ノルウェーの誇り、「北極探検博物館」 | だんご3兄妹弟と私 ニュージーランド親子留学編

だんご3兄妹弟と私 ニュージーランド親子留学編

だいぶ大きくなった子供たち3人と、カナダでの4年間の親子留学と、2021年から3年間のオランダ生活、そして現在のニュージーランドでの日々を綴っています。

滞在5日目。

 

あれあれ、なんてラッキー続き笑い泣き

 

今日も午後から雨が上がるとのこと。

 

それに今も雨って言っても、そんなに降ってない!

 

旅行って、

 

季節とお天気にめっちゃくちゃ印象を左右されてしまいますよね。

 

正直今回、

 

10月末のオスロの天気には、全くもって期待していなかったのですが、

 

私たちの滞在中(夜は降ったみたいですが)、一度も傘を使うことなく、

 

雨に邪魔されなかったことは、本当にラッキーでした。

 

今日は雨だとばっかり思っていたので、屋内観光できるところ、という事前リサーチで、

 

バスで30分の、海沿いの「フラン北極探検博物館」へ行ってみることにしました。

 

ノルウェー人と北極探検のことなんて、

 

それまでこれっぽっちも知識がなかったのですが、

 

ホームページのきれいさと、クチコミの評判が高かったので、

 

数ある博物館の中からここをセレクトすることに。

 

到着して切符を買うと、

 

受付のお兄さんが、

 

「まずあそこのショートムービーを最初にみるのがおすすめですよ。もうすぐ始まりますニコニコ

 

と教えてくれました。

 

早速入ってみると、博物館とかの中によくあるミニシアターがあって、人数もまばら。

 

「こういうのって、すぐ眠なるんよなーー」と長男えー

 

「うんうん、英語で聞くと内容わからんしなーー、同意同意。」と私ニヤリ

 

 

と、思って席についてみると、

 

各席には翻訳イヤホンが付いていて、なんとたった10カ国くらいのセレクト言語の中に、

 

日本語があるではないですか爆  笑

 

オランダ語はないのに、日本語、中国語、韓国語までありました。

 

こりゃーーうれしいぜーーチュー

 

と、みんな一気にテンションがあがりました。

 

当たり前ですが、全部内容が理解できて、

 

たった13分ほどのショートムービーに引き込まれ、

 

終わった時には、これまでの探検挑戦の歴史がだいたいわかった状態で、

 

興味津々になって、

 

よっしゃーー博物館を見てまわるぞー!

 

ってテンションになっていました。

 

 

 

展示は、時代の違う2つの船が違う建物でそれぞれドーンと置かれていて、

 

どちらも船内を、歩いて見て回れるようになっていました。

 

 

北極探検で活躍したノルウェーのヒーローたちは、

 

それぞれに、プロフェッショナルを発揮していて、

 

キャプテン、航海士、エンジニア、科学者、天体学者、医者、コック、犬の調教士、鍛治屋、

 

その男気あふれる探検家たちの活躍に、みんなで

 

「うわ、ナンセン、ばりかっこよーーチュー」とか、

 

「こんな時代に、このデカさ、ありえへんやろびっくり」とか、

 

探検家の世界にどっぷりハマって楽しみました。

 

 

海外の博物館に行くと、(当たり前ですが)たいてい英語の説明ばかりで、

 

ほとんど理解できずに、展示を読まずにスルーしてみて回るのですが、

 

ここは、引きつけ方が本当に上手で、

 

間にクイズがあったり、ちょっとしたゲームがあったり、アトラクションがあったりで、

 

最後までたっぷり楽しませてもらえました。

 

 

 

ノルウェーでは、

 

オランダよりもさらにアジア人を見かけることが少なかったので、

 

日本語の翻訳が展示コーナーにまであって、

 

「こんなニーズあるんやろかキョロキョロ」と、正直なところ首を傾げてしまうのですが、

 

何にせよ、私たちにとってはとってもラッキーでした。

 

 

 

子供たちにも、

 

命を賭けた、男たちの熱い挑戦が、何かしら響いたような感じです。

 

すばらしい迫力と、日本人サービス満点の博物館でした。

 

 

 

本日も読んでいただき、ありがとうございました!