○8月19日 物販情報を追加。
○8月15日 チケット残席情報を更新。
稽古の進捗レポートを更新。
○8月13日 キャンペーン・物販の項目を追加。
○8月12日 チケット残席情報と申込方法を追記。
公式あらすじを追記。
○8月10日 みどころを加筆修正しリンクを追加。
序文を加筆修正。
○8月6日 みどころを加筆修正。
○8月6日 稽古の進捗レポートと写真を公開。
参考作品リストを公開。
○7月31日 役の写真を公開。
ほか数点の写真やリンクを追加。加筆修正。
○7月21日 加筆修正しました。
○7月16日 記事を作成しました。
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ごあいさつ
2023年夏、念願だった
〈下北沢での演劇に初デビュー〉が叶います。
(8月17日[木] 14:00〜 / 18日[金] 19:00〜 / 19日[土] 14:00〜 / 20[日] 17:00〜 *約90分間)
私が演じるのは、
下北沢を徘徊する〈ホームレス写真家〉。
その写真展に飾られた2Dの写真から
人や、感情や、呪いや…
様々なイメージが3Dになって浮いて出てきちゃう。
”動く写真展" みたいな趣向の舞台です。
"いま" を生きる不器用な人たちの生態と心の闇を
リアルに・ちょっとブラックに描写した
〈コラージュ〉みたいな群像劇。
終盤は意外な展開に・・・
遊び心あふれるポップな演出で
演劇の楽しさも体感いただけます。
そんな作品全体の〈狂言回し〉を担う役どころ。
孤高のカリスマ性・
ファインダーをのぞく独特の視点・
パラレル世界を浮遊するような佇まい
を醸し出すべく、
新たな演技理論を取り入れた役作りにチャレンジ中です!
ご当地映画 "オジキタザワ" (2022/生井も出演) をはじめ、
既存の演劇からハミでた作品づくりで
波にノッてる若手劇団「エリィジャパン」
の新作。
生井が劇中で撮りまくる〈フォトスナップ集の販売〉や
観劇後に使える〈ビール1杯無料〉特典もあるとか!
詳しくは、以下本文をご覧くださいませ!
衣装とメイク合わせしたよん。
…… 📎開催概要 ……
🌻 題 名
『 46億回目の
パラレルパラレルサマータイム 』
(略称: #パラサマ)
🌻 日 時 (生井みづき出演回)
① 8月17日[木] 14時
② 8月18日[金] 19時
③ 8月19日[土] 14時
④ 8月20日[日] 17時
* 上演時間は90分前後を予定 (8/10現在)
* ②④は残り5席、③は残り10席以下です。(8/15現在)
🌻 会 場
下北沢 「 シアター711 」
世田谷区北沢1-45-15
🌻 チ ケ ッ ト
一般… 4,000円 ( 当日 +200円 )
学生… 3,500円
▼ 生井みづきに メッセージを送って申込
・Twitterから https://twitter.com/mizukichen
・Instagramから https://instagram.com/na.ma.iki
▼ 生井みづき扱い チケット申込WEBフォーム
https://www.quartet-online.net/ticket/para46smrtime?m=0xeddfj
< 席種 >
全席自由席です。
早期申込いただくと前方指定席も選択可能です。 (8/6終了)
< お支払方法 >
当日受付にて現金払いでお願いします。
< お申込方法 >
WEB上で”満席”や"受付終了"の場合でも 関係者枠にてチケットを確保できる場合あり! SNSのメッセージ欄からお問合せください。
…… 🏮 キャンペーン・物販 ……
街とコラボする劇団エリィジャパンならではの試みとして、下北沢駅高架下のNEWスポット「ミカン下北」との、コラボキャンペーン などを展開!
画像は ミカン下北 Webサイト (https://mikanshimokita.jp/) から転載
○ ビール無料!
チケットの半券を持参すると、お肉がおいしい店「下北ミートスポット」のビールが1杯無料に…!
[期間] 公演期間中
[場所] 世田谷区北沢2-10-20 ミカン下北 D街 D101
○ 駅前でCMが放映!
改札前の柱に設置されたデジタル看板 (サイネージ) に、公演の15秒CMがお目見え…! 生井の姿も探してみてね!
[期間] 8月14日〜
[場所] 下北沢駅 京王中央改札口 / 小田急東口 周辺
○ スペシャル物販!
