『ここにいる…』(製作2011)
ndjc(New Directions in Japanese Cinema)
文化庁委託事業・若手映画作家育成プロジェクトの作品
監督・脚本 七字幸久
仲が良い一卵性双生児の真海と美空(蒼れいな、蒼あんな)は同じ会社の受付嬢をしている。二人には離れていても何をしているか互いを感じ取れる不思議な能力が備わっていた。ある日、体調が悪くなった真海は早退をする。その日一人で帰ることになった美空はそのまま姿を消してしまう。同時に真海は美空を感じられなくなってしまった。真海は美空を探し続けるのだが…。
一人二役で演ってるのかと思ったら、本当に一卵性双生児でびっくりした。
ネタバレすると美空は事故で亡くなっているんだけど、その亡くなり方がゾッとする。美空を察知できないのも納得がいく。結局美空を感じることが出来て探し当てられるんだけど、亡くなった美空も49日くらいはたとうとしていたからじゃないかな。
死んだ者は痛みを伴わないというのが良かった。
イメージビデオみたいでだるい。
★(★)
制作プロダクション 映広