3月15日(土)
ミジンコターボ06 【不死身のゲドウ】
http://www.mijinkoturbo.com/index2.html
一心寺シアター倶楽
脚本:竜崎だいち 演出:片岡百萬両
出演:片岡百萬両 Sun!! 竜崎だいち 白野景子 後藤菜穂美 弘中恵莉菜 藍原こまき 川端優紀
吉田青弘 土性正照(劇団赤鬼) 永井悠造(隕石少年トースター) 井田武志(sunday) 真心(GiantGrammy) 宇野伸茂(I/X) 中村真利亜(TAKE IT EASY!) 小室千恵
カラフルで美しい。
彼らの舞台にはいつもウットリさせられる。
何が・・・・・と考えると突出しているのは衣装とセットではないか。
衣装は、その作品の世界観を作り上げるのに必要不可欠であり、極めれば極めるほどに世界観を強める作用を引き起こす。
そしてミジンコターボの作品は、(まだ2回しか観てないが・・・・)その世界観は完璧に出来上がっていた。
ここにその写真をアップする事はできないが、ここまでとは・・・・・と感心することしきり!
素晴らしい出来で、関西圏の劇団でも1,2位を争うのではないかというくらいのものだ。
衣装の 【植田昇明】 さん。
これは覚えておかねばならない名前であろう!
さて、
守り抜く侍女・真役の 【Sun!!】 さん。相も変わらず力一杯、元気一杯!乗りに乗っている感じが全面に押し出されている。動くのが、話すのが、全てが嬉しくて仕方がないと言わんばかりのハイパフォーマンス!これからしばらくは弾けるような演技を堪能できるかも知れない期待で胸がはちきれそう。舞台狭しと走り回る彼女の姿を観る、そして彼女の感情と一緒に泣き笑う、そんな至福がたまらない!大好き!
消極的な忍者・佐之助役の 【吉田青弘】 さん。気弱い臆病者を飄々と、爛々と演じられていた。・・・・・僕は男だが・・・・・・・・か・・・・可愛い。その気はないがめっちゃ愛くるしい。万人に愛されるものではないかも知れないが、(キモいと一蹴されるか?)少なくとも僕を含めて愛されるキャラクターであった。・・・また違う角度の演技も観てみたいと思う役者さんでした。
脆弱な姫君・章姫役の 【藍原こまき】 さん。 凛!としていた。脆弱という触れ込みだったが、キリリと一貫して凛々しく美しかった。その一端を担ったのは衣装だ。白を基調としたドレスの如き着物は、その凛々しい姿、立ち振る舞いを更に際立たせた。カッコよかった!
博愛の討伐隊長・大和役の 【宇野伸茂】 さん。あの怒涛の『花札伝綺』から5日でこの舞台を練り上げられた素晴らしきポテンシャル!様々な葛藤の中、ここまで完璧に演じきり、やり遂げられた事がアンビリーバヴォー!想像以上にセリフや他の共演者達と絡みがあり、決して一人では作り上げられないだろうパワー!この事件で僕は宇野さんを観る目が変わった!本当に・・・・・・男です!カッコ悪いけど、カッコよかった!最高!
赤毛の副隊長・撫子役の 【後藤菜穂美】 さん。衣装が鮮やか過ぎるからか、赤毛がインパクトに欠けてしまった。勿体無い。舞台から降りるとインパクトはあるのに・・・・・と思いました。しかしそれを超える勢いある演技♪
なまぐさ琵琶法師・教次郎役の 【真心】 さん。この方の演技はいつもさらりとしていながら残る。心地よい。シーンの箇所箇所で琵琶をかき鳴らすのだが、タイミングが合ってて小気味いい。そして僕が観た回で何箇所かアドリブを織り交ぜられていたのが分かり、そこにも痺れる。頭の回転がいい方のアドリブは観た後にも達成感があるし、その言葉の世界観に僕らの心が羽化できるので嬉しい。何度も何十度も触れたい役者さま。
癒し系の村娘・実役の 【川端優紀】 さん。癒された!あの天真爛漫さを撒き散らす演技は、僕らの心に優しい風をもたらす。あの舌足らずな気持ちの芽生えが嬉しい演技。凄いなぁ・・・・
短気な半鬼・鬼太郎役の 【土性正照】 さん。普段のドッシリ感をかなぐり捨てて幼稚だが愛すべきキャラクターを飄々と演じられ嬉しかった。しかしもっとそのキャラクターを活かして物語の大筋に絡んで欲しかった!勿体無い。しかし居るだけであの存在感は物語が締まる重要な役割。それを演じきる醍醐味は観ているこちら側にも充分伝わるから凄い。流石です。
鋼鉄の陰陽師・星麻呂役の 【永井悠造】 さん。僕は永井さんが好きである。動きが優雅なだけでなく気品がある。その類まれなるセンスはどのシーンにおいても見事に際立っている。今回の星麻呂役においてもさりげない印の切り方から仕種に至るまでが完璧に計算されているかのようで心地よい。しかも今回は・・・・・・(?)性別を中性的に演じる必要性からか普段以上に細やかで繊細な演技。た・・・たまらなかったです!
狸のようなキツネ・イヅナ役の 【弘中恵莉菜】 さん。切れのいい動きでイヅナの役柄を取り込まれていたのが素敵。手に装着されていた鎌を使っての殺陣が素晴らしく決まっており、女の方が縦横無尽に走る小気味よさを堪能させて頂きました!ありがとうございました♪
池を見据える女・水鏡役の 【白野景子】 さん。まず素晴らしい衣装に負けない艶やかさと切れを持っておられることがいい。とにかく雲をイメージされたかのような白を基調にした中に流麗な青のラインが見事に滑らかに動く。嗚呼、生きている。生きているのだ。何とも素敵な包容力にとろけそうになる。
名無しの山賊・名無し(ゴンベエ)役の 【片岡百萬両】 さん。もしかしたら片岡さんの今まで演じられた役の中でも最高峰に位置する役柄ではないのかと感じるほどに際立っている。カッコいい。砕けた山賊風情を演じつつも、凛とした佇まい、鬼気と迫る変貌ぶり、どれをとっても魅力的なものばかり。おまけに今まで体得した切れある動きがブレイクダンスや身体能力を活かした動きと相まって観る手の想像力を引きずり出すのである。あんなにバランスの取れた方は珍しい。これから先も自分を日々磨かれ精進される姿を眩しく思い追い続けるのだろうと眼を細めてしまう。どうもお疲れ様でした!
毒舌の白蛇・銀役の 【中村真利亜】 さん。相も変わらずそのポテンシャルの高さに舌を巻く。まず踊りが上手い。声色が悩ましい。仕種が優雅。そのどれもは中村さんが持つポテンシャルを思う存分に発揮されているからだ。その北斗の拳でいう人間は潜在能力を80%使っていない・・・という設定を軽々と凌駕しているのではないかと思わずにはいられない。
片想いの白キジ・黄金丸役の 【井田武志】 さん。この作品中、もっとも僕に胸キュン!をくれた愛すべきキャラクター。『劇団鳩座』 でも恋に報われない役だったが、今回は少し・・・・・報われたか。。。?その人を好きになるという役柄が井田さんから滲み出す空気が僕らを『頑張って!!』の気持ちにさせるのだ。そんな空気を誘発させる役者の力は凄い。愛されればこその演技はそれこそ天性のものだから。
へべれけ古天狗・大天役の 【小室千恵】 さん。器の大きい役を堂々と演じられる姿に痺れる。
途中です。