先週の初め頃、夜の気温が下がるから、と裏庭のデッキに置いてあった大きなベゴニアの鉢植えから、数株だけ家の中へと移しました。
翌朝、外に残した花を見ると無残にも霜にやられてたので、せめて少しでも救うことが出来て良かった。せっかく夏の間中、綺麗に咲いてくれていたのだから。
まあとにかく、家の中にお花があると気持ちが上がりますよね。
実家の母は決して花を切らさず、ホールの窓辺にはいつも季節の鉢植えがズラリ、玄関や室内のそこかしこに切り花が置かれています。でも私自身は少し前までさほどこだわりがなく、思いついたら買う、という程度でした。
ところがここ最近は、何かしら置いとかないと物足りないと思うようになったので不思議なものです。
今、食卓の近くに飾ってあるのは、あまりにも綺麗な色だったので手に入れたバラ。
さて、記事のタイトルにも書きましたが、霜の降りた日の翌々日からうって変わったように連日15℃から20℃近くまで気温が上がり、ここ五日間ほどまるで(オンタリオレベルでの)晩夏から秋への移り目のような素晴らしいお天気となっています。
ハロウィンには雪がちらついたりしたので、この思いがけない暖かさはすんごく嬉しい。大袈裟ではなく、「生き返るような」気さえして、お散歩もはかどります。
あまりの陽気に裏庭にちょこんと生え始めたマロニエの木が、
勘違いしたか芽吹き出しています。あーあ、気の毒。
年を取ったのもあるけど、やっぱりコロナのせいで精神的にちょっと脆くなっているのでしょうか。少し良いことがあると「ああ、幸せ。感謝しなくっちゃ」などと空を見上げてウルウルしてしまいます。
そうそう、アメリカの大統領選を見まくった疲れもあるかも。3日の火曜日に投票が終わった直後、トランプが複数の州でリードしているのをテレビの画面で見た時には暗澹たる気持ちに陥ったのですが、最終的にはバイデン翁が勝利したわけで、本当にホッとしました。ここ四年半ほど、「いや、まさか大統領がそんなこと言わない(しない)だろ」の連続だったので、ようやくパラレル・リアリティから抜け出せたような気分です。
そこへもってきて、日本では羽生選手の早稲田大学卒業のニュースが。大学の広報誌にインタビューが載って、それが正式に公開されたので、ようやく晴れてお祝いの言葉を言わせて頂けますね。
いやあ、本当におめでとうございます。並々ならぬ努力の賜物であったことでしょう。
在学中に達成した数々の偉業をリストアップしたら、学位取得に通常の学生の三倍も四倍も長い時間がかかったとしてもおかしくはない。
この素晴らしいニュースをテーマに、また別途、記事を書きたくなったので、いったんここでアップしますね。
書き上がるまでにひとつ、前触れとして過去記事を置いときます。
ではまたのちほど。