【再掲】乳がんに新薬ラッシュ AnswersNewsさんの記事より(2018/12/1) | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

ご訪問ありがとうございます。

再掲の主旨は、

       ⬆上記のパージェタのドラッグラグが
           改善されつつある、
          トリネガ・アテゾリズマブの動向です


(特に手術不能な)局所進行乳癌
(ステージ3C、3B)の、
命の賭かった治療で

欧米との5年のドラッグラグ
 (欧米では手術不能な局所進行乳癌
  ステージ3C、3Bの術前化学療法でも
  承認されていたパージェタが、
  日本では未承認で使えなかった)
に悔しい思いをした
一乳癌罹患者である私の心情、

しかし、
そういう悔しい思いをした者から見れば、
ここ2~3年で、医療、薬事承認が、
急速に喜ばしい進歩をしている、
ドラッグラグも劇的に短縮されてきている
と感じています。

何て言うのかな、燻っていた思いが昇華し
医療不信に陥らずに済んだということを
お伝えしつつ、

アテゾリズマブ(テセントリク)の、
手術不能局所進行乳癌も含めた承認を
期待をもって待っています。



の補足として、

・治験参加者の
  トリネガ・ステージ3CのAKANEさんが
  情報提供して下さった過去記事や近況
  (補足1~3)

・AKANEさんも参加した、すなわち、
   手術不能な局所進行乳癌も含んだ
   臨床試験IMpassion130の結果に基づき

   昨年2018/12/21に、
  アテゾリズマブ(テセントリク)の
   乳癌への適応拡大が薬事承認『申請』
   された時の記事
   (補足4)

ブログ上のご縁で知った、
    広大・乳腺外科ブログで、
    発売が予想される新薬として
    紹介されていた記事をリブログさせて
    いただいた記事を
    (補足5、6)

・2019/1/11~
   アテゾリズマブ(テセントリク)の
    HER2陽性ステージ2b~3への
    適応拡大臨床試験開始
    (補足7)
   
・薬価と保険適応について
    (補足8、9~10)

12/21キイトルーダのMSI-High固形癌
   (含:乳癌)ステージ4、ラストライン
    の薬事承認 (補足11)

・12/21 【UPDATE】
    免疫チェックポイント阻害薬、
    最新の国内開発状況AnswersNews
    (補足12)

を再掲してきました。

補足9~10、12で
記事を紹介させていただいた
Answers Newsさんが、

免疫チェックポイント阻害剤だけでなく、
乳癌の新薬について、まとめて発信
して下さっていた記事も
ご紹介させていただきました。

再掲します。(補足13)

ー◆ー◆ー◆ー

(元投稿:2018/12/1 、12/18 追記、12/31再掲)

ご訪問ありがとうございます。

直前に、

    ⬆リンクを貼っておきました。

の記事を再掲発信しました。

医療、医薬は進歩しています。
とても喜ばしく感じています。

乳癌の新薬の情報を再掲します。

なお、ここに登場する新薬が効いている

    ⬆リンクを、貼っておきました。

の記事も、上記の記事の前に
リブログ紹介させていただいて
いますので、併せてご覧下さい。

ー◆ー◆ー◆ー

[元投稿:12/1 15:15]

ご訪問ありがとうございます。

乳がんの新薬
(最近承認された新薬、開発中の新薬)
について、
Answers Newsさんが解説記事を出して
下さっているので、
ご紹介させていただきます。

   上矢印リンクを貼らせていただきました。
   (包括的にリンク、引用の許可をいただいています)


 ※過去に「将来の医療」だった医療・薬剤が
  晴れて実用化されるものもあり、
  目先、直近の、新薬の動向は、
  重要だし、期待に元気が出るよね。
  皆様も元気がでるかな、
  という気持ちでのご紹介です。

  このAnswersNewsさんの記事は、
  乳癌の特定のサブタイプだけでなく、
  全てのサブタイプの新薬が開発されている
  ということが分かる一覧性のある記事で、
   ~また、薬の仕組みや「事実」「現実」が 端的に
       分かる、信頼性の高い記事だと私は思います~
  医学、医療の進歩を喜ばしく感じて、
  同じ乳癌であれば、元気が出るかな、
  との思いで発信しています。


