遅い夏休み♪ 盆リベンジ! | 日々幸進(ひびこうしん)

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日々、自分が楽しくて生きている事を簡潔に記しておきたいと思います♪
演劇、音楽、TVドラマ、映画、バラエティ、漫画、アニメ、特撮、他を色々自分の視点で面白しろ可笑しくね♪

僕は基本、土日が休みなので、夏休みは4日別に取れる、という事で7月に1にちだけ休みを取り、8月は18日に1にちだけ休みを取っていた。残り二日を28、29日と取って土日休みなので4連休の出来上がりである♪


とにかく今回は28日にスポットを当てる。


28日。

昼過ぎに大阪を出発し夕方に実家喫茶店へ。

そして夕方。

連れの 【イソコ】 を呼び出し、24年前に死んだ後輩の墓参りに向かう。

本来は弟の友達なのだが、弟は滋賀の辺境に単身で赴任しているので僕が代わり。

【イソコ】 は、僕と同じくボーイスカウトで同じ釜の飯を食った仲。

そんな僕らの後輩。

彼はバイクで十字路でこけて一人で死んだ。

もう・・・・・24年。

僕らは1年づつ歳を重ね続け、彼の時間はあの時のまま。

墓石の裏に書かれた享年16才。

盆の時に時間がなく、参りに来れなかった。

改めて弟の分まで参る。

そこで何と 【イソコ】 が 

『一応、来たンやから経でも読んどこうか?』

『え?読めるン?』

いくら京都に住んでいるからとはいえ誰でもが【経】を読める訳でもない。

【般若心経】を、すらりと空で読むイソコを見て驚き。

興味があったので覚えちゃった♪らしいが、その辺りは彼の浪人時代にスポットが当たる。

そうか、苦労した中でのものであったか。



それから僕の中学時代の・・・・・・・・語弊があるが・・・・・・イジメっ子だった 【H水】。

僕が高校生時代に彼もバイク事故で亡くなっている。

彼は中学3年生の時に同じクラスで、ハッキリ言って僕らを虐めていた。

僕自身も納得したくもないが、虐められっ子の範疇だったのかも?

難癖をつけて蹴ってきたり、殴られたり。

いや、しかしあの当時、僕はそれほど苦には思っていなかった。

陰湿ではなかったのかも知れない。

蹴られても殴られても、そういう事はあかん!(いじめ)という気持ちが外に放たれていた。

今から思うと、そういう輩からすれば『ウザい』奴だったと思う。

真正面からではない。・・・けれど反抗の意志は途切れずに持っていたのではないか?

親から貰った正義感が深く根付いていたからだ。

・・・・まぁ、その辺りに触れるのはまた今度♪

とにかくその 【H水】 は、ある事があってから僕の見方が少し変わったのだ。

彼は少しセンチメンタルな部分を持っていた。

その部分に共感を得ていたからこそ、盆の時期に何度か実家に線香をあげにいっている。

最後に行ったのは一昨年くらい。

・・・・で、流れで今年も行こうと行ったのだが、何とその家が見当たらない。

その家があった場所に辿り着けないのだ。

何度か同じ場所をグルグルと回る。

仕方がないので覚悟を決め、彼の実家だった場所らしき家のドアホンを鳴らす。

聞けばその実家は引越しをしていたらしい。

ありゃまぁ・・・・・・・・・・

また次回、昔の友達にでも聞いて捜索でもしようかと目論んでいる。




そしてその夜。

5月09日(金)の日記で書いた 『初恋が死んだ日』。

その実家の3件隣に住んでいる幼馴染の 【Y子】 が、4月末日に死んだのである。

仕事などでしばらく家に帰れなかった。

そして盆に一度帰省したが、お家に誰も居なかったりでタイミングが合わなかった。

・・・・・で夜なら居るだろうと21時頃に行く。

おられた。

お母さんがおられた。

昼は仕事に行っており、帰ってくるのが遅かったらしい。

僕は頭を下げ線香をあげさせてほしい旨を伝え家に上がらせてもらう。

写真の彼女はふくよかで、そんな感じだったろうか?と思いながら手を合わせる。

呆気ない。

人は死ぬ。

誰だって、その理(ことわり)から抜け出す事はできない。

それにしたって・・・・・・・

41歳で逝くのは早過ぎないか?

心不全・・・・と聞いていたのだが、よく聞けば 【低体温床】 という症例だったらしい。

何にしても僕が来てくれて嬉しかった、と逝って貰い僕も嬉しく思った。

するとその時、一人の男の方が家に来られた。

何と彼女、Y子の子供(二十歳)である。

Y子はバツイチでその時の子供が一人居る。

彼だ。

二十歳の若輩ながら、何と責任の問題からか今回葬式の喪主を務めたというエピソードは聞いていた。

会うのも話すのも初めてだ。

シッカリしている。

そして・・・・・・・面影が似ているのに少しドキリとする。

Y子の若い頃の話をすると彼は嬉しそうながら少し照れていた。

彼は学生だがアルバイトをしており、時折おばあちゃんの所に顔を出すのだという。

めっちゃいい子だ!

しかし若いからか話を聞いていると二十歳なのに、

『年金もらってゆっくりしたい』

などと、オモローな事をのたまう。

なかなかにやる!

次回はまた他の連れと一緒に行こうと目論む。



盆に出来なかったリベンジを何とか返せた。

よしよし。

いいぞ、俺の夏休み!