随分前から約束をしていた。
僕の仕事や、他の用事やで彼には随分と待って貰っていた。
彼の名前は伊藤。
僕のオケリング・シャウトを認め模倣だけでは留まらず、新たなる旅路に挑もうとしている猛者!
僕は彼とミノルと三人で行く事が常だった。
彼ら二人とは僕の会社の社長が副業でやっていたカラオケの従業員であった。僕は本社から来ている助っ人的な扱いで、まあその店はもうないのだけれど、奇跡的にもこの二人とは未だに交流がある。その接点がカラオケなのは二人が上手いからだ。
ただ、最近は社会人になった我々の時間が合わないので年に数える程度しか悲しい。
しかし、今日は久し振りのカラオケだ。
だがメンバーは伊藤と二人。ミノルは居ない。
しかし、彼を待っていたらいつのことなるやらわからない。だから伊藤の切なる願いに応え今回の2人カラオケと相成った。
(後編)に続く・・・・・・・『え?続くの?眠いだけなんちゃうん?』「はい、そのとーり」