皆様、前記事への反応、ありがとうございます。
そこでご報告ですが、本日(現地時間、22日)の午後、クオンさんからメールがありました。ブログ記事のURLと、皆様からのメッセージの要約(*)、そして私からの個人的なメッセージを添えて、クオンさんがスコットさんをはじめ、ワールドに来る予定だった全てのCBCチームのメンバー(解説陣も含め)に送ってくれた模様です。
(*注:今後も頂くメッセージは随時、伝えていきますのでどんどんお寄せ下さい。個々のメッセージは対訳付きで、改めて文書にしてCBC側に送る予定です。)
そしてさきほど、CBCのプロデューサーのマイク・ドッドソンさんからお返事があり、ファンの方々に伝えてほしいとのことでした。
「ここ数週間は本当にしんどかったです。本来なら今日の午後、ワールドの中継を終えるところだったなんて、ちょっと信じられません。
でもそれにも関わらず、あのインタビューを世界中のスケートファンと共有できたことが嬉しいです。
スコットがユヅルとしっかり意思疎通ができたのは間違いない。そのおかげで彼からあのような洞察に満ちた(insightful)、思慮深い(thoughtful)答えを引き出すことが出来たのだと僕は思っています。
ティム(・トンプソン)の編集も素晴らしかったですよね。
皆さん、身体に気を付けて。
願わくばまた近々、氷上で会えますように。」
そしてスコットさんからもお返事を頂きました!!
「(ファンからのコメントを)伝えてくれてありがとう。
こういう大変な時だからこそ、とても心に沁みます。
皆さん、どうか気を付けて、そしてまたすぐ会えることを願っています。」
とのことでした。
ところで昨日のCBCのテレビ番組ですが、現地時間の15時(14時じゃなかったですね)から3時間の枠で平昌の思い出シリーズ第一弾が放送されました。
どうやら今後、5週間に渡って、平昌五輪におけるカナダのメダリストを中心に振り返って行くようで、今週は(幻の)モントリオール・ワールドにちなんでフィギュアスケートが取り上げられたのでした。
ところが観ていてちょっとびっくりしたんですが、念願の金メダルを獲った団体競技についてはあまり触れず、アイスダンス、女子、そしてペアのみの演技を詳細に振り返って行ったのです。
つまり、まずはパイパー・ギレス&とポール・ポワリエ、そしてケイトリン・ウィーバー&アンドルー・ポジェのFDを見せ、最後には銅メダルを獲ったシブタニ兄妹、そしてパパダキス&シズロンとテサモエの一騎打ちをドラマチックに持って来る。
(ところで改めてテサモエたちのFDを見て思ったのですが、スコットがテッサよりもよっぽど曲に入り込んでいて、最後はずーっと歌詞を口ずさみながら演技していたんですね。アイスダンスでは女性が表情豊かなのはありがちですが、スコットはその点、最強の男性アイスダンサーでした。)
次に女子:ギャビー・デールマンのちょっと辛いフリー演技、そこからアリーナ・ザギトワ、ケイトリン・オズモンド、そしてエフゲニア・メドヴェデワの三メダリストが登場。当時の解説のまま、放送されているので今見ても臨場感があります。
さあ、次は男子かな、ペアかな、と思っていると:「男子競技は歴史的な戦いとなった」というスコットさんのナレーションから始まって、平昌での羽生選手や宇野選手、フェルナンデス選手の映像モンタージュが出て来ます。そして「それを制したのは。。。」という流れから、羽生選手のインタビューへと移行。全編、流れました。
すっかり "BORN TO SKATE" というタイトルのフィーチャーになってたりします。
ほおー、まあそういう順序での番組構成もありか、と思っていると、パトリック・チャンもキーガン・メッシングもスルーされて、ペア競技に行っちゃいました。
あらら。
そこからはカナダから出場していた3ペアのフリー演技(銅メダルのデュハラドは当然ですが)、それに優勝したアリオーナ・サフチェンコ&ブルノー・マソーと準優勝のウェンジン・スイ&ツォン・ハンたちの白熱した闘い。そこで終わらずに、最後は首位から四位へと落ちたタラソワ&モロゾフまで見せたんですよね。
そして番組終了。まあ、良いか。。。
ということで、カナダのメダリストに混じって、大々的にフィーチャーされた羽生選手でした。
(カナダ男子と彼らのファンにはちょっと申し訳なかったかな。。。メダルを獲得しなかったってことも影響してるでしょうけど。あ、そう言えば、女子のラーキン・オーストマン選手も出て来なかったわ。)
次の記事ではカナダの渡航規制などについてまとめてみます。