵を書いて上げたのが縁になり、それ以来ずっと続けているが、このグリークラブの人達が、毎年クリスマスの二十四日の夜、ろうそくに灯をつけて合唱を贈ってくれる。娘達がいた頃は大変喜んでクリスマスを随分楽しみにしていたようだ。」

 

 

祖父のアトリエには南側に床まで届く大きな窓があり、それを開け放つと前の庭に出られるようになっていました。

 

母に聞いたところによると、クリスマスイブにグリークラブの皆さんがその窓の外に並んで、ろうそくを持って歌いに来てくれたそうです。

 

さぞ壮観であったことと想像します。

 

 

なお、当日は祖父の描いたポスターが二枚ほど、パネルになって飾られるそうですのでそれも楽しみですね。(明日か明後日、ポスターの画像が届いたらまたこの記事にアップするかも知れません)

 

 

お時間がありましたら、ぜひ素敵なクリスマスキャロルを聴きにいらしてください!