こんばんは
ブログに訪れていただきありがとうございます
母である私の自己肯定感=根っこを育みながら、子供の根っこも同時進行で育てる子育てを目指しています。
4歳の娘と、2歳の息子を子育て中。
パステルシャインアート®️インスタラクター
世界を変えるファッションショーサポーター
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皆さまにご紹介したい親子さんがいます。
こうちぶさんとそのお母様。
上手く伝えられるかわからないけど、でもどうしても伝えたかったので、長文ですが読んでいただけると嬉しいです。
一目で惹きつけられるリアルな海の生き物の絵を描いているのは、こうちぶさん。現在、短大で絵を学んでいるお若い画家さんです。
↑ブログは、こうちぶさんのお母様のなっちゅさんの。
グッズやTシャツもあります。
お母様とのご縁から、息子のこうちぶさんの絵をインスタやブログを通して拝見していました
こうちぶさんのリアルで、愛嬌がある絵にどんどん惹かれていく中、インスタのハッシュタグに目がいくようになりました。
#色覚異常 #学習障害 #色盲
色の障害?それなのにどうしてこんなにも素敵な絵が描けるんだろう?
どんな子育てをしたら、こんな風に子どもの才能を伸ばしてあげられるんだろう?
こうちぶさんのお母様の子育てを知りたくて、、お母様にお話しを伺いました。
そのお母様の言葉の中に、才能を開花させる子育てのヒントがたくさん詰まっていました。
こうちぶさんの色覚異常がわかったのは、小学一年の時。
お母様は、色覚異常を個性だと受け入れ、こうちぶくんには、本人がワクワクするように伝えたそうです。
一例
「人と見えている色が違うのは、もしかしたら、宇宙人が来てこうちぶの能力かして〜って来るかもしれないよ」
そうしたら、少年のこうちぶさんは、目をキラキラと輝かせたそうです
色覚異常の件は、親子で前向きに捉えることが出来ましたが、その後の子育ては思うようにはいきませんでした。
こうちぶさんが学習障害と伝えられる中学一年生まで、お母様にとってはとても苦しい暗黒の時代が待っていました。
出来ないことを、出来るようにしようと必死になって、何度いっても理解してもらえないことによく怒鳴ってしまったこと。
当時の苦悩
なんで出来ないの?
なんでわからないの?
20分で出来る宿題を、夜中まで掛けて頑張っても出来ない。
どんどん追い詰められていく中、中学一年生で学習障害だと確定した時、
「今まですごく無理なことをさせていたと気づいたんだよね…。そして肩の力がふぅーって抜けていったの」
それからは、こうちぶさんのやりやすい方法を考え、それを実践していくことで生活能力を引き上げていくことが出来たそうです。
そして、進学を控えたこうちぶさんは「絵を描きたい」と言ったそうです。
絵で食べていくなんて、本当に一握り。将来大丈夫だろうか…。
お母様の脳裏にも母としての心配がよぎりました。
でも、お母様は母としての自分を一旦置いておいて、自分だったらどうして欲しいだろうか、と違う角度から考えることにしました。
自分だったらやりたいことをさせて欲しい
という結論にたどり着き、こうちぶさんが絵の道に進むことを見守ろう、影武者としてサポートしよう!と決意されたそうです。
色覚異常などの公表も、本人と相談して決めたと。
公表するとどんなマイナス面が想像されるかも話した上で、こうちぶさんは公表することを選んだのです。
どんなささいなことでも、こうちぶさん自ら、人生を選択していくようにサポートしているお母様と、こうちぶさんのまっすぐな素直さに、感銘と刺激を受けました。
この親子のお話しが、私の子育てにおいて、どれだけ光となって未来を灯してくれただろうと思ったのです。
皆さまは、どんなことを感じて頂けたでしょうか。何か心に響くものがあれば、嬉しいです。
子どもに幸せな人生を歩んで欲しい。その思いはみんな同じ。
子どもへの愛から、苦労をさせたくないと、親の当たり前や理想を子どもに押し付けてしまいがちです。
それと同時に、子どもにやりたいと思ったことをやらせてあげたい、という思いもあります。
その葛藤とぶつかることは、これからの子育てで幾度となくやってくると思います。
そんな時、子どもが自分で道を切り開いて歩んでいけるように、一緒に考え、子どもの選択を尊重し、一番の理解者でありたいと思いました。
こうちぶさん親子との出会いに感謝いたします。ブログに書くことを快く受け入れていただきありがとうございます。
大切なプライベートを公表して下さる背景には、同じように子育てに悩んでいる方の少しでも助けになれば、という愛を感じます。
障害についての知識も浅い私が、このような記事を書くことを躊躇する部分もありますが、それ以上に伝えたい気持ちが勝りました。お母様の愛が、私を通して広がっていったら…という願いを込めて書きました。
最後までお読みいただきありがとうございます。