生井演じる、ホームレス写真家が下北沢の街で撮ったストリートスナップをまとめた写真集などを、劇場にて販売します!
…… 💭あらすじ ……
とある写真家の個展、
そこには下北沢の夜の写真が飾られている。
それはいつもと少し違う下北沢。
パラレルシモキタザワ。
「次は下北沢、下北沢、等々力鉄道龍雲寺線、東京湾内メタボリズム線は乗り換えです。」
夏の空に UFO が飛んで、
北沢八幡宮の鳥居が赤く輝いているその世界でも、
あたしたちは変わらず、
自分勝手で、浮ついてて、寂しがり屋だ。
エリィジャパンが送る、下北沢の夏の夜の夢。
一体あたしは(僕は)どこへ行けばいいんですか?
…… 💭生井的 あらすじ解説 ……
〈2023年夏の東京・下北沢〉の街を舞台に、若手俳優11名が〈20人以上の人生模様をスケッチ〉する群像劇です。
海外事業に手こずるバリキャリOL、工事現場で働く元バンドマン、甲子園が諦められない女子高生、写真一筋に全てを棄てたホームレス、芸人に片思いするギャル、同棲が破綻したフリーター、宇宙人の噂に傾倒するオタク男、、、
シニカルな目線でリアリスティックに描き出されるのは、頑張ってるけど ”上手く生きれない” そこはかとない ”寂しさを抱えた”〈不器用な現代人たち〉の生態と心の内側。
しかしある暑い日に起こったファンタスティックな ”事件” が、彼らの日常をブッ飛ばし…。
音楽とともに観客を巻き込む〈LIVEパフォーマンス〉が見どころ。打ち上がっては消えゆく夏の花火みたいにホットにクールに胸に迫る、令和テイストの人間賛歌。
「じっとりと湿度が纏わりつく熱帯夜に起こる、不思議でチャーミングで、それでいて切実な話」 by 演出家
…… 👀スタッフ陣は ……
2022年の映画『オジキタザワ (占いババア役) 』や 舞台『夜踊るピアノ (実在のスター歌手 笠置シヅ子役) 』でお世話になった、石垣エリィちゃんプロデュース × 小林涼太さんの演技指導や演出。人の魅力や可能性を引き出すことに長けており、いつもナマイの新たな役作りを導いてくれる2人とのタッグに、今回もご期待ください!
[参考] 映画『オジキタザワ』告知記事
(2023.05 生井ブログ)
https://ameblo.jp/mizukichen/entry-12767934552.html
…… 🗿こんな劇団です ……
「エリィジャパン」は、ミュージカル系女優の石垣エリィちゃんが2019年に発足させた演劇団体。固定概念に囚われない異業種と次々に協業、演劇界に風穴を開けるムーヴメントを仕掛けています。
近年は再開発で注目される街「下北沢」を拠点に、ご当地映画制作、駅ビル内の人気レストランやユニクロ店舗で突然はじまる芝居の上演、サントリー飲料とのコラボetc 街を巻き込んだ、取り組みが話題に。
[参考] 総監督 石垣エリィ インタビュー記事 (2022.10)
ミュージカル映画「オジキタザワ」で夢を実現。希望を与えてくれた下北沢街への恩返し。 - 東京都実験区下北沢
https://jikkenku.tokyo/interview/2657/
…… 🎪 こんな劇場です ……
下北沢 「シアター711」は、狭い酒場の立ち並ぶ “鈴なり横丁” に所在。昔ながらのシモキタ感と 演者との一体感を味わえる、レトロで小ぢんまりした芝居小屋。元映画館のためフカフカ座席で鑑賞できます (一部パイプ椅子席もあり)。
(画像は 劇場による道案内ページ から引用)
…… 💭生井的 みどころ ……
○ 写真がモチーフの舞台
本作は、多様な人生のつまった群像劇。「野球」「音楽」「ギャル」「豆苗」etc 本作のモチーフは色々あるのだけれど
その中で、生井演じるホームレス写真家が撮る「写真」が、物語全体を繋ぐキーアイテムになっています。
私が劇中でシャッターを切ってゆく〈ストリートスナップ〉がさながら〈写真展〉のように次々に登場し、物語を動かしてゆきます。
撮影は、下北沢各所で敢行中。すてきな作品の数々は劇中でご覧いただけるほか、劇場にて〈プロマイドやフォトブック〉としても販売される (予定) とか!
