6月27日(土)
ムーンビームマシン・ザ・ウェンディハウス01 【if】
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芸術創造館
19:30(20分前にマジックショーあり)
【脚本・演出】
Sarah(ムーンビームマシン)
【出演】
鈴木洋平(特攻舞台Baku-団)/梅田喬(劇団●天八)/那伽けん/中嶋久美子(ムーンビームマシン)/寺本奈央(劇団ショウダウン)/和田雄太郎(ムーンビームマシン)/Sarah(ムーンビームマシン)/松浦由美子/今池由佳
【あらすじ】
そのプロジェクトの名は【ジュリエット】
それは、あらゆるものの命が枯れ、失われゆく都市<死に損ないのヴェローナ>に
唯一咲いた、人のかたちをした一輪の花にすべてを賭けた一大プロジェクト
その未知の花を巡り或る者は戦い、或る者は恐れ‥‥
しかし、なんとその花に恋をした青年がひとり
そこに現れた謎の男フィドル・ディ・ディーはその青年に問いかける‥‥
「あなたのお名まえは?」
ムーンビームマシン初の番外公演は、シェイクスピアの戯曲
『ロミオとジュリエット』をモチーフとした
ダンスありアクションありのSFファンタジー!
初夏、ムーンビームマシンのウェンディハウス(おもちゃの家)で
新たな冒険がはじまる!!
【感想】
ゲストマジシャン魅優さんと役者陣によるマジックショー
『In your Face!』
これが観たくて夕方からの回を所望する。
ガッツリと魅優さんのマジックショーかと思いきやメインキャストの芝居を挟んでのものであった!
これはこれであり!
最初から楽しませてもらう。
魅優さんがめちゃめちゃ可愛い!
前回の時にも思っていたのだが・・・・・・実は近くに行ってお話しをさせて貰ったのだが(喜)恐れ多いとはこの事!
ほんまにほんまに!
(って・・・・芝居の感想を書けよ!ってか)
物語はウェンディハウス01(おもちゃの家) と名打っているほどで、本公演ではないヴォリュームという事であろうが、なかなかどうして・・・・・
キャストが9名のみであろうと提示する世界は夢のような世界。
(だからこそのムーンビームマシーンさんなのだろうけど)
その機軸として向っている方向性は確実にアトラクション寄り。
だからこそアップダウンの展開はスリリング。
その展開に僕は昔の少女漫画の王道を感じるのだ。
ハギオモト、タケミヤケイコ等の王道スタイルだ。
そうしたストーリーラインをSarahさんが求めているのか、Sarahさんがストーリーラインを求めているのか?
【鈴木洋平】さん。
やはり上手い。そしてまったくそつがない。安定感がある上に存在感のあるブレを発生させる事の出来る稀有な方。
それが計算なのかどうなのか?
今回のロミオ役もその凛々しさに誰もその役柄に追いつけない。
鈴木さんによる鈴木さんの為のロミオ。
【梅田喬】さん。
物語の進行役でありながらも、フェイクをかましながらガッツリ噛んでゆく面白い役柄。
アクトリーグにて研ぎ澄まされた五感が叫んでいる。
全てをフェイクせよと!
いい!めっちゃ美味しい役柄だった!
また梅田さんもノリノリで、紫のマニキュアを十指に塗り込めた情熱はその表れでもあった!
【那伽けん】さん。
恐ろしく太い腕に集約された筋肉の束は間違いなく歴史。
スタントマン稼業から飛び出したニューカマー。
というか、今までこの方はどんな人生を歩んでこられたのかが気にかかる。
【和田雄太郎】さん。
永遠の弟キャラ。
兄貴を見据える瞳には嘘偽りはなく、逆に見詰められると己の罪状を吐き出したくなる。
ジャニーズ系の綺羅星。
またダンスが鬼のように上手い。
その筋を全うして欲しい!
【Sarah】さん。
華奢なイメージを持っていたので、扇子を持っての大立ち回りは嬉しい驚き!
いい!
しかもポージングも決まる!
それが心地よく絶対に目で追ってしまう。
話していても華やかで、本当に華のある方は違う、と思いました。
話していても1歩先を考えられてるのではないか?
話していてもこっちが一方的に癒されている感じ・・・・
【今池由佳】さん。
ダンスと恋に夢中!(すみません、イメージで話しています)
役柄が性格と一致しているに違いないと密かに僕は思っている。
可憐でありながら真っ直ぐ!
だから眩しい。
本公演は来年3月。
それまでに12月に何かを考えているらしい。
12月。
ムーンビームマシーン。
ロマンチックの材料は既に揃った感じだ。
楽しみ!