オスロ旅行を終えて。(長男編) | だんご3兄妹弟と私 ニュージーランド親子留学編

だんご3兄妹弟と私 ニュージーランド親子留学編

だいぶ大きくなった子供たち3人と、カナダでの4年間の親子留学と、2021年から3年間のオランダ生活、そして現在のニュージーランドでの日々を綴っています。

8月から2ヶ月以上会えていなかった長男。

 

長男が生まれてから、こんなに長く会わなかったのは初めてです。

 

コロナ渦中で、各国の規制がコロコロ変わる時期で、

 

大学の授業もまだオンライン。

 

できる限りの準備はして送り出したかったのですが、なかなか準備万端とはいかず、

 

海外留学へ送りだす親として、やってやりたかった準備の中途半端さに、

 

悔しさと心配でいっぱいでした。

 

実際に長男は、ノルウェーに入ってからも、

 

政府指定ホテル滞在3日の予定が、理由もよくわからないまま6日になったり、

 

ノルウェー語しか通じない場面があったりと、

 

いろいろと1人で苦労する場面があったようです。

 

今回、「そっちにみんなで行くから。」と伝えた時

 

「あ、そうなん。来んのキョロキョロ。ほなそんとき髪切ってな」

 

と、もっと喜んでくれるかとの期待も空しく、あっさりした返事の長男。

 

実際寮の部屋をおとづれて、

 

「いやー、ようこんな殺風景な部屋で、1人で2ヶ月も、耐えたなーびっくり

 

と、感心するほど、何もない部屋でしたが、

 

「俺、気づいてんけどな。『1人耐性(孤独耐性)』けっこう、強いみたいやわ」

 

と。

 

海外での一人暮らしで、予想しなかったような経験をして、

 

いろんなことを考え出している様子をみて、

 

寂しさとうれしさが混じった感情がうまれました。

 

私は、子供たちが一緒にいてくれるから、海外でも暮らせているけれど、

 

1人っきりで、それも言語があんまり通じない国に1人でほっとかれたとしたら、

 

ぜったい1ヶ月は持たないなーえーん

 

 

長男は、カナダでも、

 

「おれは、好きでもないやつとつるむくらいなら、1人の方がまし。」

 

と言って、友達とつきあっていましたが、

 

それを海外でも2ヶ月以上、わりと楽しそうに実践しているたくましさに驚かされましたびっくり

 

 

滞在中、寮の共同洗濯場に一緒に洗濯に行ったのですが、

 

「この量なら、2回に分けなあかんな、あ、ちゃんと奥までおしこまな、扉に服がはさまるで。」

 

とか言いながら、

 

たくさんある洗濯機の中から予約をとって、クーポンで支払う手つきも慣れた様子。

 

食事はと言うと、寮の一階がスーパーのテナントが入っているので、

 

そこで、すでに切ってある野菜ミックスパックをいくつか買っておいて、

 

ラーメンを作った最後に一緒にいれて「野菜ラーメン」として食べるのが日課らしいです。

 

朝は、オートミール。おかしが欲しい時には、「ドーナツ」。

 

「俺別に、毎日おんなじものでも、気にならへんし」だそうです。

 

そうじは、クイックルワイパーでたまに掃くくらい、と言っていましたが、

 

お皿やコップは、きれいに洗われてしまわれていました。あ

 

部屋に備え付きのクローゼットの中をのぞいたところ、

 

Tシャツや下着や靴下が、夏にたたみかたを教えた通りに、整然と並んでいましたびっくり

 

「こりゃ、長女ちゃん、あんた負けてるでニヤリ。」

 

と嫌味を言うと、

 

「私。たたむの大嫌いやから、ぜんぶハンガーにかけてるし!

 

それに、一人暮らしなんて面倒なこと、さらさらする気ないから」

 

と反論してました爆  笑

 

 

子供達も、大きくなってくると、それぞれに個性が出てきて、

 

親ヘの依存度も感心度もどんどん薄くなってきます。

 

自分たちもそうだったように、

 

それが「独立」だとわかっているので、

 

言いたいことは山ほどあるけれど、

 

うっせーわ」と言われない程度にとどめなきゃなと、なんとか自分を制しています。

 

 

 

 

次男もあと6年でこうなるのよね。

 

さみしいなーーー笑い泣き

 

 

本日も読んでいただきありがとうございました!