『恋恋豆花』=れんれんどうふぁ(2020)
企画・監督・脚本 今関あきよし
モトーラ世理奈、大島葉子、利重剛、椎名鯛造、間宮葉月、芋生悠、洸美-hiromi-、シー・チーティエン、ビッキー・パン・ズーミン、山田知弘、友咲まどか、龍羽ワタナベ、落合真彩、桐生桜来、藤原希、梶健太、劉高志、他。
日常に漠然とした閉塞感を持つ大学生の森下奈央(モトーラ世理奈)の父親博一(利重剛)が3度目の結婚をすることになった。本来なら三人で出かけようとしていた旅行だが、博一の仕事の都合がどうしてもつかず、新しくママになる塚田綾(大島葉子)と二人で台湾旅行へ出ることになる。ママになると言っても、いきなりな話で、奈央は綾のことをよく知らないし、今さら新しいママもない、そんな気乗りのしない感じで二人の1週間の台湾旅行が始まる。
ぐいぐい来る積極的な綾に対して奈央は最初はそっけない態度だったが、美味しいスイーツやご飯を食べ観光名所を回るにつれうちとけていく。特に「豆花」というお気に入りのスイーツに出会ってからは距離が縮まった。また、バックパッカー中山清太郎(椎名鯛造)との出会いが奈央の心を開く。その他、台湾で活躍するアーティストたちとの出会い、博一の事故の連絡を受け綾が一時帰国し一人旅になったり、綾の実の娘と会うなどの刺激が奈央に変化を与える。
これ見て台湾行きたいなと思わせられたら成功ではないかな、と思うくらいには台湾の観光案内Vだった。
この手の作品はいくつか見たけど(『tourist』とか『恋する香港』とか、国内観光地ものなど)、話は重要ではなく、その土地と登場人物の感情をどう合わせていくかがキモなんだろうなと思う。そういう意味ではこの作品もそれなりにハマっていると思う。
面白いかと言ったら、興味のあるもの(例えば役者、名所など)が出てなければ、つまらない。
台詞が棒状なのは味だろうな。リアリティの追求かもしれない。
綾が実は元女優という設定で、役者たる信条を語るところは、大島葉子さん自身の言葉なのかなと興味深かった(未確認)。
また、奈央が台湾の俳優シー・チーティエンとフォトセッションするシーンがあるのだけど、「モデル・モトーラ世理奈」が出てて、気の毒だが相手が霞んでしまってた。
★★(★)
ああ、『恋する香港』配信もう一度して欲しい、Blu-rayにして欲しい。




