僕が親から貰った最大の倫理観は 『正義感』 であると思う。
父は寡黙でありながら物事を柔軟に考える事の出来る人で、母は大らかでありながら事の善し悪しを感覚的に悟る賢人であった。
昔、それは僕がまだ中学生か高校の頃、家族でボーリングに行った時の事である。
父と母は、日本が受けたボーリング・ブームに乗った世代であった。
マイボール、マイシューズ、そしてそのルールにのっとったエチケットを重んじる世代であったのである。
隣のレーンの若者5人くらいが下卑た笑いを弾けさせていた。
それだけなら楽しみに興じる者として目を伏せていただろう。
しかし彼らはゲームが終わったらしく帰ろうとしていた。が、ボールをそのままに置き去りにしていこうとしていたのである。
父は言った。
『ボール片付けいや』
ビックリした。
父の持つルールは彼らを許す事が出来なかったのだ。
グループの何人かは 【苛っ!】 と、来たが結局他のメンバーに促されるようにボールを片付けた。
自分の親父の熱さに僕は衝撃を受けた。
今回の正義感とは少し話しはズレるかも知れないが、親父なりの正義感であったと思う。
曲がった事は嫌い!
団塊の世代、特有の性格であった。
僕は親父のそんな生き方に憧れたのかも知れない。
ダメなものはダメ。
NO!と、言える自分を常に探している。
そんな気がする。
もう少し、この話しを突っ込んでみたい。
又の機会に・・・
でんでん、ででんでん♪