7月4日(土)
<ロクソドンタフェスティバル2009参加公演>
RISU PRODUCE 【「ぼくはだれ」 ~取調室での攻防~】
http://web.mac.com/risuproduce/RISU_PRODUCE/Top.html
19:00
【作・演出】
松本匠
【出演】
浜谷康幸/44北川/かなやす慶行/松本勝/野元学二/横関健悟/泉知東/松本匠
【あらすじ】
取調室と言う密室で刑事達と被疑者は一体、どの様な攻防をしているのか?自白の強要などで無実の人間が有罪になってしまう根源はこの取調室での攻防が全ての理由である。
RISU PRODUCE, 明らかにされていない取調室での攻防を描く。
今年2月に下北沢 小劇場 楽園 で公演されたものの再演!
【感想】
東京で1000人動員する劇団!
そのあおりだけで思わず足を伸ばしてしまう。
普段、持っているカラーはギャグらしいのだが、今作品はまったくギャグ要素を外した冤罪を追求する社会派作品!
真っ向の骨太で、女子供の出ない硬派な作品だ。
出てこられる一人一人がとにかく濃い。
何というか・・・・・キャラが立っているという表現だけでは追いつかない独自のセンスを持っている。
また、そうでなければ東京砂漠で生きていくことは無理だろう。
冤罪を追求する。
その過程が恐ろしくリアル。
そうした中で僕の目を引いたのは間違いなく 【44北川】 さん。
たたき上げでイケイケの警部補を恐ろしいほどの 『怖さ』 を携え演じられた。
取調室に追い込まれた容疑者は44北川さんに嬲り者にされるのだ。
容疑者に対し「おい人殺しぃ!」「吐けよ!」であるとか、必要とあれば難なく暴力を振るう。
そうした 『怖さ』 が舞台に立った瞬間に伝わるのだ。
44北川さんの周りの空気がぐにゃりとゆがむのが分る。
それは勿論、役柄であはあるのだけど、それだけでは出せない・・・・何というか 『本物の凄み』 というか、そうしたものがビンビンに伝わってくるのだ。
危ない。
触れると危険・・・・どころの騒ぎではない。
僕だってこんな警部補と同じ部屋に入れられたら間違いなく冤罪を引っかぶってしまうに違いない。
それだけの威圧感を完璧にまとっておられる。
色々と思う事あり。
公演後、キャストの皆さんと少しづつお話をさせて頂く。
8名中4名が関西圏のメンバー。
だからなのか、観客の身内率はめちゃめちゃMAX!
だが、それだけ人の縁が濃い劇団だという事は分る。
僕的には非常に興味深い作品であった!!