AnswersNews(株式会社クイック)
『PARP阻害薬にCDK4/6阻害薬…乳がんに新薬ラッシュ
   免疫チェックポイント阻害薬も申請間近』より引用


AnswersNews(株式会社クイック)
『PARP阻害薬にCDK4/6阻害薬…乳がんに新薬ラッシュ
   免疫チェックポイント阻害薬も申請間近』より引用


====

※以下は、上記記事の図表を引用されていただき
  文章は私の文章(メモ)です。


リムパーザ(オラパリブ)【承認済】

・11/15  (アストラゼネカ)
   日本で1300人以上の乳癌患者に
   患者にBRCA遺伝子変異の検査実施済

PARP阻害剤。すなわち、
   PARPの働きを阻害することで、
   酸細胞内でのDNA修復を阻害し、
   がん細胞を死滅させるという作用機序

・対象:HER2陰性、BRCA遺伝子変異あり

※詳しくは、私もブログの過去記事
         上矢印リンクを貼っておきました
  も合わせてご参照いただければ。


ベージニオ(アベマシクリブ)【承認済】

11月に薬価収載済。近々発売予定。

CDK4/6阻害剤
    ※承認済で既に私のブロ友さんたちも
       お使いのイブランスの仲間。

・対象:ホルモン陽性/HER2陰性

AnswersNews(株式会社クイック)
『PARP阻害薬にCDK4/6阻害薬…乳がんに新薬ラッシュ
   免疫チェックポイント阻害薬も申請間近』より引用


乳がん承認済み新薬まとめ

AnswersNews(株式会社クイック)
『PARP阻害薬にCDK4/6阻害薬…乳がんに新薬ラッシュ
   免疫チェックポイント阻害薬も申請間近』より引用


・私が乳癌罹患後の、ここ4~5年は、
    HER2陰性の新薬ラッシュってことかな、
    残念ながら…。


HER2という目印に対して

・HER2陽性には、
    5年前の2013年パージェタ、   
    2014年のカドサイラ以降、
    新薬は出ていません…。

  ※過去記事で書いたように、直近の
    パージェタの術前・術後への適応拡大は
    ドラッグラグの悔しさに泣いた私の
    個人的感情として、すっごく喜ばしい
    ことではあったけれど…
  
     (タイケルブ(ラパチニブ) 
      ~基本は殺細胞性抗がん剤ゼローダと併用される~
      もあるけれど、ちょっと作用機序、働き方が
      違うので、本記事での記載は省略。
      脳に届く大きさだから脳転移には有効と言われて
      いるけれど…脳転移だけある人は少ないから、
      脳はガンマナイフなど放射線、他の転移には
      H+P+殺細胞性抗がん剤を使っている人が
      多そうですよね)

HER2陽性という特性
      (癌細胞にHER2っていう、増殖のために
       餌を採る手がいっぱいついている、
      その手が「HER2」のイメージ)
    に対しては、
       (「HER2」っていう餌を採る手を
        縛っちゃいましょ っていう役目の薬、
        すなわち抗HER2薬は)
    ハーセプチンとパージェタ
    とりあえずいいよね、
    それ以上の進化はしようがないね
    って感じでしょうか。
       ※ハーセプチンとパージェタは
         手の縛る場所が違うイメージで
         一緒に使うと効果が上がるイメージ。

・カドサイラみたいな、
    ADC(抗体薬物複合体)
       (HER2抗体、すなわちハーセプチンに
        殺細胞毒性の低分子化合物を
        くっつけたもの)
    の、殺細胞毒性の低分子化合物
    の開発が進んでいる、進んでいくのかな
    って感じでしょうか。


HER2以外の目印に対して

HER2以外の遺伝子異常や目印を探して、
    それに効く薬を開発していきましょう
    という大きな進化がある、
    と言えば分かりやすいかな。

・BRCA遺伝子変異(遺伝性乳癌)
    に対して効くだろうと
    「PARP」に目をつけて、
    それを縛っちゃいましょ
    と開発されたのが
    リムパーザ(オラパリブ)

・「CDK4/6」に目をつけて
   それを縛っちゃいましょ
   と開発されたのが
   ベージニオ(アベマシクリブ)  


開発中(臨床試験中)の新薬

AnswersNews(株式会社クイック)
『PARP阻害薬にCDK4/6阻害薬…乳がんに新薬ラッシュ
   免疫チェックポイント阻害薬も申請間近』より引用

テセントリク、キイトルーダ
     (免疫チェックポイント阻害剤)

・対象:トリネガ

テセントリクは2018年度承認申請予定

※本庶先生のノーベル賞受賞に沸いた
  オプジーボの仲間、
  免疫チェックポイント阻害剤。
 本庶先生のノーベル賞受賞直後にも
 だいぶ記事発信してきたので、
 詳しくは
 「★免疫チェックポイント阻害剤知識 動向」
 テーマ内の記事をご参照下さい。

例えば、
       上矢印リンクを貼っておきました
とか、
        上矢印リンクを貼っておきました
など。

AnswersNews(株式会社クイック)
『【UPDATE】5陣営がしのぎを削る免疫チェックポイント阻害薬、最新の国内開発状況まとめ』より引用

私、個人的には、中外(ロシュ)さんが
ハーセプチン(+パージェタ)と
テセントリク(アテゾリズマブ)の
併用の臨床試験をして、HER2陽性にも
1stラインで適応を拡大してくれないかな、
と期待しています。
(1stラインが無理なら2ndラインでも。
  自己免疫が抗がん剤の副作用で落ちる前に
  使いたい気がするんですよね、
  素人の直感ですけど…)


DS-8201(第一三共)
   (抗HER2ADC 抗体薬物複合体)

・対象:HER2陽性

2021年申請予定。前倒されるかも?

カドサイラ(ロシュ/中外)の仲間。
    ただし使っている抗HER2薬は
    ハーセプチンのバイオシミラー
    (ジェネリックみたいなもの)。

※詳しくは、私の過去記事
       上矢印リンクを貼っておきました
       上矢印リンクを貼っておきました
も合わせてご参照下さい。

2018/9/21 MSD・キイトルーダとも
業務提携し臨床試験の準備をしています。



▼アルペリシブ

ホルモン陽性/HER2陰性

PIK3K阻害薬
    PIK3Kはがん細胞の増殖シグナル経路。


AKT阻害薬
      ⬆これ、個人的に注目!な気がする

・対象:トリネガ

イパタセルチブ(中外)は2020年申請目標


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