小島万由美です。
小島万由美 & かまたきみこ で開催する、
『断捨離流 思春期の子供とのごきげんな付き合い方』
1月26日(月)から、3回コースでお届けします。
詳しい内容はこちらをご覧ください。→小島万由美HP。
今日はいいお天気。
洗濯して、クッション&座布団を干して
いい気持ちです。
さて、午前中お習字のお稽古。
(書下) 針石 屢(しば)しば加うけれど
(大意) 病となられ、なんども治療されたが
行書:(釈文) 明陰洞陽
(読み) 陰を明らかにし、陽を洞(さと)る。
草書:(釈文) 逼耳。以爾
(書下) せまらんのみ。しかるをもって
(意味) 短くなろうとしている。そのような訳で、
今日はこの白い紙に書いたんです。
そう、当然白い紙なんですけど…、
カフェ書道の夕幻先生に、
『折り目は付け過ぎないように』って、
アドバイスされたことがあるんです。
夕幻先生の記事は→こちら。
そして、今日は思い切って何も無い紙に
書いてみようかなぁ、って。
何の枠も無い真っ白な紙に向かって、
最初の起筆をどこに打とうかと考えた時、
何だか気が遠くなりそうになって、
一瞬、『宇宙』に放り出されたような
感覚になっちゃったんです。
ちょっと、大げさかな…?
でも、割とそんな感じ。
すご~く不思議な感じ。
でも、面白い感じでもありました。
気を取り直して、
『宇宙』全体を見回して、確認して、
自分が書く字と、どこに書くかの
バランスを確認して、
ようやく、書き出せた…。
結構難しくて、頭を使うんですよ。
今までは、枠があるから安心で、
その中だけを見ていればよかった。
だから、
一つ一つの字は上手く書けても、
紙の中の4文字の納まりが、
どうもギクシャクしたり、窮屈そうだったり
そんな事がよくありました。
でも、いざその枠を外されると、
全体の大きさや、バランスや
一つひとつの文字の大きさ、形、組み合わせ…、
一度にたくさんの情報が流れ込んで
注意深く、より慎重にその情報を
処理しながら書くんです。
全然かけなくて、途中で何度も
折り目を付けたくなったけど、
これも練習。
失敗しても、問題なし、
って、がんばりました。
書道も『俯瞰力』ですね。
そして、先を見通す練習。
一点だけに集中しすぎず、
時には離れて、枠を外すと
違う世界や、考えが見えてくるみたい。
今日は、
いつになく緊張して書いたけど、
ある意味凄く楽しかった。
いい経験になりました。
そして、最後に書いたこの一枚。
見事に曲がってしまいましたね…(^o^;)
今日も最後までお付合いいただき、
ありがとうございました。
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