ラスト・ホールド! | これ観た

これ観た

基本アマプラ、ネトフリから観た映画やドラマの感想。9割邦画。作品より役者寄り。なるべくネタバレ避。演者名は認識できる人のみ、制作側名は気になる時のみ記載。★は5段階評価。たまに書籍音楽役者舞台についても。

『ラスト・ホールド!』(2018)

2020年東京オリンピックから正式競技種目となったスポーツクライミングのボルダリングを題材にしたもの。(Snow Manデビュー前の6人編成の時の作品。ボルダリングシーンは吹き替え無し)

 

監督 真壁幸紀(『電影少女』他)

脚本 川浪ナミヲ高見健次

主題歌 A.B.C-Z「Future Light」

 

塚田僚一、岩本照、深澤辰哉、宮舘涼太、渡辺翔太、佐久間大介、阿部亮平、勝村政信、今野誠二郎、荒木次元、永野宗典、駒木根隆介、飯田祐真、楢﨑智亜、他。

 

怪我が原因でしばらく休んでいた取手坂大学4年ボルダリング部の岡島健太郎(塚田僚一)は、部員が自分一人になってしまったことで廃部に追い込まれる。部員が7人になれば廃部を免れると知り、新入生勧誘を始める。

青森の田舎から出てきた山や自然を愛する荒井武蔵(深澤辰哉)、ボルダリングをやっている桜庭(今野誠二郎)という男に彼女のアケミ(飯田祐真)を取られた桃田渉(渡辺翔太)、バンドが解散してしまった筋肉質のドラマーの高井戸仁太(宮舘涼太)、頭脳派ゲーマーの中道学(阿部亮平)、ダンス部と掛け持ちすることになる陽キャ桑本由人(佐久間大介)、そして昔岡島と同じ試合に出たことのあるボルダリング経験者河口亮二(岩本照)の6人を揃えることができた。

経験者から初心者まで、入部動機も様々だが、練習を重ねるうち、ボルダリングに夢中になっていく。そうして迎えたインカレだが、強豪校昇竜大学を前に、岡島の怪我の精神的後遺症、河口の過去が明らかになる。個人戦は敗北に終わり、残るは6人チームの団体戦。しかし岡島は出場をやめ就活に専念するという…さらに桑本が怪我をしてしまう…。

 

話はまぁ、ちゃんと起承転結わかりやすい。河口の過去がちゃんと悪いことで良かった。だいたい誤解だったりそうせざるを得ない理由が付くものだけど、それがなかったから好感。桃田の恋のライバル桜庭が昇竜大学のボルタリング部員だというのもお約束。ボルダリングOBに永野宗典駒木根隆介も、説得力はないがまぁ和み系で適役。アイドル映画なので全体的に雑な感じは否めないが、まぁ、良かった。

 

桃田の元カノアケミがほぼ後ろ姿だけで終わる気遣いすごいなと思った。

 

ボルダリングの練習は3ヶ月で、撮影は10日間だったらしい。

塚田僚一、岩本照はSASUKE常連だし、うち、塚田僚一は体操もやっていただけあって安定感がある。

 

★★(★)