ゴールデンウイーク中の1泊旅行の2日目です。
○2日目
2日目スタート。宿は食事なしにしたので、前日に近くのコンビニで買っておいたカップの味噌汁とおにぎりで朝ごはん。
ホテルを出ると、すでに少し雨が降っていました。乗り換えなしの近鉄で、室生口大野駅へ向かいました。
車窓からは、奥に低い山、手前に民家や畑、と里山の風景。乗客もあまりいなくて、席にゆったり座れて、のんびり。
奥の山にもや(でいいのかな?)がかかっているのも風情がある。と思ったり、やっぱり室生寺も雨なのかな?と思ったり。
↑近鉄の車窓から
はたして、室生口大野駅に到着すると、雨。バスに乗り換えて、室生寺バス停で降り、室生寺へ向かいます。
↑室生寺バス停から、室生寺に向かう
↑室生寺に向かう道。右手に何か花が咲いていて見ごたえがあったのだけど、種類はわからず
赤い太鼓橋を渡り、右に折れて、受付へ。金堂の特別拝観を開催していたので、こちらも見ることにしました。
室生寺は拝観券がなく、パンフレットが拝観券を兼ねているよう。小さな拝観券は落としがちなので、この方式は良いなと思いました。
↑太鼓橋。奥の山がかすんでいてよい
↑石段(鎧坂)。上に金堂
金堂の中には、釈迦如来像と、左右に薬師如来、文殊菩薩。手前に十二神将像のうち6体くらい。仏像はスマホでの撮影可で、椅子も少し用意されており、のんびり。ちょうどお坊さんの解説も聴けました。
↑金堂から。奥の建物は弥勒堂
本堂を拝観して、脇の石段の上にある五重塔へ。
↑五重塔
↑五重塔
雨の中、傘を差しながら写真を撮り、建物の中に入るのに靴を脱いだり履いたり、と動きづらさはありましたが、雨のおかげで緑や石畳が濃く見えて美しく、傘をさす人もそれはそれで絵になってよかったです。
さらに、奥之院へ向かいました。
石段を上っていくのですが、結構急でまっすぐのびており、しかも雨でぬれていてこわかったので、途中で断念。あきらめて降りてきました。
↑奥之院へ。うっそうとしていて別世界への入り口のよう
↑奥之院へ向かう石段。その先に建物がうっすらと
戻りながらまたも写真を撮り、宝物殿も見て、おしまい。
思いのほか人が少なかったのは、雨だったからか山奥だからそもそも混雑しないのか。
室生寺を出て、バス停までの間にあるよもぎ餅屋さん・本舗もりもとで、よもぎ餅を購入して、立ち食い。
↑よもぎ餅
帰りのバスまで30分ほどあったので、バス停のベンチで買ってきたパンを食べるなどして過ごしました。
名古屋駅までは近鉄の普通電車を乗り継いでのんびりと向かう予定でしたが、雨で気温が下がって寒く、電車待ちのホームで待つのは辛そうだったので、途中から特急を使いました。
山歩きの時に持って行っている、モンベルのストームクルーザーを今回も持って行っていたのですが、室生寺での撮影や、電車を待つ駅のホームで役に立ちました。長袖シャツとは別に持って行って良かった。
曇り、雨、と天気には恵まれませんでしたが、見てみたかった場所2か所に行け、しかも予定を詰め込まなかったのでのんびりできて、大満足の旅行となりました。しばらくこの思い出にひたってた。
行ってみたい場所には、機会を作って行くようにしたいと、改めて思いました。