忍ジャニ参上!未来への戦い | これ観た

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基本アマプラ、ネトフリから観た映画やドラマの感想。9割邦画。作品より役者寄り。なるべくネタバレ避。演者名は認識できる人のみ、制作側名は気になる時のみ記載。★は5段階評価。たまに書籍音楽役者舞台についても。

『忍ジャニ参上!未来への戦い』(2014)

松竹とのコラボ企画第二弾とのこと。第一弾は『京都太秦行進曲』か?

 

監督 井上昌典(『京都太秦行進曲』では助監督)

脚本 たかひろや

 

江戸時代。徳川の功績による泰平の世は「忍び」の者たちにとっては生きにくい時代だった。大和國大和郡山。普段は町人に紛れ身を隠す「忍び」としてプライドを持つ五人の忍者、屑拾いカザハ(重岡大毅)、カザハの弟で料理人フウト(小瀧望)、托鉢僧ソラ(神山智洋)、刀研ぎ師ホウジ(平野紫耀)、飛脚キスケ(向井康二)は日々鍛錬をし出番が来る日に備えている…ものの、やはり平和な世の中、このままでは存在意義が見出せなくなる。そしてこの忍者らのトップに立ち面倒を見てるのがゲンゾウ(桂ざこば)だが、「忍び」を引退すると言い出す。

「忍び」として未来を閉ざされた気になったカザハは、自ら手柄を取りに行くことを思い立つ。辻斬り、火付けなど悪さをする奴らを次々に捉えるのだった。彼らの仕事はかわら板売りヨエモン(甲本雅裕)によりすぐに評判になり、本来の目的である播本からの依頼の期待も深まるばかりとなる。だが、カザハとフウトは「忍び」としての意識の差から仲違いしてしまう。そんな状態で、郡山新田藩本多政利(渋谷天外)による謀反に巻き込まれる。同じく不況にあえぐあまり本多に仕えた江戸の忍者ハヤテ(森本慎太郎)カゲマル(京本大我)、本多の刺客剛奇(長江英和)も現れ、事は複雑化していく…。

 

本多政利の家臣寺井主膳京本政樹戸田直時中間淳太で、京本親子共演胸熱。カザハの子供時代が永瀬廉、フウトの子供時代が大西流星で、これまた胸熱。

カザハとフウトの上に兄ライト(桐山照史)がいて、二人がまだ幼い頃亡くなった設定。

紀州和歌山城の徳川貞光若林豪。ヨエモンは実は徳川家御庭番。

 

まあまあ面白かった。脇を固める役者が豪華。殺陣も見応えある。龕灯(がんどう)の存在を初めて知った。今で言うサーチライトのようなもの。やはり日本人は器用だし創造力が高い。

 

最後にジャニーズWESTの結成〜デビューが飾られる。主題歌「バンザイ夢マンサイ!」を披露。

 

★★★