○ 役作りの抱負
私の演じるのは、写真に全人生を懸けちゃっている〈超ストイックな芸術家〉で、作品全体の狂言回しかつ裏の主役みたいな人物。演出家から「生井さんならできると思う、信頼しています!」とある裏設定をオーダーされているんだけど、この境地に至るのがなかなか超ムズカシイ・・・!
カメラ関係のことでやっているのは、写真芸術の歴史を紐解いたり、カメラについて勉強したり、日頃からカメラを持ち歩いて街や稽古場を撮りまくったり、撮影コーチの大口葉さん (本作の撮影担当カメラマン) に指導を仰いだり。。。
この役のをモデルになっている実在のストリート写真家 鈴木達朗さんにもインタビューに行った!トンがった写真がどう生まれるのか? 脳の中身を聞いたり、私への金言もいただきました!涙
演技のうえで目標としたいのは、役のこれまでの人生が感じられる説得力のある身体をまず作ること。そしてその身体だからこそ出てくる、多層的で深い意味概念を含むような質量感のある言葉を発すること。
でもあくまで、日常的な会話の中にそれが勝手に滲むようでありたい。少ない言葉数のなかにも、生きてきた証や稔侍や哲学が空気中にプカプカと浮かんでくるような状態が作れたら 最高なのだが・・・
ちなみに今年3月から毎週、インディペンデント映画監督の高山康平さんの開く、超オモロイ勉強会 (お能の礎を築いた世阿弥の演技論を、現代哲学科学の観点から再解釈する) に参加して、身体のことや感覚のことをたくさん学んできた。
これ、今回のような、重い存在感や重層感の構築が必要な役にこそ活かせそうな方法論のように思う。だから、なんとか、ぜひとも。私自身もみんなにも驚きを与えられるような、新しい境地に行きたいなぁって思っている!
がんばれわたし!!!!!
○ 世界観
〈主宰と作演出家はともに35歳〉。その世代が世の中についてどう受け取っていて、作品としてどのような出力をするのか。
テーマとしては、都会に生きてる若い世代たちが皆それぞれ抱えていて誰にも言えないような〈こころの問題〉を、鋭く瑞々しく丁寧に捉え、「貴方らしく頑張れ、生物多様性ばんざい」ってそっと背中を押してくれるような〈令和版の人間賛歌〉的なお話だと思う。
私が好きなところは、冷たすぎず熱すぎないところ。大真面目かと思いきや馬鹿馬鹿しくて楽しいところ。ありえないけど何だかあり得そうなところ。そういったセンスやバランスやエネルギーの感覚が、今っぽい作風じゃないかなって思う。
若い人は自分に重ねるように / 大人の方は子世代の生態を観察するように、楽しんで貰えるといいな。
[参考] 本作の種がどうやって生まれたか
(2023.6 主宰のブログ)
劇団エリィジャパンさんの作品は、今回で3回目の参加になるのだけど、キャスト・スタッフの全員が、己のクリエイティブ性をのびのびと発揮している現場だなぁって思う。
キャストの全員ハマり役で、魅力的だなぁと思って稽古の過程を目撃している。全員からもれなく刺激を貰いまくっている。だから私も私の事を頑張ろうって、すごくポジティブな力を分けてもらっている。
それって何気にめちゃくちゃすごい事で。新時代の現場だと思う。たぶん主宰の人間性が凄いんだなぁ。
本番までに、私が・皆が、どこまで作り込めるか、とても楽しみ!
