2017 Worlds Simulation:ハビエルはエンジンがかかるまでちょっと時間が必要 | 覚え書きあれこれ

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記憶力が低下する今日この頃、覚え書きみたいなものを綴っておかないと...




昨年のシミュレーションではハビちゃんがショートプログラムを演じたのを憶えていたので、今年はきっとフリーのリハーサルをするんだろうな、と思っていました。

予感的中。

そしてこれまた去年の印象と同じでしたが、ハビエルは練習しだしてからエンジンがかかったりするのにちょっとお時間が必要。

まあ実際、昨年はかかとに故障を抱えていたので、シミュレーションでもきっと痛いのを我慢していたのだと今になっては思いますが。


最初の6分間練習のシミュレーション、スペインのジャージを着て登場。ボード際にはオーサーさんとトレイシーさんが控えています。




しばらくするとそのジャージをあずけてジャンプの練習。



いささか顔色が冴えないか?




それでも練習が終わるころにはステップを確認して。。。いったん、リンクから降ります。(この後、ペアの演技が行われる)



さて、二番滑走の想定でリンクに戻ってきたハビエル選手。いつものようにコーチたちに見送られていきます。トレイシー母さん、暖かい笑顔ですね。



お馴染みのエルビス・プレスリー・メドレーに乗せて演技が始まりました。


しかし序盤からクワッドは回避。

スピンやステップもなんとなく元気がない。



確かグランプリ・ファイナルでのカートさんの解説だったかと思うのですが、こういうノリノリで軽快なプログラムは気分が乗っていないと非常に「しんどい」。作り笑顔も作れなくなっちゃうからね。

そうなると観ている側もどうして良いか分からなくなってくる。この日、会場にいたのはたくさんのちびっ子や若いスケーターと保護者たちだったから、そこそこ盛り上がったし、みな黄色い声援を送ってそれなりに楽しんでいたから良かったけど。。。





演技が終わってリンクを降りたハビエル、このまま帰っちゃうのかな、と思っていたら、シミュレーションが終わったあとの全体練習にはちゃんと戻ってきた。


他の選手たちに交じって滑っている内にだんだん、テンションが上がってくるのが見えました。




ジャンプの練習をしたり





ステップも興が乗ってきたか










ブライアンに指導を仰ぎに行っては練習を繰り返すハビエル。そのうち、音楽担当者のブースに寄って行って再三、曲かけをリクエストしていました。






どうやら最後は調子が出てきて笑顔も見られました。

さあ、ヘルシンキではどんな演技を見せてくれるか?



任せてよ~ん