日本では時差のため、現地金曜日の競技は土曜の夜に放送されるのだと理解しています。
私はライブで見ているので結果は先に知らせることができるよ、と母に言うと
「えー、どうしよう、でも知りたいかなあ。テレビ見るときの心構えになるから」
ということだったので昨夜、電話で教えました。
彼女の関心ごとはもっぱら、「羽生君の演技・成績はどうだったか」ということなので、とりあえず冒頭でそれを伝えるともうそこから完璧におかんむり。
「何なのそれ?!」
って私にぶつけられても。
その電話は早々に切られました。
私はそれからしばらくして就寝したのですが、朝になるまでに幾つものメールが届いていたことに気づきました。
まずは「心の叫び」とでも言える内容:
「もう 嫌! 悲しい! 夜テレビ観る気がしません。」
数時間後、件名が「辛いね!」となって
「いったい何が起きたのかな? 恐ろしい世界ですね。 力が抜けました」
母の悲嘆が伝わってきます。
さらに土曜日の昼間は音楽会に行ってた母が帰宅して(日本時間の夜)、したためたメールがこれ:
「帰ってからずっと日本シリーズ見ています。絶対スケート観たくない!可哀想な羽生くんはいやです。パトリックが強いのも無良くんが強いのもいやです。明日も勝ってから観ます。スポーツニュースも辛いです。寝ます。」
もう完全に拗ねてます。
(個人的には「羽生選手が強くないとイヤ」というのは分かりますが、その後の「ほかの選手が強いのもイヤ」っていうところでぶっ飛びました。)
羽生選手、母のためにも、フリーでの巻き返し、期待してます。
絶対に、やってくれると思うけどっ!