7月21日(日)
精華演劇祭vol.10
売込隊ビーム 【刻むルール】
http://www.urikomitai.com/cgi-bin/news/news.cgi
精華小劇場
13:00
作・演出/横山拓也
出演:山田かつろう・三谷恭子・梅本真里恵・宮都謹次・小山茜・西田和輝・杉森大祐・草野憲大
/丸山英彦(デス電所)・ともさかけん(GiantGrammy)・山浦徹(化石オートバイ)
今年、売込隊ビーム は公演を何と3つもブラッシュアップしている。
まだ半年。
その濃密な時をスタッフ、キャストは怒涛の時間を過ごしている。
おまけにキャストは他の劇団の公演やアドシバ!などにも参加している。
特に 梅本真里恵 さんは、主演の客演を挟んでの本公演3本目。(何というバイタリティ・・・・・)
だからこそ今回のような変化球のような作品に巡り合ってしまったのだと思う。
ミステリーに端を発する物語。
全ては脳内に沸き起こる幾つもの 【負の連鎖】 を丁寧に丁寧に掘り起こしてゆく。
舞台は横幅に広く、3ステージに別れて、それぞれの場所で同じ時間を刻みながら展開される仕組み。
その発想が既に凄い。
ラストに辿り着くまでに、幾つものトライアルを錯綜させられるのは頭が良い証拠。
また、そんな物語にの中で、前向きに、そして流れるままに生きていこうとする人間の姿が健気に描かれる。
その描写が写実的というか、実に丁寧。
本来触れなくて良い部分にまで触れたり、登場人物一人一人に深みを与える展開。
・・・・ただ、
この物語の本筋の為に全員が必要かと問われれば、いささか疑問。
しかし僕としては全員が魅力的な役者さんばかりなのでノープロブレム。
相変わらず、山田かつろうさんは飄々とされてるし、山浦徹さんはセクスィーだし、ともさかけんさんはリアル・ルパンだし、三谷さんはおっとりナイフだし、梅本真理恵さんはバリバリ大阪ンだし、宮都謹次さんは怖いくらいにリアル。
また名物の300秒ショー(1回外に出てから客席整理をして100円券を買って中に入る5分のおまけショー)は、次回公演の予告編を上演。
その場でも言っていたが、先程まで真面目に演じていた役者達が180度方向転換し、着ぐるみで妖精やウサギ、キノコを真面目に演じられる(笑)
ナンセンスでありながら、これが売込隊ビームの底の深さなのだ。
圧倒されるし、面白すぎ!
僕的には 梅本キノコはツボ!(めっちゃキュート!)