『恋愛ルビの正しいふりかた』(2025)TOKYOMX0713〜全8話
原作はおげれつたなかの漫画。
監督 佐藤安稀
脚本 髙橋幹子(たかはしもとこ)
岩橋玄樹、相馬理、朝日ななみ、江守沙矢、中井大、窪田彩乃、他。
高校時代、一人でも活動できる園芸部に所属しパシリ扱いなどいじめられていた地味で冴えない鈴木弘(岩橋玄樹)。卒業してからは高校時代味わった辛酸をぬぐうためにも世界を変えるためにも美容師を目指し、今はサロンでナンバーワンの腕前を持つ。ある日、高校時代の同級生鷲澤夏生(相馬理)が客としてやってくる。驚く弘だったが、店では通称ヒロで通ってるし気づいてないようだ。しかし、夏生は翌日もその後もヒロ指名でサロンにやって来る。ついには交際を申し込んでくる。動揺するも、ならば1ヶ月付き合ってやってズタボロに捨ててやろうと思いつく。実は高校時代、何かと話かけてきてくれた、読めない漢字を教えてあげるほど、唯一友達になれるかもしれない存在になった夏生に、最後の最後で手痛く裏切られたからだ。そうして始まった交際だが、夏生は高校時代と変わらず頭が悪いことも隠さず意外にも素直なままだった。
デートを誘われて復讐デートを目論むもヒロの好きな植物園に行くことになり、久しぶりに癒しの空間で心優しくなったヒロは、花が咲くのを楽しみにデルフィニウムの鉢を買うに終わる。店でコンペ出場をかけた選抜会が開かれ、ヒロは後輩の桐生拓海(中井大)と競うことになるが、これまでの努力と自信で楽勝だと思っていた。けれど桐生のデッサン帳を見て不安になる。結局、店長(江守沙矢)は桐生を選ぶ。同期の椎名葵(朝陽ななみ)も期待してただけに落ち込むが、家に帰ると夏生が勇気づけてくれ、また前向きになれる。他にも、誕生日のおねだりがキスだったり、昔の自分に似ている客織部(門田宗大)が来て、それが夏生の昔のバイト仲間であること、片思いしていた相手だったと知りヤキモキする。さらにその織部に夏生がからかわれてることも知り、憤慨するほど、いつのまにか振り回すはずが振り回されて気持ちが移っていく。
そしてついに夏生の初恋の相手が自分であったことを聞かされる。ついつい仲間の目を意識して弘を突っぱねてしまった後悔も知る。動揺したヒロはケガをしてしまうが、夏生は親身になり泊まり込んで面倒をみてくれる。ここでもう夏生から離れられない自分に気づき、合鍵を渡すまでになる。そんな折、同窓会のお知らせが届く。もちろんヒロは行かないが、その日同じ場所で出張ヘアメイクの仕事が入り、同級生らと再会する。弘の変わりように暖かく迎え入れられたかに思ったが、単にからからかわれてるだけだと知る。一方、夏生はヒロの留守中に大切なデルフィニウムの鉢を倒してしまったことから偶然一冊の園芸本を見つける。それは弘が夏生に読めるようにとルビをふってくれた本だった。落ち込んで帰ってきたところに、身バレしたと悟ったヒロは、高校時代からの恨み言を投げつけ、交際を受けた理由も明かし、夏生を傷つけてしまう。二人の関係はこれで終わりかと思った矢先、ある事故が起こり…。
まあ、事故は勘違いで、ヒロの想いを知った夏生、夏生の気持ちに変化がないと知ったヒロは、ついに結ばれる…わけだが。
うーん…岩橋玄樹の演技は初めて見たけど下手だなぁ。キンプリでデビュー後休養に入ったりしてたからなぁ。その後はソロで渡米だし… 表情は悪くないのになぁ。というか、タトゥー入れてるからどうするんだろうと思ってたら衣装は長袖で通してた。キスシーンさえも寸止め画だったので、これは肌露出は無しでいくのかな、それはそれで潔く好感度も高い。なんて思ってたら、最後の最後でいわゆる“濡れ場”があった。映像処理かメイクか、タトゥーがきれいに消えてた。そしてけっこう濃厚なシーンだった。このままサラッと終わって欲しいなと思ってたのでちょっと残念。というのも、夏生のキャラがほんとに頭足りなそうな微妙さで、怖かったから。なにしろヒロが弘と気づかない。偶然出会した同級生だって一発でわかったのに、だ。違うと言われればそうと受け取る一切の疑念がない。相手のことより自我が優先される、天然キャラならばもう少し演技指導欲しかったし、むしろ夏生を岩橋玄樹、ヒロを相馬理が演ったほうが自然だったんじゃないか?とかさえ思えた。原作未読だけども。
設定はいいと思うし、展開も納得がいくからおそらくプロットも良かったろう。BLにそんな要素いらないと言われればそれまでだけど、ドラマを起こすのは構成(シーン、カット)とお芝居。
岩橋玄樹は唇がきれいだからもっと適役があるはず。(どういう…^^;)
★★