「キャスティングが舞台にとって1番大事だなって思っている私。何よりも意識してるのが〝共鳴感〟このチームで生きる事によって、チームとして、鳴れるかどうか。」by 主宰 石垣エリィちゃん
[参考] キャスト紹介
(2023.6 主宰のブログ)
(また思いついたら書くね)
…… 🎪 参考作品リスト ……
#パラサマ 観る前に摂取すると良いかもしれないものリスト。もちろん何もせずとも面白くなるよう作ります。by 作演出家
・真島昌利『夏のぬけがら』
マーシーがブルーハーツ絶頂期の'89年に発表した1stソロアルバム。全曲名曲の大名盤
・河野咲子『水溶性のダンス』
"からくり仕掛けの骨格に、パルプ鉱でできた肉をまとった人びとが暮らす街。" 美しい文章で硬質な世界を築き上げた幻想的な短編SF小説。第5回ゲンロンSF新人賞。
・津原泰水『五色の舟』
未来を予言する鬼の面をした怪物が、異形の見物小屋一座に見せた世界の真実とは――。オールタイム・ベストSF国内短篇部門1位に選ばれた傑作幻想譚
・後藤護『黒人音楽史-奇想の宇宙』
黒人音楽といえば、そのリズムやグルーヴが注目された反面、忘れ去られたのは知性・暗号・超絶技巧という真髄である。今こそ「静かなやり方で」(M・デイヴィス)、新しい歴史を紡ごう。第1回音楽本大賞。
・新川直司『さよなら私のクラマー』
累計400万部突破!女子サッカー部主将が主人公の青春漫画。男子サッカー部のなかで苦闘する中学生編と、女子サッカーの頂点を目指す高校生編で送る。
・伊波真人『ナイトフライト』
角川短歌賞を受賞した作者が、青春と恋心を鮮やかに詠んだ第一歌集。 / 日食は白いリングでしめされて果たせなかった約束がある / 終点は始点に変わり銀色の電車の窓は夜気をはじいて / 朝の陽に霞むあなたが夢で見たフェリー乗り場のようにゆらめく
あとこれもだな、byなまい
・鈴木達朗さんの写真集とかZINE
…… ✊ 意気込みとか 稽古の進捗とか ……
( 加筆していく予定 )
○ 写真家さんにインタビューしたよ (7/29)
私の演じるホームレス写真家のモデルとなっているストリート写真家・鈴木達朗さんにお会いしに、7月に銀座で開催されていた写真展「写路 SHARAKU VoidTokyo Exhibition」でのトークショーにお邪魔してきました!
鈴木さんが2017年に設立し、写真誌メディア ”Zine” を定期刊行する写真家集団「VoidTokyo」の集大成的な写真展。
鈴木さんやメンバーの方々が東京の街で様々な人にレンズを向けた珠玉の代表作を生で拝見し、直接お話も伺いました。
優しい方で気さくに何でも答えてくださり、とても感動…。役作りについて ”とにかくカメラを持って街に出て、色々な人に声をかけて撮ってみたらどうか?” と直々にアドバイスいただき、本番まで写真を撮りまくってみようと決意したのでした!!!
写路 SHARAKU VoidTokyo Exhibition
7/18-30 @銀座ヒコヒコギャラリー
https://hikohikogallery.com/2023/06/14/sharaku_voidtokyo_exhibition/
インドネシアのバリ島に伝わる呪術的合唱舞踊劇「ケチャ」を生で観られる祝祭イベントに行ってきました。
会場は、新宿三井ビルディング前の野外広場。パフォーマンス集団「芸能山城組」が、公募による多数の新メンバーを毎年加えながら1976年から同地で開催してきた、真夏の風物詩。
科学技術や情報化が発展し人間本来の大切なものが失われつつある地球規模の文明危機にある現代社会に、芸能を通じてメッセージを与えるべく、この日本の都会のど真ん中で、開催を続けているそう。
今回はコロナ禍での中断から4年ぶりの復活公演。私は初めてでしたが、すごい熱気と人波でした!
ケチャの男衆の声がつくる超高速の16ビートは、ハードロックを超える最強のリズムなのだとか。驚くのは大集団にも関わらず、それを指揮者なしに実現していること。
”オフライン同期” と呼ばれる人間の皮膚感覚のみによって、演者の以心伝心・阿吽の呼吸でリズムを紡いでいるそう。1ユニットを4人として継ぎ目のない網目のようになっていて、何人に増えようと時差なく狂いなく一糸乱れないのだそうです。すごすぎー。
伝統音楽 “ガムラン” の声バージョンとして1933年に誕生し(意外と新しい!)バリ島の農耕社会に根付いてきたこの伝統芸能ケチャは、演者と観客双方の脳の報酬系に快感を与え、人と人の絆を結び直し、社会の対立をなくして調和的な地域共同体をつくるのに役立っているそうです。
組頭の山城祥二さんは、アニメ映画 ”AKIRA” の劇伴音楽で世界に衝撃を与えた音楽アーティスト。21世紀以降は脳科学/音響工学者・大橋力として「ハイパーソニック・エフェクト」を実証、ハイレゾ音楽規格成立の礎を築かれました。
今回の公演にも、最先端のハイパーソニック音響システムを活用。脳機能を活性化させ祭の陶酔を高める、人間の可聴域を超えた高周波にあふれた音空間を実現されていたとのこと。(私は上方から離れての見学だったのであまり体感できず… 残念)
舞台の劇中にどのように活用されるかは、お楽しみに…!
