久しぶりにブロードウェイミュージカルを観に行きました。 まだプレビュー中の「グレートギャッツビー」です。

映画などでもおなじみのストーリーです。原作が書かれて100年になるそうです。

作品名で見たいと思う人が多い事でしょう。わたしもその1人です。劇場はプレビュー中でも満席でした。

メインキャストの2人(Jermy JordanとEva Noblezada)はブロードウェイでは実力のある俳優さんたちなので彼らの舞台を見たいととても思っていました。劇場に入って最初にしたのは、PlayBill(プログラムのようなもの)を振ってみて中から小さな紙が落ちないかです。ブロードウェイではアンダースタディ(代役)が出る場合はその日のプログラムに小さな紙が入っていて知らされます。主役の2人を見たいのでまずは本日代役がいないというのを知ってホッとしました。まあ、まだプレビュー中ならおそらく6月のトニー賞までは本役さんが頑張るとは思っていますが、万が一のこともありますよね。

ストーリーは知っての通りなのですが、なんとなく豪華さが足りないようにも思いました。最近は舞台も映像を使っているセットが多いのでリアルではあるのですが、舞台らしさに欠けるかなと思う時もあります。とても楽しく見たのですが、なんとなくこのストーリーは今の時代にはちょっと古い感じがしないでもありませんでした。100年前に書かれた作品で1920年代のお話だから当然2024年とのギャップはあるのですが、なんとなく終わった時にすごい感動で熱くなるという感じではなかったです。

来週の25日に正式なOPENING NIGHTを迎えます。作品のファンが多いという意味では集客はあるでしょうが、果たしてどのくらいの人たちがリピーターになるかなと考えてしまいました。

でも、JermyやEvaの歌の後の拍手は多く確かな歌唱力だなと思いました。