6/13(木)、実話。
当たり前のことではありますが、改めて、人の人生、運命って周りの人によるところが大きいよなぁ〜としみじみ。
母親、刑事、隣人等、何かが違っていたら、アレがなければ、ソウでなければ、なんとかウイルスがなければ・・・と主人公の境遇に同情してしまう。
あ、映画「あんのこと」の話。
売春や麻薬の常習犯である21歳の香川杏は、ホステスの母親と足の悪い祖母と3人で暮らしている。子どもの頃から酔った母親に殴られて育った彼女は、小学4年生から不登校となり、12歳の時に母親の紹介で初めて体を売った。人情味あふれる刑事・多々羅との出会いをきっかけに更生の道を歩み出した杏は、多々羅や彼の友人であるジャーナリスト・桐野の助けを借りながら、新たな仕事や住まいを探し始める。しかし突然のコロナ禍によって3人はすれ違い、それぞれが孤独と不安に直面していく。
(引用 : 映画.com)
自分勝手な人ばかりが登場します。
どいつもこいつも胸糞悪い。
どうして主人公がソイツらの割を食わなければいけないのか。
改心し努力をし、健気に生きようとするその様に感動させられる。
ソレもコレも主人公の香川杏を演じた河合優実の演技力の賜物か。
TVドラマ版「さまよう刃」から注目していた方。
どこか山口百恵を感じさせる目と雰囲気が良い。
そんな河合優実を、、、いや、杏を抱きしめてあげたくなる映画。(もちろんいやらしい意味ではなく)
しかもなんと、2020年に日本で実際に起きてしまった事件をもとにした映画。
実話100%ではないと思いますが、それを差し引いてもなんともやり切れない。
つ、つ、つらい、悲しい物語。(不謹慎(?)ながら映画は面白い)
そういった意味では、ワタシの人生は両親はもちろん、まわりの人にも恵まれていたなぁ〜としみじみ。
もちろんそれなりの年月生きてきたわけですから胸糞悪いなぁ〜と思った人にも多々遭遇してきましたが(苦笑)、この映画の主人公に比べればいなかったも同然です。
ホント。
M.J.KOZOU