・組頭 山城祥二 (大橋力) さん プロフィール
https://www.yamashirogumi.jp/aboutus/kumigashira/
・第45回記念 芸能山城組ケチャまつり
8/2-6 @新宿三井ビルディング55HIROBA
https://www.yamashirogumi.jp/cakfestival/
雨のち晴のち雨のち晴のち…
記憶に残る新盆だった
とにかく写真の撮り甲斐だけはあった
雨が揺らす人間の心情がドラマティックすぎて
ずうっとシャッター切ってた。
……
舞台 『46億回目のパラレルパラレルサマータイム』が、いよいよ今週 (8/17〜20) 、開幕します。
わたしの役は、狂言回し的に作品全体の糸を引く〈ホームレス写真家〉。
2Dの写真から
人や、感情や、呪いや…
様々なイメージが3Dになって浮いて出てきちゃう。
“動く写真展” みたいな趣向の舞台です。
本番で使うのは、
Canodateという
タイムマシンみたいなダイヤルのついた
フィルムカメラ。
稽古が始まって この約1ヶ月、
アナログ風カメラアプリ(ファインダーが付いてる)で日常的に写真を撮りまくり、
白黒に編集する(擬似的な現像) という役作り中。
憧れの鈴木達郎さんみたいなストリートスナップは
まだまだ全然撮れないけれど
稽古場で、行き帰りに、休みの日も、
シャッターチャンスを狙っている
景色の見え方の変わった (今まであんまりみえていなかった光を見ていたりとか)
自分は
ほんとうに写真家なんじゃないか
と思えてきた。
写真を撮る
= Photo Shoot
狩りのようでもあるなと思った。
獲物を仕留めるために
素早く走り
妙なステップを踏んでしまい
きょうは右の外反母趾がひどく痛む…。、。
私の上に注いでいたゲリラ豪雨。”いま六本木で降っている”ってラジオのお天気ニュースを聞いて… 雲ってそんなにもビュンと移動できるのか!と驚いた。たしかに 空には道がない! 法律も! 私が演じるヤツは、そういう世界で(自由という意識もなく自由に)生きてる人なのでは。と無性にしっくり来た。
8/17-20上演の舞台『46億回目のパラレルパラレルサマータイム』本番間近。 物語の糸を引く、まさに狂言回しって感じのトリッキーな役。難しく感じてきたが、その最中心部にあり 一連の行動を突き動かす核 (=価値観? 魂さん? 無意識?) には、やっとやっと手が届いてきた… 気がしてる。
で、次は、種子の周りをくるむ果実 (=身体? 実存? )を、もう少し自分のものにしたいモード。 もっと熟れていて具体的な味や匂いがする筈なんだ、きっと。私はそれをもっと味わいたい。
身体って何からできてると思う? 血?骨? 肉? わたしは最近、記憶なんじゃないかと思ってる。 じゃあ記憶とは何か? イメージの事なんじゃないか。現世の 前世の とりついた霊たちが 残している記憶の残像。 その”イメージ”をたくさん収集したい! というモードにさいきん成っている。
役づくりの方法。年表を書くなど頭で分析して作り込む方法を基本として教わるが… 虫取りみたいにイメージを収集しに出かけてみて、自分に凄くインスピレーションを与える何かが見つかった場合、それが何故なのか理由を深掘りしていく という方法が、私に凄く合ってるのではないか? と最近大発見した。
そしてその道具として素晴らしいのが「カメラ」なのではないか。 “何を撮りたいか初めは分からないけど枚数を重ねるうちに見えてくる” “自分の事が否応なしに映るのが写真” と VoidTokyo の写真展で伺って カメラを友達にして数週間が経った。こういう事なのかも、とちょっと分かってきた。