先の記事
で、第一三共の抗体薬物複合体DS-8201
のグローバル第3相試験が開始されたことを
ご紹介しましたが
9/21のニュースリリースでは、
さらに、その先の組み合わせ
がニュースリリースされています。
以前、
抗HER2薬と免役チェックポイント阻害剤を
組み合わせて使いたいな、
ロシュ/中外さん、トリネガのアテゾリズマブ
(テセントリク)に成功したら、
次はハーセプチン+パージェタ+
アテゾリズマブ(テセントリク)を
試して欲しいな、
と書いたかと思いますが、
素人患者が考えることは、研究者や
製薬会社も当然、考えますよね、
先に後発の第一三共さんが、
キイトルーダの米メルクさんと
組みましたね。
欧米で、以下の患者群で第1相臨床試験を
実施するとのこと。
①カドサイラ前治療歴ありの
HER2陽性進行性乳癌
②標準治療を受けた
HER2低発現の進行性乳癌
③免疫チェックポイント阻害剤の
治療歴のない、
HER2発現の進行性非小細胞肺がん
④免疫チェックポイント阻害剤の
治療歴のない、
HER2変異のある進行性非小細胞肺がん
動向を期待を持ってウォッチしたいと
思います。
よい結果が出て、先に進むといいですね。
人道的に、標準治療後になってしまうのは
致し方ないとは思いますが、
免疫チェックポイント阻害剤を使うなら
1stラインから使いたいところですよね…。
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